アクアリウム・エッセイ

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これはペンギンビレッジ大泉店で買った「イバラモ」 ナヤス・マリーナという名前が付いている。名前が示すとおり、淡水だけでなく汽水域でも見られるらしい。これが本当にナヤスの仲間なのか?と思いたくなるようなごっつい草体。どちらかというと海藻みたい。コリコリしていて、硬い。
同じ国産ナヤスのトリゲモの仲間ともちょっと違う感じ。強い光量が必要とあるが、いまのところ順調。購入して5日ほどだが成長もしている。
同じ日にミズオオバコも購入。すごく小さくてウオーターローズやロベリア・カージナリスみたい。これがあの大株に育つのだろうか?うまく根付いてくれずに、幾枚かの葉が透けてきてしまった。慎重にいかなくては。

この日、ペンギンビレッジ大泉店でいくつかレイアウト水槽を見ていたのだが(ここは20本ぐらいのレイアウト水槽がある)、レジ近くのADAコーナーにあった水槽が気に入った。モスが活着した流木が水面から上に突きだしている。照明はADAのメタルハライドランプ。光量が強いせいなのか、このモスが見事な密度で繁っていた。おそらく南米モスでなく普通のウイローモスなのだが、よく見る渓流の苔生した岩状態。もう、胸が熱くなるぐらいいい!これを作りたい!それにはやはり、照明を吊り下げ式にしなくては。
って言うことで、また照明を見に行ったのだが、20W×4の120cm水槽用が13000円ぐらい。28W×2の軽量タイプは20000円ぐらい。それなら光量が確保できて安い方が良かろう。しかし、こっちは吊り下げ用でないので、少し手を加える必要がある。スタンドは店員さんに聞いたら20000円ぐらいすると言われた。確かに、ADAのやつも定価は固定金具込みで2万円を大きく超える。
自作しようと考え、ホームセンターへ。そしたらちょうど良い太さのステンパイプが一本千円ほど。アームを前方に突き出すためのL字ジョイントも500円ほどで売っている。あと吊り下げ用のワイヤーも(チェーンでも良いのだが、見栄えは圧倒的にワイヤーが綺麗)、売っていた。
3000円〜4000円で作れそう。予定では逆L字のパイプ二本を水槽の両端に立て、ワイヤーで照明の両脇を吊る形にしたい。
 

こちらは、石に活着しているモスSP。明るい緑色の部分が新たに成長したところ。これもドーム状に膨らんでくれば、すごい美しくなるはず。夢は綺麗に膨らんだウイローモス、モスSP、ホソバミズゼニゴケ、ホソホウオウゴケが並ぶコケレイアウト。
しかし、ご覧のようにホソバミズゼニゴケは光量不足なのかひょろひょろの草体。
気付いたのだが、確かにライトは20W×8使っているが、ササバモが水面を覆ってしまっていて、それが光を遮っているのかも。大幅にカットしてみようか?

あと、初めて硬度を調べた。あまりにも水草の調子が悪いので、何年も同じ底床が災いしているのかと思ったのだ。結果として総硬度8°dHで問題なし。いわゆる軟水というのはもっと低いらしいが、まあまあの数値だと思う。(こういうのは本当にやったことなくて良くは分からないのだが...)
やはり、ササバモカットが決め手か?


今回買ったADAマグネットクリーナー。900円ぐらいだったか。さすがアマノだけあって、強力。よそのメーカーならもう少し値段を抑えて、その分磁力も弱めなんだろうが、ここはそういう妥協はしないらしい。ガラス用ということを強調してあったが、アクリルでも傷がついた様子はない。水槽内側に触れる部分は起毛状になっている。マジックテープの引っかける方の面に似たような手触り。これが意外なほどよくコケがとれる。アクリル板でこそげ落とすようにはいかないが、何回か往復させるとかなりしつこいコケでも落とせる。いちいち取り付けるために水に手を入れるのでは意味がないので、水槽の端の目立たないところに取り付けっぱなしにしておいて、コケが目に付いたらすぐに拭うようにしている。
こんなものを買ったのも、コケがひどいため。120cm水槽を立ち上げて数年経つが、こんなにコケが出たのは初めてでは。っていうか、いままでコケなんかに悩まされたことが殆ど無かったのだ。
大量に繁茂する水草と少ない魚(平均10匹ぐらい)、そしてフィルターが常に2〜3個働かせているので、コケとは縁がなかったのだ。
ならば何故今回?今までと違うのは、アクアソイルを使っていることと、ブライティKをかなり多めに使っていること。そのどちらかが原因なのか?あるいはまだヒーターを入れてないので、水温が下がりすぎ、バクテリアの状態が不活性状態なのか。
また、水草の調子も悪く、はやくもレイアウト壊して、作り直そうかとすら考え始めている。先週も書いたが、あれからさらにブリクサ、ヘアーグラスも全滅状態。光量は足りているはずなのだが。(20w×8)
そのわりにはホソバミズゼニゴケの草体も貧弱。画像後ろに見えるモスも密度が低い。もう少し光量が少ないと逆にモスは上に向かって成長して、きれいなドーム状に膨らむのだが、そうもならず、ただ折り重なっていくだけ。難しい....
今考えているのは、とりあえずホソバミズゼニゴケを水面近くにおいて蛍光灯近くで太い草体に育てようかと。ステンレスの金網かなんかにリシアネットに入ったホソバミズゼニゴケを並べて、それを針金で水面近くに固定すればいいと思うのだが。レイアウトを作るのは二の次にして、とにかく個々の水草をいい状態にもっていかなくては。モスも、成長している先端部分を刈り取って、それでまた新たに流木に巻き付け直すかもしれない。
あと、水槽の手入れするのにいちいち蛍光灯をどけるのが面倒で、やはりスタンドから吊す形にしようかと考えている。メタハルライドは嫌いだと書いたが、今日アクアショップに行って蛍光灯で吊り下げられるものも売っているのを見つけた。120cm用で20W×4灯のものが10000円ちょっと。とくに吊り下げように作られてなくても、加工すればいいんだし。スタンドも売っているらしいが、高そうなので自作する。
ほんとうはアマノさんで発売予定といつか言っていたので待っていたのだが、全然その兆しがないので、見切り発進。それに、きっと発売されたら価格が高いだろうし。


見事に成長したヒルムシロ。すべての葉が水面に達し、水流に流されるようにたなびいている。しかし、水槽正面からはほとんどその姿を見ることは出来ない。照明をどけて、上からじゃないと見えないのだ。やはり、ヒルムシロはビオトープかオープンアクア向きなのだろう。しかし、いくつかのショップでオープンアクア用のメタハルライドランプの光を見たが、どぎつい感じであまり好きになれない。それから光量を調整できないのも困る。あるいは、調整できるものもあるのかもしれないが、ぼくは鑑賞する時はかなり光量を落として、陰影を楽しむのが好きなので。
ここにきて水槽の調子が落ちてきている。光量も高いし、フィルターの水量も落ちてないのに、どうも水草が育たない。いつまで経ってもモスは新芽を出さないし、ホソバミズゼニゴケの草体はかなり貧弱。それにラガロシフォンマダガスカリエンシスは茎が溶けて、浮かび上がってしまった。何かがいけないのだろうけど、わからない。まだ、ヒーターを入れていないのだが、水温が低すぎるのか?ルトウィジアの成長も止まっている。先週アップした90cm水槽のほうのルトウィジアはあっという間に水面に達し、すでに水上葉が3cmほど立ち上がっている。この違いは何なのだろう。


これは実家の90cm水槽。2年間ぐらいずっとアクアテラにしていたのだが、ほとんどの水草が死に絶え、寒々しい水景になっていたので、思い切って再びアクアリウムに戻す。
ティアラ大宮で約5000円分購入して、全面改造。この水景を見て、意外に思う方も多いと思うが、はっきり言って、このレイアウトはぼくの趣味からは完全にずれている。
しかし、光量が少なく(15w×3)、メンテンナンスに疎い父親が管理するということを考え、また素人?でも水草の美しさがわかりやすいという点から、このようなありがちなレイアウトになった。
購入したのは、ルトウィジア30本、ハイグロフィラ・ロザエネルヴィス30本、ロタラロトンジフォリア30本、アヌビアスナナ3ポット、あとブライトサンドと水草を沈めるスポンジ付き鉛を買った。
いずれも育てやすく、さほど光やco2にもうるさくない水草。しかも、セット直後からそれなりに鑑賞にたえる。実際、ご覧の通り、セット直後にもかかわらず、なんとなく様になっている。
一応、co2は添加する。画像にも見えるco2ストーンを使って。光量の少ないのがどうしても気になるが(蛍光灯をジャッキアップしているので数字以上に光は弱い)、どうにかなるだろうと気楽に考えている。植え方は、120cm水槽と同様に、陶製の鉢をぐりぐりと底床に押し込み、そこにアクアソイルを入れ、水草は15本ずつの束にして鉛でまとめて植え込む。これが一番手間が掛からず簡単だし、それでいてその後の成長も早い。
ブライトサンドは一番小さい袋のやつで(何kgだか忘れた)、ちょっと量は少なかったが、大磯砂の上から薄くまくようにして、どうにか誤魔化す。あまり雑に掃除すると、下の大磯砂が顔を出しそうだが。
陶製の鉢を隠すためにぐるりと石と流木で囲み、その縁取りにアヌビアスナナを置く。これも手抜きでポットのままぐりぐりと底床に押し込んだ。
魚は前々から欲しかったレッドテトラ(ファイアーテトラ)。この赤はこういった派手な花壇的なレイアウトには合いそう。とりあえず6匹購入。すごく小さな魚なので、画像では確認できない。
おそらく1ヶ月もすると全ての水草がオーバーハング状態になって、印象も変わってくると思う。その頃になったら、また画像をアップします。


















一応、一通りのレイアウトが終わった状態。すでに5/21にモスを巻き付けていた大流木は4ヶ月が過ぎてかなりのボリュームになってきた。さらにモスを巻き付けた流木を二つ入れる。チャームの通販で購入したものだが、水上葉ぽい感じなので、新芽の展開に時間が掛かるかも。すでに2週間ほど経過しているが、ぽちぽちと白い新芽が見られる程度。画像でも見えるリシアネットにはホソバミズゼニゴケが入っている。これもチャームで仕入れた新しいもの。2週間過ぎてからようやくネットの隙間から新芽が伸び始めた。それ以外にはチャームではブリクサ、モスspなども仕入れる。
有茎草は全て前にも書いたが、陶製の鉢にアクアソイルを入れて植えてある。そのソイルから出たのか、水が茶濁してきた。まあ、よく見ると琥珀色っぽいという程度なのだが。なので急遽、内部フィルターにティーパックみたいな袋に入った活性炭を入れる。その前は年季が入ったNAカーボンを入れて生物濾過をしていたのだが、それは捨てた。さすがに新しい活性炭は強力。翌日には水は透明に澄んでいた。
画像左に見えるライトグリーンの水草はラガロシフォン・マダガスカリエンシス。本当はヤナギモを入れたかったのだが、近所の自生地が水涸れして消滅していたので日本水族館で購入。でもやはり合わないな。ちょっとこの水槽には明るすぎる感じがする。もうちょっと深い緑でないと。植え替えをするかもしれない。


こちらはフサモ、あるいはホザキノフサモ。
先日水元公園に行ったのだが、その隣の池、都内唯一のアサザの自生地に、折れて水面に浮いていたものを持ち帰る。パロットフェザーなどにも似るが、色が美しい。光によってどう変わるかは知らないが、ほぼ画像の通りの色。明るい緑。
ぼくは基本的にトリミングで有茎草の頭頂位置をそろえたりするのは嫌い。面倒くさいというのもあるけど。伸びるがままにまかせてオーバーハングしまくり、髭根出しまくり状態でいいと思っている。それが水草の自然の姿だから。
だから、こんなふうに美しいなあと思っても、これを大量に植えて、使うというのは難しい気がする。やはりオーバーハングしても様になる水草というのがあるし、向いてないものもある。ルトウィジアなどはオーバーハングしても気にならない、っていうかその状態のほうがぼくは好きだが。










これが、カンガレイ。細い緑色のやつ。とても繊細でかわいらしい水草。テープ状の水草の中では一番気に入ったかも。どのくらい育つかは知らないが、現在はせいぜい15cmぐらい。平べったいミズニラといった感じ。ミズニラのように球根みたいなごつい根ではなく、バリスネリアに似る。ランナーを出し子株を作る。丈がこれ以上長くならないのなら、これで草原のような水景をつくることも可能。ハイタイプの水槽ならうまくいくかも。やっぱり日本の水草はこういったこじんまりとして繊細なものが多い気がする。












こちらはモス・sp。
前回購入したものは夏の高温を乗り切ったように見えたが、あらためて流木に巻き付けてみたら硬化していてばらばらに砕けて散ってしまった。
ので、また新しいものを購入して、今度こそ成長させたい。できれば倍の大きさぐらいにまで増やして、水槽内の何カ所かに分けてアイキャッチとなるポイントにしたい。
照明は弱めがいいと聞いているので、やがてオーバーハングしてくるだろう有茎草の下に置く予定。このままでも息をのむほど美しいが、はやり水草の楽しみは成長していく姿を見るところにある。なんとしても育成に成功したい。


さて、今回のアクアジャーナルにアクアリウムパーティーの報告が載っていた。椅子に座って背を見せている人たちの中のどれかが僕です。前のほうなんだけど。なんか立食パーティーの方も盛り上がったみたいだが、なにぶん人嫌いな性分なので、きっとあの場にいたらいたたまれなくなって逃げ出しただろう。唯一の目的はオークションだったのだが、記事を読むとかなりの高額で取り引きされていたようだ。ぼくは妻から5000札を一枚もらい会場に向かったのだが、パーティーまでいたら惨めな結果になったようだ。早めに引き上げて正解だったのだろう。唯一の心残りは山崎氏と話がしてみたかったこと。氏と日本水草のことについて話をしてみたかった。