霊感のない占い師

手相のみれる知人は、手をざっと見ただけで「あなたってこんな感じ」とスラスラと相手の事を言い当てる。
まだ線(相)をみてないのに、どうしてわかるの?と驚くわたしに、なんとなくそんな感じがすると軽く言う。
彼女の手相をみると、確かに直感線が並の濃さじゃない。 いわゆる霊感があるのだろう。
彼女は現在、手相家になるべく手相の勉強をしているので、将来はきっとすごい手相占い師になれるだろう。

わたしには霊感が全くない。手相はみかたさえ覚えれば、誰にでもみれるので霊感がなくても問題はないのだが、やはりうらやましいものだ(ないものねだり)。
ほとんどの占い師はなんらかの霊感を持っている。 (だからわたしは、占い師ではなく鑑定士)
以前わたしは、ひとりの占い師が多種の占い(手相やタロットなどの)をして鑑定をしているのが理解できなかったが、それはわたしと占い師達とは鑑定のスタンスが違っていたからである。
わたしには霊感がないので、あくまでも手相をみてその意味を読み推理する。
占い師は基本は霊感で相手を占うのだが、それを表現する手段として占いを使うのである。
いくつもの占いをするのは、より確実な答えを導き出すためである。
占いは種類によって、手相のように知識だけで鑑定できるものと、絶対的要素として霊感の必要なものがあるようだ。 わたしは、ほとんど他の占いの知識がないものでどれがそうなのかはわからないが…。

プロとして手相鑑定をしている以上、本来ならば他の占い(霊感を絶対要素としていないものに限るが)も覚えなければならないのだが、手相だけでもまだまだ勉強しなければならない事が山程あるのでとてもそんな余裕はない。 ううう…、手相の仕事だけで生活できるようになれないものか…(切実な願望)。
 
 
 
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