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風通しをよくする ■光の入れ方 ■空間のつながり 

光の入れ方(一例です)




       ・夏の日差し
軒の出や庇を出す事により日射を 遮ります落葉樹を植えて調整
したりします。




       ・冬の日差し
 冬は部屋の奥まで光が入ります。



人がリラックスできる灯りってどんな灯りでしょう?

それは太陽光と密接な関係があるように思います。職業にもよりますが人は朝9時ごろから始動して白い蛍光灯のような光に慣らされます。これは仕事をしなさいという光に感じます。季節や時間にもよりますが冬の場合だと午後4時くらいから太陽光は少しづつ赤くなって行きます、この赤くなった光に人はリラックスすると言われています。これが白熱灯の赤い灯りです。”あと何時間かで仕事を終えてゆっくりしなさい”というメッセージかもしれません。住宅には白熱灯の採用をお勧めします。





周辺との調和

京都の妙心寺に行くと夕日が、お寺周辺を
照らし『土塀・建築・植栽』それぞれが一体と
なってとっても美しく見事に調和していました。
赤い自然光がそれぞれを照らし見事な景観
をつくっています。植栽は長い影をつくり、建
築は夕日に映え土塀は赤く輝いています。
昔からそこにあったかの風景です。

夕方は特に建築への光の入り方が違うので
建築への空間の見え方も違がって見えます。
畳の色、無垢のフローリングの色がどのよう
に見えるか、夕方は色の変化が見えやすい
ので観察してみてください。



concept

建物の良し悪しを決定するひとつの要素は
自然光の演出をいかにうまくやるかです。
建物は明るい場所と暗い場所その接点が
最も美しいといわれています。光と影の演出
をしましょう。
明るさも暗さも楽しんで下さい
屋根を工夫する事で北側の部屋も明るく
出来ます。
光が入る事で実際よりも広く感じられます。
直接の光でなくても何かに反射させる事も
おもしろさのひとつです。
木や建物などの影や写りこみも設計する
上での重要な要素です。

図のように夏と冬は当然ながら光の入
る角度が違います。庇などうまく利用する事
を考えています。










        ・床をズラす事によって
           1階に光が入ります。
           



北←

・屋根を工夫する
屋根を工夫して北側の部屋にも
光を入れます。




        ・天窓をとって1階に
             光を導きます。


まだ照明が無かった時代、人は家の中に
どういう工夫をしていたんでしょう。


京都の町屋には通り土間というのがあって土
足のまま裏庭に行けます。通り土間の途中に
竈(かまど)があり吹き抜けの高い天井からは
自然光が入り、漆喰の白い壁に反射して床に
光を届けています。高い天井からは煙が上が
り換気扇の役目もしています。

  




      ・天窓から下階に光を導きます。
 



      ・天窓をとって1階に光を
        導きかつ2階からの気配を

       感じるようにします





    
建物で工夫する
吹き抜けで光を導いたり又地下はドライエリヤやサンクンガーデンとする事により
地下と感じさせない明るい空間になります。
また北庭や中庭などの植物はそれぞれ庭の南側の部屋から花の表情を直接観察
できます。花の多くは光の方向に向かって咲きます。





      ・光の井戸をつくる
     光の井戸をつくり下階に光を
           届けます。





      
        ・床に反射させて天井まで照らします。









    ・植物に反射させて天井まで照らします。






このように光を取り入れるアイデアはいろんな方法があります
 又この他にも状況に応じていろんなやり方をしていきます。
 条件の悪い敷地でもあらゆる工夫をしながら光をとり入れる方法を
 考えています。