<モップの話>
モップは三毛猫です。
3年前、工房村に家族で居候をしていたとき、そこに迷い込んできた猫です。
当時工房村には、年寄りの猫が6匹居て、さらに新しく家に入れるわけには行きませんでした。
ここは山なので、時々町の人が犬や猫を置いていきます。そんな境遇の猫がすでに「外猫」として、家には上げられずに庭で暮らしていました。庭といっても、一番近いご近所さんにも間に山があるので、まぁ、近所迷惑にはなりません。
工房村のおっかさんは「外猫たち」に、寝床と餌置き場のために、犬小屋をいくつか置いています。モップもそこになら置いても良いと思っていました。が!
困ったことに、この猫はどうしても家の中に入り込んでしまうのです。
人なつこくて赤い首輪をしています。
でも、当時本当に家はきちきちで(我々が転がり込んでいたせいですが・・・)古い猫達は新入りを拒み、困り果てて、少し離れた牧場にお願いしようと連れていったのです。そこも牧場内に「外猫」がいるので・・・
それが、何と三日かけて戻ってきたのです!雨の日でした!びしょびしょのぼろぼろでした。
「これは家に来る縁だったんだな」
ため息混じりの母と私。
「しょうがない!家はダメだから、アンタのところで飼いなさいよ!」
「って、家も居候だし・・・」と私。そのとき、我が家はまだ土台しかできていませんでした。
「今は一緒にいればいいから、家が出来たら連れていきな」
「・・・わかった」
私は猫が大好きです。でも、結婚してからは飼っていなかったし、そのとき長男2歳・長女6ヶ月。正直ためらいました。
でも、これも何と言うことか!
この幼い長女が、この猫をいたく気に入ってしまったのです!
これで決定でした。
モップは「我が家の猫」になったのです。
この猫、実はとっても変わり者だった・・・というお話は、また次回(笑)
<モップの話・2>
子供達が外に飛び出します。昼寝の真っ最中でもあわててその後を追っかけていきます。
食事時は、長女か次女の足下で、じっと、おこぼれが来るのを待っています。娘達は魚の切れ端やお肉の切れ端、野菜だってお箸であげます(笑)決して自分の嫌いなものをあげるのではありません、どちらかというと自分の大好きなものをあげているようです。
お昼寝も夜寝るときも一緒です。娘達の布団の足下に丸くなります。
朝寝坊も一緒。
いつも最後に起きてくる長女と一緒にあくびをしながら起きてきます。
夜は一人でご飯を食べに台所に行けません。
家族が車で買い物に行くときはお留守番です。でも、家の中でじっと隠れているようです。
人を咬みます。足にタックルしてひっかきます。
・・・・でも、長女にはしません・・・・?
子供達がマルコ(工房村の犬)にじゃれつかれると、走っていって間に入って威嚇します。
それでも相手が引かないと、鼻っつらにパンチを食らわします。
・・・子供達が居ないときは一目散に逃げてくるのに・・・?
工房の壁を駈け登り、梁の上で丸くなります。梁の埃をはたき落として・・・これが名前の由来・・・
そう、これがわがやの「猫」モップです。
まるで犬のように子供達を守る猫、モップ。
・・・・・・・変な猫です・・・・・
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