ラスベガスからは車で約3時間程度です。
ザイオン国立公園の楽しみ方
ザイオン国立公園 【動画】
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ザイオンの魅力は他に類を見ません。キャニオン(峡谷)は普通上から見下ろす場合が多いのですが、ここでは下から見上げて楽しみます。高さ300mから500mの岩山が上から覆いかぶさってくるような迫力は、ザイオンならではの体験です。次に、ザイオンの楽しみかた2通りと最近の情報を紹介しましょう。
1.ザイオン・キャニオン・シネマックス劇場(Zion Canyon Cinemax Theater)
6階建てビルに匹敵する高さと、25mという幅の巨大なスクリーンを持つ、シネマックス・シアターが公園南ゲートのすぐ隣にあります。ここでは巨大スクリーン用に製作されたオリジナル映画「神々の宝物(Treasure
of the
Gods)」が鑑賞できます。上映時間は約40分。ザイオンをはじめ、南ユタに点在する様々な自然の大彫刻、例えば、ブライスキャニオンやアーチズ、モニュメントバレーなどが空撮で映し出されます。公園へ足を踏み入れる前に観賞すると、実際のザイオンを見る目が違ってきて、より楽しめます。映画自体のストーリーは、古代のアメリカインディアンの伝説をもとに、スペインからの侵略といった歴史も絡めて「自然と共存すること、そして自然をそのまま子孫に残して行くことの大切さ」がテーマとなっています。英語が解らなくても大迫力の映像が次から次へと巨大スクリーン上に展開し、飽きることはありません。
4月〜10月は午前9時から午後9時、11月〜3月は午前11時から午後7時、1時間ごとに上映。料金は大人$7、12歳未満の子供$4.5。
2.ハイキング
ザイオン国立公園にはここでしか味わえないハイキングコースがあります。数百メートルを越える岩山が両側にそそり立つ川底を、靴のまま歩くものや、チャレンジ精神を必要とするコースまでバラエティーに富んでいます。ここで紹介する最初の二つのコースは誰にも楽しめる初級コース、後の二つはチャレンジ精神を必要とするコースです。
(a)キャニオンオーバールック(Canyon
Overlook)
出発地点:ザイオン南のゲートから入り、東のゲートへ抜ける途中、スイッチバックの坂道(ザイオン・マウントカーメル・ハイウェイ)を登り詰めると長いトンネルに出ます。そのトンネルを抜けたすぐ近く(トンネル東側)に小さな駐車場がありますが、そこから道路を渡ると「キャニオン・オーバールック」という看板があります。そこがこのハイキングコースの出発点です。
距離:
片道0.8km(標高差50m)
時間:
ゆっくり歩きながら、キャニオン・オーバールックの展望台で15分休んでも全行程を約1時間で往復できます。
状況:
簡単なトレイルで熟年層でも大丈夫です。展望台から見えるのはザイオンでは珍しい上から見下ろす景色です。美しいザイオン・キャニオンとパインクリーク・キャニオンを望むことができます。
時期:
一年中楽しめますが、冬は降雪があるので要注意です。
(b) リバーサイド・ウォーク (Riverside
Walk)
出発地点:ザイオン・キャニオン・シーニック・ドライブの終点で、テンプル・オブ・シナワバ(Temple of
Sinawava)の駐車場(北側)から始まります。
距離:
片道1.6・(標高差5m)
時間:約1マイル(1.6・)、バージン・リバーに沿って舗装されたトレイルが続きます。ここまでゆっくり歩いて35分程度です。老若男女を問わず、誰にでも楽しめるコースです。
状況:
平坦なトレイルで、春や夏には様々な花が観察でき、時には小動物が顔を覗かせてくれる楽しいコースです。
時期:
一年中楽しめますが、冬は凍っている場合があるので注意してください。
(c) ザ・ナローズ (The
Narrows)
出発地点:リバーサイド・ウォークの終点、つまり、舗装されたトレイルが終わり、バージン・リバーに入るところが出発点。ここから文字通りのナローズ(狭いところ)が始まります。
距離と時間:バージン・リバーの中を靴を履いたまま進みます。川の深さは足首から膝までですが、滑りやすい水の中を歩くのは案外苦労します。杖などを持ってゆっくりと、まわりの景色を堪能しながら行くのが良いでしょう。距離はそれほどでもありませんが、1時間から2時間、上流に向かって歩きます。
状況:
ザ・ナローズへ行く時は必ずその日の川の水量、及び周辺の天気予報を確認してください。水量が多かったり、雨が降る可能性があれば無理をしてはいけません。歩きやすいスニーカーとショートパンツで行くことをお勧めします。また一人では決して行かないことも大切です。
時期:
真夏がお勧めです。春や秋は水が冷たく、体力の消耗が激しくなります。
ザ・ナローズへ行くすべての条件が揃えば、これほど素晴らしい経験はありません。ここを訪れる人だけがあの美しさと感動を味わえます。一生の想い出になることは間違いありません。ザ・ナローズこそザイオン国立公園での究極のハイキングコースといえるでしょう。
(d) エンジェルズ・ランディング (Angeles Landing)
出発地点:ザイオン・キャニオン・シーニック・ドライブのグロット・ピクニック・エリア(Grotto Picnic Area)
が出発地点です。
距離: 片道4.3km(標高差453m)
時間: 往復5時間
状況:
キャニオンのふもとからエンジェルズ・ランディングまでの453mの高さを上るかなり急な怖いところもある厳しいコースですが、登り切ったときの感動はその分だけ大きいものです。「天使の舞い降りるところ」と名付けられただけのことはあります。ここからザイオン・キャニオンが一望できます。しっかりとしたハイキング用具を整えていく必要があり、崖のへりを歩くので、冒険心のある方に適したコースです。充分な水と軽食を持参すると良いでしょう。
時期:
朝暑くなる前の出発をお勧めいたします。
ザイオン国立公園の新しい交通システム
年間250万人の訪問者があるザイオン国立公園では、車の混雑を緩和するため、2000年5月26日より大型循環バス(シャトルバス)を中心に据えた新しい交通システムが始まりました。新システムは公園南の町、スプリングデールのシネマックス・シアターと、その真向かいに新設された訪問者センターを基点としています。一般駐車場はシアターと訪問者センター、およびスプリングデールの町にあり、駐車場からはシャトルバス(町の中も循環)で公園へ入ることができます。食事や宿泊に利用するザイオン・ロッジへは、徒歩、自転車、シャトルバス、自家用車のいずれも使用可能ですが、ロッジより北のザイオン・キャニオンへは自家用車のみ、乗り入れ禁止となっています。つまり、公園内部も含め、この周辺での移動はすべてシャトルバスでカバーできるようになったわけです。ちなみに、マウント・カーメル・ジャンクション(Mt.
Carmel
Junction)を利用する9号線のルートで、公園東側から自家用車で入る場合は、公園入口で入園料金などを支払い、ザイオン・カーメル・ハイウェイを通ってシネマックス・シアターの駐車場へ行くことになります。
こうした交通システムの実施と管理を行うAMFAC社は、複数または団体客のための、大型シャトルを使った公園内観光サービスを行っています(要予約)。また、別料金でステップオン・ガイドサービスも利用できます。料金は連邦政府の規約に基づき、以下の通りとなっています。
1〜6人用車(乗用車)$35プラス1人につき$4
7〜15人用車(ミニバン)$70
16〜25人用車(ミニバス)$80
26人以上用車(大型バス)$190