
1月中旬、山に仕事に行った夫が、一本の桜の丸太を抱えて帰ってきました。(間伐のため切られてしまうのです。)
今年も、桜染めがはじまります。
左は、今回染めるメリノトップ。
右が、桜から剥いだ外皮です。皮を剥ぐと水分が滴りました。


左から、「皮を煮出しているところ」「染め液」「一回目残液」です。
丸太は20センチ位に切って、ナイフで皮を剥ぎます。
切ったばかりの木は水分が多くて、皮も剥ぎやすい!
ステンレスの鍋で4回煮出しました。(でもまだ色が出そう、皮は取っておこう)
4回分あわせた染め液。かなり濃い紅茶色。酢酸を少し加えました。これは糸のためと、赤みを増すため。それに、酒石英も加えて煮染め開始。

人肌くらいのお湯に1時間ほどつけて脱水し、良く湿らせたメリノを、一晩おいて温度の下がった染め液に浸し、徐々に温度を上げます。
あんまりかき回すとフェルトになるのでいじらないこと。
煮立ってから、弱火で20分煮込みます(笑、お料理番組)
火を止めたらそのまま一晩かけて冷まします。
冷ましている間に繊維が色を吸い込んで、ほとんど透明の残液に・・・
軽くすすいで脱水し、次は媒染。