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木造について設計とは?

 
YOKOTA  ARCHITECT  OFFICE

■リフォーム
    魚崎北町の家  
リフォームも新築も基本的な考え方は同じです。

新築と違うのは現に建物が存在していることです。

リフォームの動機がなんであれ、それらを進化させ、ご家族が幸せな気持ちになるようなお住ま
いを考えるのが私達の仕事です。

今ある家をリフォームする目的は何なのか…。
どういう点を改造されたいか、また今の家に愛着のある部分やどういうところがご不満なのか…。
家はハードでつくるんではなくソフトでつくる事が大切です。

ただ単に部屋を明るく、広くするだけでなく(それも大事な事ですけど、それだけだとすぐ飽き
てきます)自分達がどんな暮らしを望んでいるのか、風や地震に対して安全な家なのか、これま
での暮らしだけでなく、これからのちょっと先の暮らしを思い描くことが大切だと思います。
自然素材を使い、人と同じように呼吸し、古くなって味わいが感じられるようなそんなお住まいを
提案したいと思います。



    中庭は植物の花びらを直接観察できます
 


ヤマボウシの
花は上向きに
咲くので2階か
ら見下ろす部
分におすすめ
です。



エゴの木や
マンネン草は
横向きかやや
下向きに咲き
ます。


シャラ(夏椿)は
花が少し上向き
に咲きます。

道路など舗装さ
れた部分から離
してやらないと枯

れてしまいます。


■ここでリフォームについて、いくつかのポイントを挙げてみました

○単に内装を変えるだけでなく、すまい手のご要望をくみ取り如何に快適なすまいに変身できるか
 又家族の気配を感じたり
部屋と部屋の動線や暮らしの提案を共に考え形にしていきます。
○バリヤフリーやユニバーサルデザインを取り入れ、より快適なすまいの形を考えていきます。
○既設の柱や壁が取れるか予定通りのご予算で施工可能か等の検討をします。

○特に骨組みに影響を与えるリフォームは耐震補強を考える必要があります。
 既設の建物はどういう建物なのか木造か鉄筋コンクリートか鉄骨かなど、既設部分の図面があれば
 役に立ちますし又なければ実測していきます。
 図面どおりに施工されているか、また腐朽や基礎のクラック等など耐震診断しながら考えていく
 事が必要です。

目標となる性能
 
建物の耐震強度にもいろいろあります。どの性能を目指すのか、理想は耐震強度3がいいと思いますが
 コストの面からも考えなくてはならないのが現実。

 
1.耐震強度3→大地震が来てもびくともしないいつも通り使いつづけれる建築
 2.耐震強度2→こわれるのは仕方ないが1ヶ月以内に業務再開ができる建築
 3.耐震強度1→こわれてもかまわないが人命を守れる最低限度の安い建築物


○シックハウスにならないためには自然素材などを使うと効果があるといわれています。
 (しかし人によっては自然素材にも反応される方があるので要注意です)

○日の当たり方、地域の季節による風の方向等を読みながらプランしていきます。
○空間の機能や構成など様々な検討をしながら工夫しカタチにしていきます。
○近隣や地域との関わり方なども考えておくといいでしょう。(お隣とのフェンス等)

 いろいろ書きましたが全てうまくいくとは限りません。なぜなら既設建物の制約があるからです。
 既設建物の制約の中で如何に快適なすまいが出来るかを考えるのが私達の仕事です。
 これでいいと御納得いくまで話し合う事が大切です。

 

■構造的な問題

耐震診断10項目

リフォームする前に家の耐震診断をします。
耐震診断とは現在の法律に満足しているかどうかを調査し、また満足していない場合は現在の法律に
近づける為にどのように補強していくかを考えることです。

■検討する項目を10項目挙げてみました。

@昭和56年(1981年)5月以前の家か(建築基準法改正昭和56年5月)改正前か改正後の建築か?
  昭和56年(1981年)5月に新耐震基準が大幅に改正されています。
A2階建以上の家か
B 瓦屋根の家か(瓦屋根が悪いわけでは決してありません。瓦の止め方の問題です)
C出っ張りや引っ込みのある家か
D1階に10帖くらいの大きい部屋があるか
E 窓が大きいか小さいか
F壁が片方に寄ってないか壁のバランス(偏心)
G老朽化してないか
H基礎はRCか(石かCBか)
I地盤はいいか(盛土?)沈下や基礎にクラックが入ってないか →コンクリートの質、換気口の周辺に
 クラックはないか。

□建物の形(一般論として)
@3箇所以上不整形な家
A2階がハネ出しになっている
B1、2階に大きな吹き抜けがある
Cデザイン重視になってないか

□耐力壁の配置→これが重要なポイント(バランス良く東西南北に壁が配置されているか)1/4ゾーン
□筋交いなど耐力壁があるかどうか→基準では最低
30mm要求している(12mmでは筋交いなしと同等)
□壁の割合について
1階の床面積に対して一定規模以上あるか(壁の割合が少ない)
□老朽化に対して→雨漏り、シロアリ、床の凸凹はないか、バスルーム等水周りの土台の腐朽等

ご参考まで

建物を地震から守るにはいろいろな考え方があります。
@耐震→地盤の揺れに対して建物がびくともしないように剛強にすること
A免震→地盤の揺れを上の建物に伝えないよう建物の最下部などを非常に「柔らかく」すること。
    ローラーやベアリング、スライド式など、建物を地盤とほぼ完全に切り離し、建物が滑
    るような構造とする方法が実用化されています。
B制震→アクティブとパッシブの二通りの方法があります。
    アクティブとは、建物が揺れたとき揺れの方向とは反対方向に無理やり力をかける方法。
    アクティブマスダンパーがその代表です。
    パッシブは、揺れそのものにブレーキをかける方法。ふたつの鉄板の間に粘性体を挟ん
    で地震の揺れを吸収する「制震ダンパー」が代表です。