若葉染め…そのテンマツ…

よもぎとたんぽぽ

東北の山里にもようやく春がやってきました。
こうなるとやっぱりこの時期にしか出来ない『若葉染め』でしょう…ということで、今回は大きくなり始めたヨモギで緑を染めようと思います。(アシスタントは娘M,2才半)

ヨモギ。花はヨモギのでは有りません、もちろんタンポポです。アシスタントはこればかり摘んでいました。いくら教えてもヨモギを摘まないので、アシスタントは解雇しました。
タンポポ染めは先週終わりましたので…
ちなみに、ヨモギは我が家の周りでも目に余るほどの勢いで繁茂していますので、採取するのに心の痛みは最小となります。ヨモギよ、ごめん!
ヨモギの葉っぱ

では、まず。
今回染めたのは、市販の毛糸。
ウール100・極太・生成り・300グラムです。

1・まず、染めやすいようにカセに直します。太い毛糸なので、腕かいすの脚に巻いてカセにしても良いんだけど、今回はカセ繰り機を使いました。

2・ヨモギは、糸と同じ300グラムとって来ました。
  きれいに洗って、タンポポなど余計なものを取り除きます。
  そして、まずは普通に水から煮ます。
  ステンレス製のなべを使っています。一応、染色用に、調理用とは別にしていますが、ホームセンターの安売りのなべです。結構使えます。

3・煮たって10分。この煮汁は捨てます。(除草に使いました)
  もう一度、今度はアルカリ水で煮ます。(苛性ソーダ液を使用しました。)
  これは煮立ってから20分煮続けます。それをざるで漉して、もう2回同じ事をして全部ステンレスのズンドーにあわせておきます。すごい色…写真には真っ黒にしか撮れなかったので、載せていません。
  このまま一晩冷まします。
  一日目終了。

4・毛糸をぬるめの洗剤液で洗い、ヨークすすいでそのままお湯に30分以上漬けておきます。
  あくまでも、ゆっくり、丁寧に!フェルトになっちゃいますから。
  染め液はアルカリ性になっていますが、毛糸はアルカリには弱いので、酢酸を入れて中和します。
  ここだけの話ですが、中和したかどうか、手を入れてぬるぬるしなければ良しとしました。
  本当は試験紙で調べるんですよ!
  毛糸の中まで水分が浸透したら、軽く絞って染め液にいれます。

5・徐々に温度を上げます。
  ムラに成らないように時々混ぜますが、絶対液から引き上げては行けませんよ。ムラになるし
混ぜすぎるとフェルトに成ります、が、混ぜないとムラに成ります。(私は、よくその失敗をしました)
  煮立ったらそのまま20分、弱火で煮て火を止め、放置。
  一晩かけて冷まします。このときもふたをして、糸は絶対引き上げないこと。我慢我慢!
  二日目終了。

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