アクアリウム・エッセイ
page21
とくに、ルトウィジアの密生ぶりが著しい。ただの一度もトリミングはしていない。オーバーハングした茎の節から健康そうなひげ根を下ろしている。人によってはこれを目障りと感じるかもしれないが、ぼくは自然観の演出として好ましく思っている。垂れ下がったひげ根をぬって、クロメダカが泳いでいる姿など、まさに自然の光景を見ているような気分にさせてくれる。 画像左端のホソバミズゼニゴケの丘もほぼ完成。ここまで作り上げるには時間がかかった。リシアならば1/5の時間で完成しただろう。 そのかわり、息の長い景観を維持してくれる。 前にも書いたけれど、モスは、枯れるでもなく、成長するでもなく、膠着状態。 ここ何度かは高光量にして、高密度のモスを目指してきたが、途中まではとても綺麗になるのだが、その先うまくいかないので、また以前のやや光量を少な目にしてふんわりと上に膨らんでいくドーム状のモスに戻ろうかとも思う。あちらのほうが見た感じが自然感があっていいし。 |
バリスネリア並の生命力で、どんどん増えている。 何回か前に紹介したが、その後もどんどんエリアを広げ、水槽前面に達すると、今度はそれと平行してよこにランナーを伸ばしている。 あと、この水草の特徴で、ひとつの株からかなりの数の葉を出す。 平均8枚ぐらいは出てくるだろうか。だから、バリスネリアのようにまっすぐ上に伸びるというより、放射状に広がって、ちょっとテープタイプの水草というより、ロゼット型の水草のように見える。 ボリュームを出すのは簡単だ。 それでいて、水面を覆うような鬱陶しさもないし、使いやすい水草だと思う。 この画像で気付くのは、左側のモスSPの密度が疎になっていること。 前にも書いたけれど、下の岩に活着している分はいい状態。 だが、その上に乗せた、シリコンで石にくっつけた塊はばらけてきてしまった。 難しい... 同じような胞子を南米モスではよく見かけるが、これは? 画像で見ても分かるとおり。モスの草体は完全に水上葉。芽はその部分から出ている。 いままで、こんなのを見たことはなかったのだが。 |
原因は分からないけれど、東京の街の中で生きていくのは、水草にとって大変なことなのかもしれない。北海道の水草はスケールが違う。 岩場を覆う苔にからみつくように繁茂していたが、いかにもたよりなげ。 来年もまた会えるかどうか、心配になった。 (それはそうと、メールを下さったMさん。どうやっても返事が送れません。sendエラーのメッセージがサーバーから還ってきます。ですので、ここに書きますね。 120cm水槽の底床は、大磯砂の下にパワーサンドを敷いています。ですが、もう4年も同じ底床を使っているので、追加でマルチボトムをときたま差し込んでます。そろそろ限界でしょうかね。かなり硬化しているはずです) ここに来てまたモスが茶色に変色。実は前々回のエッセイでもよくみるとモスの画像の色が悪い。なんでだろう?これで3回連続、失速状態。水の富養化なら、もっとひどいときもあったような気がするし、そのときでもモスはきれいなライトグリーンだった。今回は途中までかなりきれいに育っていただけに残念。これはやはり「枯れた」状態なんだろう。モスを枯らすというのは、アクアリストとしては、もう初心者以下ですな。もっとも丈夫な水草と言われているんだから。 アマゾン・フロッグビットがものすごい勢いで増えている。もとはこの葉っぱ3枚ぐらいだったのだから。 ルトウィジアも水上葉を出し、上に伸び始めている。 これは全ての節から新芽を出し、ものすごい密度になっている。 ちょうど、この真下にモス・SPがあるのだけれど、ながい期間で見ると、やはり、徐々に弱ってきている感じがする。全体に草体が細くなり、密度が疎になっている。光量は激減したはずなのだが、まだ、なにか条件が悪いのだろう。 比較的、石に活着しているモス・SPは元気。というか、こちらは少しずつだが成長している。 よわいのは、単独で購入してきた分。徐々に萎縮している。 硬度が問題のような気もするが、いつか測ったときは許容範囲だったのだが。 上でも書いたが、5年目に突入した底床が問題のような気もする。 |
すごく小さな葉になってしまったが、その分密度が高く、味わい深いものに。 もっと照明を強くすると、葉は大きくなるが、厚ぼったくなり、いろも黄味がかかってくる。このぐらいが一番美しいのかも... しかし! この画像を見て欲しい、 ホソバミズゼニゴケに対する認識が変わる。 ぼくは基本として、他のサイトの画像など紹介しないのだが、これだけは特別。そのぐらいインパクトがある。 これが本当の姿だとしたら、この左の画像は、光が弱い状態での特別な形態だということになる。いや、でもいくらなんでも、これは凄すぎるでしょ。 こちらへどうぞ すごく重いかも。 みんな驚いてください。 |
ずっとさがしていた例のでこぼこがついたプラスチック製のバックスクリーン。 もう製造中止で見つからないかと思っていたが、さすがチャーム、ありました。しかも処分品ということで100円也。安すぎ! 大きさ的には60cm水槽用なので、うちの120cm水槽の右半分に使う。 水槽の背面のアクリル面に貼るのではなく、さらにその後ろの部屋の壁に貼る。 水槽とバックスクリーンの間には空間ができるが、その分だけ水槽の奥行きが増えたような錯覚が生じる。 写真じゃ分かりづらいかもしれないが、エンボスがあるために、視線を移動していくと、錯覚の効果が大きくなる。しかも水面のゆらぎで蛍光灯の光が揺れるのだが、そのためにバックスクリーンの疑似岩の影も揺れて、視覚的効果がさらに増す。 買ったときはやや砂色の疑似岩模様だったので、ハンズでダークグリーンのスプレー買ってきて着色した。あまりべったり緑色でも嘘くさくなるので、ムラを作りながら薄く塗装。 まずますのできに満足している。 それにしても....分かるだろうか?手前のウィローモスの色の悪さ。かなり茶味がかかっている。対処法としてこの部分の照明を半分に落とし、あとはまめな換水を心がける。そうすれば新たに成長してくる部分は深緑に戻ってくれると思うのだが... じつは、やはりモスSPがかなり弱って縮れてきた。 高照明を当てていると、3日ぐらいで消滅してしまうこともあるらしい。 とうことで、緊急にティアラに行って来て、マツモと浮き草のアマゾン・フロックビットを購入。モスSPの真上に浮かして、光を遮る。 すでにルトウィジアがかなり繁茂して光を遮っているのだが、それでもまだ足りないらしい。 この画像で見ても、左のホソバミズゼニゴケの部分の明るさと、モスSPの部分の明るさが全然違うことが分かると思う。 これでモスSPが復活してくれるといいのだが。 |