家づくりは最初の第一歩で決まる

 

すまいは最初の第一歩で決まるといっても過言でないと思います。もちろん途中で路線が変更になって、
うまくいく場合もありますが、殆どは最初にどう考えたかで住まいの良し悪しが決まると思います。また
頼み方の順番を間違えただけでも住まいの内容が変わってしまいます。

■家づくりの最初の第一歩

あなたにとって家づくりの第一歩は次のどれですか?

→この敷地が持っている魅力は何だろう・・・から考える
→部屋数を確保する事からはじめる
→予算が第一なのでそこからはじめる
→建ぺい率一杯に建てたい・・・
→収納がたくさんほしい・・・
→構造材よりも見た目は落としたくない・・・
→構造材は国産材とし、丈夫な骨組みをつくりたい
→個室は狭くてもいいがリビングはできる限り広くしたい
→狭い部屋はつくりたくない、ワンルームで開放感に浸りたい
→キッチンから考える
→家族がくつろぐ部分を中心に考える
→リビングルームを中心に考える(日当たりのいい場所に)
→家族構成の変化に対応できるように考える
→アプローチや外部空間をしっかり考える
→自然素材でつくりたい
→室内からも季節感が感じられる住まいにしたい
→質素でかつ簡素につくりたい

家づくりの第一歩が決まれば次から次へと課題が見えてきます。次世代に自慢できる美しい住まいは
美しい景観へ美しい町並みへ、更に美しい風景になり、個人の財産が町の財産に、更に国の財産にな
ります。

ちなみに私が考える家づくりの第一歩は敷地周辺を歩く事からはじまります。クライアントの御要望や予算、
プランに対する制約などはもちろん真摯に受け止めますが、そこから少し距離を置いて考えています。その
敷地が持っている雰囲気、敷地周辺はどうなっているか?何があるか?そこにしかできない事をカタチとし
て考えていきます・・・。




理想的な住まいって何でしょう?

あなたにとって理想的な住まいとは?

・自分にとって、いい家って何?
・自分にとって、快適って何?
・人の動きの理想って何?
・住宅ってどんな使い方がある?
・自分が行きたいと思う空間ってどんなとこ?(例えばレストランとか喫茶店など)
・自分にとって気持ちがいい空間って何?・気持ちが悪い空間って何?
・自分が住みたいと思う空間ってどんな空間?
・自分が住みたくないと思う空間ってどんな空間?
・自分にとってのライフスタイルは?
・人を健康にする空間ってどんな空間?

等など、住まいには、まだまだ気が付いていない、いろんな可能性がありそうですね。
理想的な住まいとは、案外、「自分自身を知る事」かもしれませんね。既成概念を破り
常識を少し疑って考える事もいいかもしれません、御自身にいろいろ問いかけてみると
具体的なカタチが見えてくるかもしれませんね。
  


クライアントは設計者を育てます


クライアントは設計者の先生でもあります。クライアントが設計者に”もっと面白いものが出来ないか!って言って
もらえると設計者はもっともっと頑張ると思います。次世代に自慢できる美しい町並みを残し、古典から現代まで
の文化、芸術、技術や知恵を学び、風景や景観を邪魔しないものにつくることも大事なことだと考えます。人生は
感動とチャレンジ! ワンパターンで、すぐ飽きてしまうような住まいではなく ”冒険する空間”をつくりませんか!
冒険する空間とは奇抜な空間ではなく、「その人にとっての気持ちがいいと感じる空間の事です」。