「高金利引き下げ街頭署名活動」報告

 九月十八日(日)一時より大宮駅西口にて「高金利引下げ署名活動」を行いました。井口先生・柿崎先生をはじめ「夜明けの会」の会員約十五名の参加を頂きました。井口先生・柿崎先生がハンドマイクを手にしクレジット・サラ金・商工ローンの高金利に対する金利引き下げを呼びかけ、会員の人達も始めは恥ずかしいと言う感じがありましたが署名を求める説明書のビラ配りを一生懸命配っていました。前回の上尾駅に続き二回目でしたが氏名と住所を書くということで一般の人達には個人情報の問題があるのか署名用紙に記入していただく事が本当に難しいとみんなが実感しました。しかし、中にはあえて説明を聞きたいという人もいました。当日は、サラ金ビルの前でビラ配りをおこなった人達もいました。子供連れでサラ金のビルに入って行く人もいてその人達にはよく説明をして直ぐにでも相談に来てくださいなど説明をしていました。休みの日、ほとんどの人達が遊びに来ている中で多重債務ひなっている人・予備的状態の人達もいますが恥ずかしいという事や他の人達にバレてしまうという事でビラさえ受け取ってくれないのが現状のようにおもえました。しかし、定期的に街頭での署名活動を行い一般の人達に訴えかけて行く事が大事であり多くの人達に理解してもらえるのかと感じました。その後、午後三時より「夜明けの会」臨時総会を朝日記念会館(桶川市)で行い、その中でも街頭署名活動の報告をし、今後の活動につなげようと参加した先生と会員全員で気持ちを新たに頑張りたいと思いました。 臨時総会詳細については、別紙にて配布済みです。(事務局)

12月予定》

114日(土)9301200 卓球 朝日小学校

115日(日)1400〜 定例会・懇親会 朝日記念会館

24日(土)9301200 卓球 朝日小学校

219日(日)1400〜 定期総会・懇親会 朝日記念会館

225日(土)1000〜フリーマーケット準備 夜明けの会事務所

226日(日)800〜 フリーマーケット 上尾市場

全国の活動

17日・8日 新年総会・代表者会議(大阪)
相談日は、月・水・金曜日 午前10時〜午後6時迄。毎回午後3時頃司法書士に来て頂きますので、初回の相談は必ず司法書士と一緒に行います。

「クレジット・サラ金・ヤミ金融を考える」講演会合同相談会報告

 十月十日(月)体育の日、さいたま共済会館(浦和市)にて埼玉県ヤミ金融対策協議会主催の「講演会・合同相談会」が相談会、午前十時〜、講演会、午後一時半〜開催されました。協議会は、埼玉県弁護士会・司法書士会・警察・消費生活支援センター・夜明けの会などで構成されている団体で、今回でこの講演会・合同相談会は三回目です。講演会では、弁護士の木村裕二先生を招き「ヤミ金融からお金を取り返す」というテーマで講演をしていただきました。講演会へ埼玉県の一般の人達が多く来て約百五十人、参加をしました。講演会の内容は、五菱会系ヤミ金融グループ・梶山進に対する刑事裁判のことや民事裁判、被害者の掘り起こしが難しい事やスイスで凍結されている約五十一億円の内日本へ渡される可能性が高くなった約二十五億円のお金をどうすれば被害者に返すことが出来るかといろいろな面から暴力団に対する対応を考えた話でした。又、クレジット・サラ金の金利の問題についても見やすく分かりやすい資料を頂き、午後一時半から午後三時までの講演会でしたが、中身の濃い話を聞けました。最後に木村先生士より高金利高金利引下げの署名活動について説明をして頂き、百以上の署名が集まりました。
 相談会では、電話相談と面談での相談が行われました。面談での相談は昨年よりも倍以上の相談者が来て相談会場は多くの人達で溢れていました。相談内容は、ヤミ金融・架空請求の相談も多くありましたがクレジット・サラ金の相談が圧倒的に多くあったと感じました。ヤミ金融から借りている人はほとんどクレジット・サラ金の利息が払えなくなりヤミ金融にかりて返済をしている状態でした。又、架空請求の被害者では一人で約五百九十万円を振り込んでしまった被害者もいました。司法書士・弁護士・警察の方々も早速対応して被害状況を詳しく本人より聞いていました。
 相談者の中には、家族の借金の事での相談も多くあり本人も同席の上、弁護士・司法書士からの話を良く聞いている姿もめだちました。このような相談会にこられる人達はまだまだ氷山の一角でまだまだ被害に苦しんでいる人達が沢山いると思いました。今後もこのような合同相談会としての催しを行って行きたいと感じました。  ( 事務局 )

被害者体験談

「ヤミ金融業者の恐怖と撲滅への思い」

 私が、ヤミ金融からお金を借りるようになったのは、平成12年頃になります。その時は、生活費が足りなくなり、その一部として、アルコ、アイフル、武富士など、借入れし支障のない程度に返済し、生活できました。子供も大きくなり、何とか返済の計画が進んだ頃、次男の事業の失敗などで、負債を抱えることになりました。その時は、主人の両親にお金の工面をお願いしたのですが、全額ではなかったので、消費者金融の支払まではできませんでした。負債の方も少し残り月々の返済が多くなり、主人の給料は勿論私の給料もその日の内に返済でなくなり、再度主人の実家に頼みに行ったのですが断られました。その時(もう出すお金はない、お前達とも縁を切る)と言われました。お金が必要なのでカードなど借りられるところは、全部借り歩きました。今度は月々の返済が巡って来ます、でも何とかやりくりをし、ため息をつき、どうしよう、どうしようと毎日思い悩んでいました。夜も寝られなくなり生活にも支障が生じるようになりました。

そんな中、ダイレクトメールが届くようになり、1件が2件になり返しては借り、借りては返すというのが続きました。ますます金額が大きくなると今度は詰まってきます。すると、仕事先へも電話が入ってくるようになりました。最初は嘘をついたり、言訳をしたりで、何とかなりましたが、それも長続きしませんでした。一緒に働いているパートさんにも(お金貸して)と言っている自分がありました。その事が上司に判りそれと平行して業者からの頻繁の電話で、仕事が出来なくなり、仕事を辞めざるを得ませんでした。収入が無くなっても支払はしなくてなりません、今度は私の母のところに行きました。母や姉に助けてもらい支払を済ませました。母は年金を出し、姉は自分の退職金を、そしてコツコツと貯金をしたお金までを出してくれました。母がそのお金を私に渡すとき「子供の中お前が一番親孝行をしてくれると思っていたのに、一番の親不孝だ。」そう言って泣かれた時は、本当に申し訳ないもう苦労をかけたくないと思いました。その夜、主人と二人で一晩中話し合いました。二人でなんとか頑張ろうと、でも夜が明ければ支払が待っています。お金を工面しなければならない。「お金」「お金」ただそれだけです。そんなとき私の携帯に「お金かします、貴女にだけ好条件で。」と甘い言葉で電話が入ったり、又、着信があり、03から始まる番号にかけ直すと「お金貸します、いかがですか。」と言われると返済の為に二万円でも、三万円でも欲しい時なので「お願いします。」と頼んでいるのです。中には新宿や池袋などの事務所にも行きました。親兄弟の住所、氏名、自宅の電話番号、勤め先など全部聞かれ、書かされ、写真まで撮られました。二万円借りて十日後には、四万二千円の支払です、でもその支払すらお金が無いのです。そうすると、次の店を紹介され借りて返し、又、借りて返すその繰り返しです。気が付くと二十件近くになっていました。やりくりがつかなくなり千円のお金さえ、返済出来ないでいると母の所、主人の仕事先、兄弟の家など、時間に関係なく電話が行くようになりました。電報も来ました。「すぐ払え、車を売れ、金を作れ、土地を売れ」など、とても汚く、ひどい言葉でした。姉も体の具合いが悪くなり、医者通いが始まりました。私は、家に居るのが怖く電話も出ない誰が来ても居留守を使いひきこもる毎日でした。これではいけないと思い埼玉県弁護士会へ連絡し「夜明けの会」を紹介され助けてもらいました。
 我が家の再生はまだ時間がかかりますが苦労をかけた母や姉には一日も早く「やっと息がつけるようになったよ」と言ってあげたいと願っています。また、今後は、ヤミ金融の撲滅と私達の家族の様な被害者を出して欲しくないと強く願うと共に運動を続けて行きたいと思います。(会員Y)

高金利引き下げを求める署名活動のお願い

長引く不況で私たちの生活はいっこうに楽になりません。無担保・無保証でで借りられる小口の消費者向けの金融に頼らざるを得ないこともあります。ところが、公定歩合が年0・1%、銀行の貸出約定平均金利が年2%以下というような現在のわが国においてそうした需要に応えているいるクレジット・サラ金・商工ローンの金利は、年29・2%ととんでもない高金利です。この高金利こそが増加する一方自己破産者、経済的理由による自殺者を生み、一家心中や夜逃げ、果ては強盗・殺人といった犯罪にまで至る悲劇の元凶であり、一方ではクレジット・サラ金・商工ローン業者に莫大な利益をもたらしているのです。いま、貸金業者に認められている上限金利の見直しが検討されています。私たちの力を合わせてクレジット・サラ金・商工ローンの金利を引き下げましょう。

●サラ金CMをやめさせよう!

 大手サラ金は毎日、テレビで借り入れをすすめるコマーシャルを大量に流しています。サラ金から初めて借り入れをする動機は「テレビコマーシャルを見て」というものが圧倒的に多いのです。お茶の間に日常的に流れるテレビコマーシャルで明るく気軽なイメージを小さな子どもにまで与え続けています。しかし、大手サラ金であっても「高利貸し」に違いはないのです。「高利貸し」のテレビコマーシャルなどただちにやめさせましょう。

●ヤミ金の悪質な嫌がらせにまけるな!

 最近、ヤミ金の悪質な嫌がらせが特に目立ちます。隣近所に「金かえせ!」等と書いた紙を貼る。消防車を呼びつけるなど・・・こういった被害を警察にすぐ届け警察が被害届けとして受け取ってくれなくても諦めずに何度警察に訴え掛けましょう。

第十七回全国一斉クレジット・サラ金・商工ローンヤミ金融110番実施のお知らせ

 日時・十一月五日(土)十時〜十六時

 場所・「夜明けの会」事務所

 内容・電話、面談相談

十一月十八日全国一斉過払い金返還請求訴訟のお知らせ 

 日時・十一月十八日(金)時間(詳細後送)

 場所・各地簡裁・地裁

内容・詳細後送

アイフル対策全国会議開催

 日時・十二月十日(土)十三時〜

 場所・浦和東武ホテル

 内容・詳細後日送付

ヤミ金融・振り込め詐欺全国一斉集団告発の件

 日時・十二月十四(水)十一時〜

 場所・埼玉県警察本部

    記者会見(弁護士会館)

編集後記

 現在、リピーター問題は「夜明けの会」でも深刻になっています。今一度今の生活の改善とヤミ金融撲滅の意識を再確認しなくてはいけないと感じています。そして、一人一人が新しく来る相談者に対してアドバイスや相談が出来る場所であって欲しいと思います。又、行政に対する意見や法律家の意見も取り入れて被害者一人一人が直接、警察や役所へ訴えかける事が一般の人々をも動かすことになると感じています。会員の方々へ会費の納入のお願いです。一ヶ月500円、年間6000円です。又、賛助会員の皆様も会費(年間一万円)の納入の程宜しくお願い致します。皆さんボランティアで来ています。会員という認識の為にも納入の程宜しくお願い致します。未だ減少しない被害を会員の力を合わせて減少させていきたいと思います。又、是非、会に遊びにきて相談者を励まして下さい。 (夜明けの会事務局)

2006年1・2月号 No61

夜明けの会ニュース