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YOKOTA  ARCHITECT  OFFICE
家づくりについて -その2- 『建築士を上手に使おう!』
建築士は以下に示すように様々な提案をしています。
よりよい建物をつくろうという皆さんの為に…。

建築には必ず設計者がいます
どのような建物にも必ず設計者がいます。
『設計』という仕事は建物を建てる際に必ず行われている業務です。
また建築設計事務所は特別な
”家”を設計する為のものではありません。
よりよい建物を建てたいという皆さんの為にあります。

家づくりについて、まず何をどうしていいかわからないとき、ひとつずつ整理していきましょう。
まずどういう家をつくりたいか

自分がどのような家を必要としているかによって依頼される所が決まってきます。
家族構成やライフスタイルに応じた家・規格化された家・木と自然素材の家・2×4の家…)
また依頼する順番を間違えただけでも全然ちがった家になります。
例:@設計事務所⇒工務店 A工務店⇒設計事務所
@とAでは全然ちがった家になる事が多い。
いっしょに住まいを考えましょう。

 摸型    まずどういう家をつくりたいか   摸型
 
木の家とか自然素材でつくる家とか
 
予算は

自己資金+公的資金
どこに頼むのか

それぞれの
特徴
ハウスメーカー     設計事務所   工務店
モデルハウスを見れる
企画の間取りのため工期が短縮できる
他のメーカーのよく似たものと比較できる
設計料は工事費の中に含まれている場合が多い
最初から計画案がすぐ出てくる。同時に見積もりも概算としてすぐ出てくる
その敷地に合うものが得られにくい(変形した土地には合いにくい)
間取り変更等の自由度が低い
電気、ガス、給水等設備の位置変更が困難な事が多い
実際の中の打ち合わせよりも工事契約を先にして下さいという場合が多いようです
  それぞれの家族構成やライフスタイルに応じた設計を提案してくれます
工務店の見積もりを検討したり、他の工務店との比較検討をしてくれます
工務店と交渉する労力は一段と軽減します
専門家の目で工事監理をしてくれます
設計監理料が必要となります
設計期間は少し長くなります


  第三者による工事費のチェックや工事の監理がされない
住まい手に建築に関する専門的な知識が必要です
設計料を支払う場合があるが通常は支払わない
(依頼者にはわからないが工事費に別の名目で含まれている)

工務店との交渉に費やす住まい手側の労力は大きい(打ち合わせ、契約、工事費の検討、監理など)
工務店主導型の施工になる


■設計事務所の仕事の進め方

ヒアリング 構想 基本設計 実施設計 見積もり査定
(施工者三社にて)
工事請負契約
(施工者決定)
着工 中間検査 竣工 引渡し

設計業務

見積もり査定業務

監理業務

この間約5ヶ月から6ヶ月

この間約1ヶ月

この間約6ヶ月

設計事務所の仕事はこのように規格型の建物とは違い構想から完成まで約一年間かかります。
規格型の建物は約3〜4ヶ月で完成するのに対して設計期間は少し長くなります。場合によっては基本設計だけで一年かかる場合もあります。
人間のつくるものはどうしてもいつかは飽きがきます。いかに飽き難い家をつくれるか又、飽きてしまった時に
できるだけ費用をかけないでリフォームできるかを考えておく事も私達の仕事です。
住まい方の提案・空間の提案・材料の提案・街並みの提案・環境の提案など様々な提案をしています。

工事費はいくらかかるのか

家を建てる時に、どの程度工事費がかかるのか大まかに知っておきましょう
一般に坪単価を目安にします。木造の場合だと65万/坪くらいが目安です。
あくまでも目安で建物の形状や全体のボリュウム、内外装の仕様、基礎杭の有無、
設備のグレード等によって異なってきます。

例えば30坪の木造の家を建てようとする場合30坪×65万=1950万。(延床面積が小さいと坪単価は上がります)
消費税込みで1950万
×1.05=2047万5000円(請負工事費)。
他に設計監理料195万(1950万×料率10%)や登記料や引越し代それから税金など含めて諸経費が
請負工事費の15%程度必要になります。

目安で示した坪単価は建築本体工事電気設備工事、給排水設備工事、家具工事照明器具を含めて
考えています。工事費が増えると設計監理料の料率は下がります。詳細はこちら

どこに頼むか

ここが一番難しいと思います。ハウスメーカー、工務店、設計事務所、建築家など
下記にそれぞれの特徴を上げましたのでご参考になさってください

自分の土地がどんな法律の規制を受けるのか

自分の土地がどんな法律の規制を受けるのか、具体的には何階建てが出来るのか
また土地を探している時には誰がアドバイスしてくれるのか。
斜線制限とか・用途制限・最高の高さとか建蔽率・容積率など建築基準法という法律があります。
地域によっては条例や内規、建築協定などもあります。(景観条例とか駐車場整備地区とか)


土地の見方について

土地を購入する時は法律の規制だけでなくその他の要素で決められる場合が多い。
@日当たりや環境・交通の便(駅に近い)
A買い物が便利(スーパー・コンビニ)
B学校(校区)など

上記の土地は便利ですが高いです。別の角度から見てみましょう
@不整形な形でもおもしろい建物はできる。(旗竿敷地・三角形の敷地など)但し道路に2m以上接する事が条件です。
A地盤の良し悪し⇒地盤が悪いと工事費に大きく影響が出てきます(こんな事も私達は相談にのれます)
B南向きの角地だけが敷地ではありません。
光のとり方風の通し方空間の響かせ方は工夫次第です。
C敷地が本来持っている魅力を家づくりに生かします。
D敷地の分け方⇒敷地はあまり細かく分けないほうがベターですが価格に応じてやむをえない場合があります。
単に道路面に対して直角に分割するのではなく規制に応じて柔軟に変えていく事も大切です。

建設資金の総額はいくらかけられるか

建設資金を総額いくらかけられるのか考えておきましょう(自己資金+公的資金)
建設資金以外にかかるものがあります。それらを整理してお金を残しておきましょう。
登記料や引越し代それから税金)

見積書を預かったけど、どう見たらいいのか

見積書を見るときは工事費総額だけでなく中身の明細を確認する事が大切です。
とはいえ一般の方では、なかなか解りにくいのが現実です。
見積書は必ず内訳明細書を付けてもらうようにして下さい一式では内容がわかりません。
誰でも、いつの世でも安くていい物を手に入れたい事は共通の願いです。
しかし、
極端な低価格は追加工事の危険があります。安さだけで飛びついて失敗した例は、いやというほど見てきました。
実際には標準仕様だけでは家は建たないのです。

極端な低価格の場合、標準仕様以外はすべて追加工事になっています。
結局は工務店の請負工事と、ほとんど変わらない工事費用となってしまう事が多いのです。
どこまでが標準仕様で、どこが別見積もりなのかとか、消費税は入っての価格かとか、
納得できるまで聞く事が大切です。

ちなみに私が見積書を見る場合には細かいところを例にあげると

@タオル賭けが見積書に入っているのかいないのか

Aそれはオーダーメイドか既製品か、既製品ならどこのメーカーの品物か図面どおりのメーカーの品物なのか

B材質は何なのか、ステンレスなら仕上げは何か、ヘアライン仕上げか鏡面かクロカワ仕上げか

C値段は適切か
というように見ていきます。

ハウスメーカー・工務店・設計事務所の特徴について

ハウスメーカーに依頼すると

モデルハウスを見れる
企画の間取りのため工期が短縮できる
他のメーカーのよく似たものと比較できる
設計料は工事費の中に含まれている場合が多い
最初から計画案がすぐ出てくる。同時に見積もりも概算としてすぐ出てくる
その敷地に合うものが得られにくい(変形した土地には合いにくい)
間取り変更等の自由度が低い
電気、ガス、給水等設備の位置変更が困難な事が多い
実際の中の打ち合わせよりも工事契約を先にして下さいという場合が多いようです

工務店に依頼すると

第三者による工事費のチェックや工事の監理がされない
住まい手に建築に関する専門的な知識が必要です
設計料を支払う場合があるが通常は支払わない
(依頼者にはわからないが工事費に別の名目で含まれている)

工務店との交渉に費やす住まい手側の労力は大きい(打ち合わせ、契約、工事費の検討、監理など)
工務店主導型の施工になる

設計事務所に依頼すると

それぞれの家族構成やライフスタイルに応じた設計を提案してくれます
工務店の見積もりを検討したり、他の工務店との比較検討をしてくれます
工務店と交渉する労力は一段と軽減します
専門家の目で工事監理をしてくれます
設計監理料が必要となります
設計期間は少し長くなります

住まい方について

家づくりにおいて大切な部分が『住まい方を考える事』だと言われています。
人それぞれ感じ方や考え方は違います。
会話や文章にして自分の思っている意図を断片的でも伝えることが大切です。

なにげない会話から住まいに対する「こだわり」や「思い入れ」を感じとり、パターン化した住宅でなく
「気持ちのいい」自分だけの家をつくり出していくのです。
@どのような暮らしを「理想」だと考えられておられますか
A自分達家族にとって「快適な暮らし」とはどんな暮らし方でしょうか

それを一緒に考えていきませんか。

地域との関わり方
PTA、生協、サークル活動、子供会婦人会、老人会、管理役員の集会(集合住宅の時)、
など地域の人達と、どう関わっていかれますか。また会合などの時どこに何人くらい集まりますか?

家族のあり方
家族の集まる場所は⇒(居間・キッチン・食堂・ファミリールーム…)
親 ⇒和洋室だけでなく個室の在り方
夫婦⇒単に和洋だけでなく同室か別室か寝室の在り方(寝室とは別に小さくてもそれぞれの空間を持ちたいとか)
子供⇒子供室の在り方や考え方(広さと成長に伴う仕切り方)あまり快適につくると家族の集まる場所に来なくなる
友人とホームパーティは、犬、猫、ホームステイは
居間に楽しい機能をもりこむと家族が集まってくる
居間以外のちょっとした集まりの出来る場所をつくるとか…

子供が小さいうちは子供部屋がいるんだろうかとか、中学生になったらつくってやろうとか

結婚して外に出たらもとの大きな部屋に戻してやろうとか、
その時々に応じて簡単に費用を押さえるつくり方を最初から考えておく事が大切です。



趣味について
家族それぞれの趣味について、また趣味を通して、どう地域・家族・友人と関わっていきますか?
半屋外空間やキッチンの在り方についても考えておきましょう

音楽⇒防音について
車 ⇒車庫の在り方やつくり方
茶会⇒茶室それとも和室…
読書⇒どこで
料理⇒キッチンの在り方
パッチワーク⇒パッチワークの教室がほしい
陶芸⇒陶芸教室がほしい
フィットネス⇒
植物⇒南庭、中庭
絵手紙⇒

家族に気がねなく将棋や囲碁を楽しみたいとか…

仕事について
SOHO(住宅と仕事場を兼ねる)
家で持ち帰りの仕事をする場合はその場所を考えておく
設備:パソコン・電話・FAXとか

暮らし方いろんな住まい
一例です

老齢化の対応⇒高齢者の部屋の在り方(階・生活動線・バリアフリー・ホームEV・手摺…)
世代変化の対応⇒子供が成長した後の空間や設備の自由度
食事のとり方は家族全員で?世帯単位で?

木の家、自然素材に囲まれて暮らしたい
明るい家で暮らしたい
町の中でも自然を感じながら生活したい
汗を流すだけの浴室ではなく自然をプラスアルファーしたバスルームがほしい(庭の見えるバスルーム)

風呂あがりに庭を眺めながらゆっくりビールが飲みたい
中庭を中心にオープンキッチンのある家で暮らしたい
個室は狭く家族が集まる場所を広くしたい
夫婦寝室以外は家族の気配が感じられるようにしたい

土地は狭いが広く感じる家にしたい
家全体をワンルーム感覚にしたい
吹き抜けやトップライトで自然を感じながら暮らしたい(月、星、雲…)
塀のない家で暮らしたい
高齢化してトイレを失敗した時など床や廊下、階段など濡れてもいい、濡れたままにしといてもいい材料にしたい
収納の在り方は見える収納にしたい(扉を付けると何処に何があるのかわからない)

二世帯住宅で気がねすることなく暮らしたい

丈夫で長持ちする家で暮らしたい
音楽が大好き!ピアノやギターを楽しみたい
寝室の一部にパソコンを置けるスペースをつくりたい

子供が友達を連れてきても汚れを気にせず遊べる場所をつくってやりたい
家事をしながら子供を見守りたい

ローコスト住宅、仕上げのない家をつくりたい
キッチン以外はワンルームにしたい
使い方に応じて狭くしたり広くしたりできる家にしたい(空調やプライバシー)
シックハウスのない家で暮らしたい
等々きりがないくらいありますね


環境について
空調の考え方
エネルギー供給の考え方(水・お湯・電気)