アトピー読書案内・目次

アトピー・一般
脱ステロイド
食物アレルギー
患者
漢方
各種療法

トンデモ本
専門書
医を考える
食を考える

免疫学

環境
鼻アレルギー
民間療法業界話
その他

 

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≫≫≫  アトピー・一般 ≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪

『アレルギーっ子の生活百科―――環境汚染から見たアレルギーとのつきあい方』

角田 和彦著

近代出版

2000年

2700円

分厚く大きな本で、アレルギーの仕組みから薬の事、ダイオキシンの事、アトピーグッズの事まで、アトピーの人なら気になることが全て網羅されている。

 

『よくわかる アトピーの治し方』

アトピッ子地球の子ネットワーク著

永岡書店

1996年

1200円

アトピー初心者にお勧め。分かり易く、実用的。アレルギーの仕組みから日常生活の注意、アトピー・グッズまで、患者がまず知りたい事が万遍なく書かれている。

 

『アトピー治療の新しい道―――リバウンドの悲劇をくりかえさないために』

江部 康二著

風涛社

1996年

1500円

民間療法に右往左往し、ステロイドに悩む、アトピー中級者にお勧め。ステロイドの問題もわかりやすく書いている。「当たり前の食生活=食養生」を提唱している点、ざっくばらんな語り口も、好感が持てる。
参考http://www.big.or.jp/~reborn/message.html

 

『アレルギーの薬が分かる本―――1100点の検索と上手な使い方』

道端 正孝監修・田中 貴子著

農文協

 

1600円

題名から予想されるほど無味乾燥ではない。アレルギーの薬に関する知識を得ながら、アレルギーに関する色々な事がわかる、なかなかのお役立ち本。
自分の飲んでいる薬がどういうものか良く分からないという人に、お勧め。

 

『アトピーは治る―――誤解だらけの“環境病” 』

西岡 清著

講談社ブル−バックス

1997年

660円

現在の西洋医学界の標準的なアトピー性皮膚炎の知識・治療法。よくまとまっている。この本を読んで、アトピーが治るとも思え

ないが、アトピー性皮膚炎に関する一般教養として読んでおくのもいいかも。

 

『アレルギーと薬』

中村 晋

日本評論社

1998年

2400円 

一般向きと専門書の中間くらいの感じで詳しい。ステロイドに関してもきちんと書かれている。

 

『アレルギーが治らない理由』

千葉 友幸・平馬 直樹著

産調グリーンブック

 

1600円

 

 

『アトピー性皮膚炎 専門医・病院ガイド』

松井 宏夫監修

法研

 

1700円

多数の医師の、様々な考え方がある事が分かり面白い。もちろんガイドとしても読める。

 

『アレルギーの快適生活術』

アレルギーネットワーク編

風媒社

2000年

1300円 

アレルギーの概説や検査についてなどの他、離乳食、給食、ダニ対策、化粧品、エアコン等々、身近な生活の中で知りたいたくさんの項目について書かれている。
巻末に全国のアレルギーの会のリストあり。会の特徴については記載なく、大きい会も小さい会も区別なく並んでいるので、その点については自分で問い合わせないとわからない。

 

 

≫≫≫  ステロイド ≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪

『ステロイドを使わないアトピー治療をめざして

アトピー・ステロイド情報センター編

つげ書房新社

1800円

2001年

患者体験記、ステロイド、アトピー治療に関する情報。皮膚科学会ガイドラインへの批判。

 

『アンケート報告集』

アトピー・ステロイド情報センター編

アトピー・ステロイド情報センター(06-6364-0275

630円

1999年

アトピー性皮膚炎患者約3000名を対象とした実態調査と解析。ステロイド外用剤の長期使用がアトピー性皮膚炎の悪化を招いている事を明らかにしている。

 

『ステロイド依存―――ステロイドを止めたいアトピー性皮膚炎患者のために』

深谷 元継著

柘植書房新社

1999年

1700円

アトピー性皮膚炎患者がステロイド離脱を目指すにあたっての、実践的な情報。脱ステロイド後、症状はどのように推移するのか、写真とともに具体的に解説されている。

 

『ステロイドはもういらないアトピーの治し方』

藤澤 重樹著

合同出版

1999年

1400円 

アトピー関する全般的な解説と、ステロイド以外の様々な治療法が、読みやすくまとめられている。 巻末に「ステロイドに頼らずアトピー性皮膚炎を治療する医師達」37人のリスト付き。

 

『アトピー・ステロイドを考える―――より良いアトピー治療をめざして』

アトピー・ステロイド情報センター編

つげ書房新社

1996年

1800円

脱ステロイドに取り組む医師5人の講演集。

 

『アトピーにステロイドはいらない』

中野 勝輝著

緑出版

 

 

かつてテレビで、西洋医学のアトピー治療の問題を、「ステロイド以外の駒を持たない。」と表現していた。診療には、中医学を用いている医師。

 

『あぶないアトピー治療法―――ステロイド・食事療法を問う』

松下 一成・池田 道則編著

三一書房

1993年

750円

 

 

『私たちはこうしてアトピーを克服した』

松下 一成・住吉 純子著

エール出版

 

 

 

 

『アトピー性皮膚炎の温泉・水治療法―――ステロイド皮膚症からの離脱』

野口 順一著

光雲社

1995年

2060円

古くからステロイドの弊害に警鐘を鳴らし、温泉を利用した治療を実践している医師。

 

『アトピー性皮膚炎はこわくない』

三好 基晴著

三一書房

1997年

900円

ステロイド無しでも良くなる人が確かに数多くいる事がわかる良い本と思う。しかし、巻末の一章で、自分が顧問医をしている温泉療法会社の宣伝なんかするので、ちょっと台無しの感がある。

 

『驚異のアトピー包囲治療―――保険診療で自然治癒力を上げ脱ステロイド!』

野村 周作著

現代書林

1997年

1200円 

ステロイド無しで、どのように治すか、簡単なノウハウが分かる。健康食品を使う点は、如何なものかと思う。

 

『脱ステロイドでアトピーを治す』

玉置 昭治著

メディカ出版

1996年

1854円 

参考http://www.ych.or.jp/Atopy.htm

 

『アトピー大逆転』

清水 良輔著

神戸新聞総合出版センター

1997年

1300円 

 

 

≫≫≫  食物アレルギー ≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪

『アトピー・増やしていこう食べて良いもの―――がんばろうや!お母さん』

佐守友仁著

農文協

2000年

1300円

子供のアトピーの入門書といった感じで、除去食の事を中心に、やさしく全般的に概説されている。

 

『食事でアトピー性皮膚炎を治す本』

永田良隆著

法研

1995年

1400円 

これも入門書として、生活や食事の事が全般的に易しく書かれている。

 

おかあさんがつくったアレルギーっ子のレシピ毎日の食事』

食物アレルギーの子を持つ親の会料理スタッフ編

NHK出版

1996年

1200円 

カラー写真多数で、見やすくおいしそうな除去食レシピ。
巻末にアレルギー対応食品取扱店リストあり。

 

『ひろがる食物アレルギーの不思議』

松延正之著

芽ばえ社

2000年

1300円

アレルゲン低減化ミルクの製品別特徴表あり。
「人免疫系、神経系、内分泌系の三者は、影響を与え合いながらバランスをとっている事が、最近の研究でだんだんわかってきた。だから、免疫系の抗原抗体反応によるのみの反応でアレルギーが起こるのではなく、自律神経の狂いでも、または内分泌の狂いでも、アレルギー様症状が起こる事がある」
「アレルギーで肝機能が落ちる事があるし、肝機能が悪ければアレルギー症状が起きやすいともいえる」
など、興味深いことが色々書いてあって、ちょっと面白い本。
1冊目には向かないけれど、2冊目に、ちょっと踏み込んだ事が読みたい人にお勧め。

 

『食物アレルギーがわかる本』

上田伸男編著

日本評論社

1999年

1900円 

一般書と専門書の中間くらい。詳しい。

 

『アレルギーは回転食で治せ』

松延正之/千葉友幸共著

講談社

1988年

1000円

 

 

『こう治す 複合汚染アレルギー ―――食物アレルギー治療の新段階』

河野 泉著

桐書房

1997年

1500円 

 

 

『食品アレルギー』

上野 修一著

ブルーバックス

1992年

680円

教養書という感じでコンパクトにまとまっている。患者の悩みに応えるものではないが、一通りの知識を得たい人には良い。

 

 

≫≫≫  患者 ≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪

『アトピー・ステロイド情報』

アトピー・ステロイド情報センター(TEL 06-6364-0275)

 

 

 

年6回発行の会報誌。情報豊富。体験談もよく載っている。

 

『ステロイドを止(や)めた理由(わけ)―――離脱体験者35人による証言』

アトピー・ステロイド情報センター・住吉 純子編著

つげ書房新社

1996年

1800円

ステロイドを離脱した患者の体験談。埋もれてしまいがちな患者の声を記録したものとして貴重。「私は○○で治った!」という広告本の体験談は、嫌になるくらいあるが、営利と関係なく集められた体験談はこの本くらいしかないのでは。

 

『顔つぶれても輝いて―――ステロイド軟膏禍訴訟の記録』

江崎 ひろこ著

一光社

1988年

1236円

「これはステロイドではない」と医師にステロイドを渡され顔面に塗り、副作用を被った著者が起こした裁判の記録。ステロイド外用剤によるすさまじいリバウンドが一般にあまり知られていない時期だったので、何もわからず苦しんでいた同じ状態の患者に「自分だけではなかった」という驚きと共に、強い共感を与えた。
ただ、10年以上前の本なので、医学的事柄については他の新しい本を参考にしてほしい。

 

 

≫≫≫  漢方 ≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪

 

 

『全国漢方医ガイド』

渡邊裕・平馬直樹監修
ウェルネス医療情報センター編著

実業之日本社

1996年

2060円

 

 

『アトピー性皮膚炎を治す漢方療法』

丁 宗鐵(てい むねてつ)監修・田中 盛久著

池田書店

1995年

1200円

アトピーの漢方治療。

 

『漢方で治す子供のアトピー』

仙頭 正四郎著

講談社

1995年

1300円

「漢方の真価は、漢方薬という物ではなく、漢方の考え方にある。」

 

『東洋医学を知っていますか』

三浦 於莵(おと)著

新潮社

1996年

1100円

「西洋医学とは全く異なる、東洋医学というもうひとつの世界」(著者の言葉から)について、平易に説く。

 

『東洋医学 2000年9月号』

雑誌

緑書房

2000年

1480円

特集「アトピー治療最前線」

 

星が丘クリニック・岡部俊一<本病の基本を皮膚の陰虚ととらえ、滋陰薬・滋潤薬を用いる。それに加え守胃機能の機能の失調がある。その結果胃気が過剰に肌にあふれ肌熱が生じる。胃気の失調は、ストレス・飽食・運動不足・環境汚染から等から生じる。>

アオキクリニック・二宮文乃<思春期以降は肝熱(ストレス)が大きな悪化要因となる。夏はクーラーなどの影響で、冷えが原因で発症する患者も多い。外がカサカサしていても、皮膚病か必ず水毒があるので、これを取り除く。メディカルケアとセルフケアが半々で、本人の治したいという意欲を引き出す。>

明治鍼灸大学・江川雅人他<皮膚の病変を全身の臓腑の失調と位置付け治療を行う。ステロイド剤に抵抗を示す(効かない)難治例にも効果が見られた。>


富山医科薬科大学・豊田雅彦他<動物実験で、漢方生薬の当帰・地黄が皮脂の合成・分泌促進作用を有する可能性が示唆された。アトピー患者の入浴剤に使用し臨床効果を確かめた。>他。

 

『中医臨床シリーズ・アトピー性皮膚炎の漢方治療』

雑誌

東洋学術出版社

1996年

3500円

専門家向け。
平馬直樹、伊藤良、江部洋一郎、小高修司、江部康二、田中和光、灰本元、他。

平間<炎症性の病変は熱証といえる。アトピー患者は脾胃虚弱または腎陰虚の先天的体質により、体内に熱を産生しやすい。卵や牛乳などの高カロリー食や生野菜の多食は、脾胃の湿熱を生む。湿熱が旺盛であると、皮疹から滲出液が生じる。また腎陰虚の者は内熱(虚火)を生じやすい。またストレスは心火・肝火を生じる。

酒さ様皮膚炎は、顔面と頚部の毛細血管の拡張と透過性の亢進を特徴とする事から、その中心的病態は、熱が血分にこもり、生体の陰陽のバランスが崩れて、陽気が顔面に昇ったと考えられる。すなわち長期のステロイド剤の外用により、血絡(毛細血管)が傷害され、血分にびまんする熱を血絡に引き入れる。陽熱が上亢し難治となる。またお血を生じてかさついたり色素沈着を残しやすくなる。>

 

≫≫≫  各種療法 ≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪

 

『ワイル博士のナチュラル・メディスン』

アンドルー・ワイル著

春秋社

 

3200円

薬・病院が嫌なら何をすれば良いか。そのノウハウが必要にして充分わかる。ステロイドが嫌だからと、変な民間療法の本を読むより、これ一冊読んでおく方が役に立つ。 「治す」という事について、全体的に見通すバランス感覚がある。

 

『アレルギー疾患の克服』

甲田 光雄著

創元社

 

 

断食・温冷浴・生菜食など、西式健康法。

 

『アトピー性皮膚炎をどう克服するか』

絶食研究会編

光雲社

1991年

1500円

絶食によるアトピー治療。

 

『温泉の医学』

飯島 裕一著

講談社現代新書

1998年

660円

アトピー性皮膚炎の温泉治療だけについて書かれた本ではない。が、
「温泉に含まれる微量成分のマンガンやヨードが、黄色ブドウ球菌を減らすのに有効である事がつきとめられた。」
「温泉入浴を繰り返していると、体内の滲入量が減り、慣れが生じる。」
等、アトピー患者の参考になる多数の事柄が、取材を元によく書かれている。

 

≫≫≫  トンデモ本 ≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪

 

『アトピーを治す大事典
―――最新医学療法から、漢方療法、心理療法、代替(民間)療法まで』

帯津 良一編著

二見書房

 

2500円

数え切れないほどの療法が載っていて楽しくなる。でも、トンデモ療法(それもバカ高い)も載ってるから、それなりの選択眼の無い人は、うっかり見ない方が良い。あっという間に財布が空になるから。私はこういうの好きだが。

 

 

≫≫≫  専門書 ≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪

 

アトピー性皮膚炎とステロイド離脱

深谷元継 著

医歯薬出版株式会社

2000年

5000円

ステロイド外用剤を連用していたアトピー性皮膚炎患者が、ステロイド離脱後に強いリバウンドを生じ、その後寛解していく過程を経時的なカラー写真の提示によって示し、解説を行った。

 

『アトピー性皮膚炎テキスト―――コンセンサスアップデイト』

宮地良樹・永倉俊和編

メディカルレビュー社

2000年

4800円

ドライスキン、アレルギー炎症、痒みのメカニズム、ステロイド外用剤による接触皮膚炎、免疫抑制剤、紫外線療法、食物アレルギー、環境、ストレス、イソジン療法の功罪、N-3多価不飽和脂肪酸、他。

 

『アトピー性皮膚炎テキスト―――正しい知識と治療、生活指導』

西岡 清著

南江堂

2000年改訂

2500円

専門書の分類には入れたが、一般向きとの中間のようで、文章も難しくなく、ページ数もそれほど多くないので、読みやすい。
病態・検査・治療法・生活の注意・民間療法の位置付けなどアトピーに関する事柄が全般的に解説されている。

 

『専門医が語る アトピー性皮膚炎』

西岡 清・宮地 良樹 対談

医学書院

1996年

3502円

専門書ではあるが、対談形式なので、一般人もスラスラ読めて良い。
もちろん内容も面白い。

 

『アトピー性皮膚炎治療―――最新のトピックス』

宮地 良樹編著

先端医学社

1996年

3600円

最新のトピックスという題名通り、興味深い話題が多数取り上げられている。ステロイド、免疫抑制剤、紫外線療法、ドライスキン、合併症、等。

 

『小児喘息・アレルギー疾患の予防と治療に役立つ栄養と食生活』

鳥居 新平編

医学書院

1998年

2400円

食物アレルゲン、経口免疫寛容、脂肪酸n-3、n-6、フリーラジカルなどの話題。

 

『アレルギー科』第8巻・3号

(雑誌)

科学評論社

1999年

2625円

特集「アトピー性皮膚炎治療における最近の進歩」
アトピー性皮膚炎の治療ガイドライン。低アレルゲン食品、スキンケア、ステロイド外用薬、免疫抑制剤、サイトカイン療法、他。

 

『アトピー性皮膚炎の薬物療法』

久保 道徳著

薬事日報社

1997年

3400円

著者は漢方薬理学を専門としている。医師だけでなく患者も読者の対象としているので、内容は濃いが一般人にも読みやすい文章。
漢方についてだけでなく、皮膚やアレルギーの仕組みから、ステロイド、リバウンドについてまで詳しく書かれている。
ヌルヌルする油類を塗ると皮膚がシットリするのは素人的にも分かるのだが、サラサラの液体である生薬の入浴剤でなぜ皮膚がしっとりするのか、前から私は不思議だったのだか、その理由がこの本で少し分かった。その他にも参考になる諸々の項目多し。

 

『アトピー性皮膚炎 病態と治療(改訂版)』

西岡 清編

医薬ジャーナル社

1997年

3708円

アトピー性皮膚炎について、全体的に詳しく書かれている。

 

『アトピー性皮膚炎治療とステロイド外用療法』

玉置 邦彦・中川 秀己・古江 増隆著

中外医学社

1998年

4000円

 

 

『アレルギー疾患治療ガイドライン(95年改訂版)』

日本アレルギー学会監修

ライフサイエンス・メディカ

1995年

3500円

及び腰で、当たり障り無い(患者にとってではなく、医者にとって)事を書いているという印象。喘息・鼻炎・アトピー性皮膚炎について。減感作療法に多くのスペースを割いているのは、実態に即してないとの批判もある。


これの後も、新しい年度のガイドラインが出ているが、参考のためにあげておきます。

 

『ステロイド外用剤―――特性と使い方

吉川 邦彦・原田昭太郎編

医薬ジャーナル社

1995年

2200円

 

 

『小児診療1998.4特大号―――小児アレルギーの全て』

(雑誌)

診断と治療社

1998年

6000円

 

 

≫≫≫  医を考える ≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪

 

『人はなぜ治るのか』

アンドルー・ワイル著

日本教文社

 

2400円

ホリスティック医学の第一人者。西洋医学の外の世界、治るのには、たくさんの方法があるという事に目を開かれる。病気とは何か、人はなぜ治るのか、はっとさせられる知見が数多くある。

 

『クォンタム・ヒーリング』

ディーパック・チョプラ

春秋社

 

2600円

西洋医学の外へ、私をいざなってくれた本の一冊。この本も、人はなぜ治るか、突き詰めて考える一助になる。

 

 

『危ない医者たち』

ロバート・ヤングソン、イアン・ショット著

青土社

 

2400円

何百年も前から、人間は、数多くのトンデモ療法で右往左往していた事が分かり、大笑い。「アトピーは情報が多すぎる。アトビー患者は民間療法に右往左往している。」という事がしばしば言われるが、今に始まった事ではないわけだ。
また、その時代の正統医療も時代が変れば、トンデモ療法になる。正しいはずの正統医学も、時代と共に変遷する事がわかる。

 

『薬害はなぜなくならないか』

浜 六郎著

日本評論社

 

2678円

薬害について詳細・明快に説く。「そーだ、そーだ、そのとおり!!」と読んでいて、深く肯かされる。薬害と添付文書について然り。無用の長期連用がもたらす薬害について然り。薬害には皆共通の問題点がある。
浜先生がんばれ!と思わず言いたくなる。みんな読もう!

 

『ノーモア薬害(増補改訂版)―――薬害の歴史に学びその根絶を』

片平 洌彦著

桐書房

2800円

1997年

薬害について一通りの知識が得られる。

 

『治せる医師・治せない医師』

バーナード・ラウン著

築地書館

1998年

2000円

心臓専門医の語る、医師と患者の関係のあり方。やや古風に感じて、この本自体はそれほどお勧めではない。
が、裁判関係で少し興味を引く文があったので、引用しておく。
「医療ミスで障害を受けるのは、入院患者の1パーセント。医療過誤を受けた患者の中で、実際に訴訟を起こしたのは1.53パーセントにすぎない。賠償が実際に勝ち取られるのは、過失の件数の十四分の一にすぎない。
訴訟の横行する米国でさえ、医師が訴えられるのは過失五十件のうち一件しかない。」
イギリスの報告書であげられている、患者が訴訟に踏み切る主な三つの理由。
「第一、に同じような事が友人や近所の人たちに起こらないようにするため。
第二に、何が起こったか真実を明らかにしたい。
第三に、苦痛に対する慰謝料。三つの中では、最後の理由がもっとも少ない。」
人間の感じる事は、世界中で同じなのだと、うなずいた。

 

≫≫≫  食を考える≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪

 

『新版・まともな食べ物ガイド
―――有機野菜から無添加調味料まで全国情報2000件』

まともな食べ物を取り戻す会編

学陽書房

 

 

食材の入手先を探すのに。掲載件数が多数なので、一冊持っておくと重宝する。

 

『エコロジカル・ダイエット―――生きのびるための食事法』

ジョン・ロビンズ著

角川書店

 

2500円

菜食主義の理論的根拠を資料を基に説明。食分野のエコロジー。日本語のダイエット=減量とは関係ない。
(付記:完全菜食はB12が不足する。かつては植物食品にも含まれるとされていたが、不活性の類似体で役に立たないとされいる。完全菜食の母親の母乳で育った乳児の脳の発育障害が報告されいてる。)

 

『食生態学入門―――生き残るための食の基本』

西丸 震哉著

角川選書

1981年

880円

 

 

『安全な食べ物 確かな暮らし―――食品添加物編』

安全食品連絡会編著

三一書房

1992年

850円

 

 

『恐怖の食物―――自然食のすすめ』

郡司 篤孝著

三一書房

1974年

650円

 

 

『食卓の化学毒物事典―――安全な食生活のために』

渡辺 雄二著

三一書房

1995年

950円

 

 

『自然食は安全か』

高橋 晄正著

農文協

1989年

1200円

自然食の細かな欠点などが幾つか書かれているので、自然食続ける上でも役立つ。

 

『今の食生活では早死にする―――アメリカ上院栄養問題特別委員会レポート』

今村 光一監訳

RYU BOOKS

1988年

850円

食生活について記述されてる時、頻繁に引用される“マグバガン”報告のレポート。

 

『よい脂肪 悪い脂肪』

ジョン・フィネガン著

徳間書店

1995年

1200円

これ読んで、マーガリンを食べるのはやめました。

 

『油 このおいしくて不安なもの』

奥山 治美著

農山漁村文化協会

 

 

 

 

『からだに効く・栄養成分バイブル』

聖マリアンナ医科大栄養部長 中村丁次監修

 

1996年

1300円

こういう栄養を摂りましょう、という意味でこの本を挙げたのではない。この本には、身体に効く成分として、各種ビタミンから始まってマンガン、モリブデン、オレイン酸、イソロイシン、ギンコライド、シスタチン…等々等々、約140種も挙げられている。
目が回って、もうサプリメントや健康食品で、どうこうしようという気が失せる。そして、きちんとした食事を摂りましょう、というきわめて凡庸な結論に達するのに役立つ。
 

 

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『奇跡的治癒とは何か』

バーニー・S・シーゲル著

日本教文社

 

 

勇気と元気が湧きます。

 

『シーゲル博士の心の健康法』

バーニー・S・シーゲル著

新潮文庫

1993年

600円

 

 

『癒しのことば―――よみがえる祈りの力』

 

ラリー・ドッシー著

春秋社

1995年

3296円

お祈りすれば病気が治る、という無邪気な本かと思えばさにあらず。
祈りの効力検証に、二重盲検法やバクテリアに対する実験や最新物理学まで持ち出す。また、最近流行の前向き思考が必ずしも有効ではない話など。読みごたえがある。
本書の本筋とは全然関係ないが、内向型にについての記載が少し興味を引いた。
「人間の大脳辺縁系には小脳扁桃とよばれる感情反応の統御を助ける部分があるが、ケイガン(ハーヴァード大学の心理学者)は、内気な子どもはこの部分の刺激限界が概して低い事を突き止めた。こうした子供においてはストレス性の刺激が通常以上に大きな肉体的衝撃を引き起こす。内気な子供がストレス性の出来事に遭遇すると、そう強烈な体験でなくても、交感神経系の過剰な活動があらわれる。」(p123から要約)
これ、アトピーに当てはまるんじゃないだろうか。アトピーによくある性格としていい加減な説がたくさんあるが、「内向的」くらいは、おおざっぱな共通傾向として言ってもいいような気がする。でも、ずっと病気してて外向的な人間なんているんだろうか。やっぱりアトピーの性格談義はやめた方がいいか

 

『中村久子の生涯』

黒瀬瓜次郎著

致知出版社

1994年

2500円

自らの病をどう考えるか。幼くして四肢切断した人の伝記。私はリバウンドの最中に読んだ。最後のページを閉じて、しばらくは立ち上がれなかった。

 

『無敵のハンディキャップ―――障害者がプロレスラーになった日』

北島行徳著

文芸春秋

1997年

1524円

持って生まれた肉体の悪条件の中でどのように生き抜くか。痛快であるようでもありカッコ悪くもあり、泥沼のようでもあり。生きるという事、幅広い人間のあり方について考えさせてくれる。
文章に疾走感があり、障害者がプロレスラーになってしまうという題材の極端さで、抜群の面白さ。

 

『旧約聖書―――ヨブ記』

 

 

 

 

「素焼きのかけらで体中をかきむしった。」何千年も前に皮膚病に苦しんだ男の神への問い。聖書に、自分と同じく皮膚病に苦しむ者の話が載ってるなんて、と興味を引かれた。
その苦悩の表現に、私が感じていたものとそっくりのものがあり、何千年も前も今も、人間が病に苦しむ事は同じなのだと思った。
最初、この項は、「アトピーそっくりの話が、聖書に載っているなんてビックリ。」と短く書いていた所、ニフティのアトピー会議室でおなじみの箕面の猿さん(ペンネーム)から、こんなメールを頂きました。

すこし気になったこと『旧約聖書―――ヨブ記』のことですが、主が悪魔に幸せなヨブを、「勝手にしてよい、いたぶっていい」といったので、いたぶったときの事を書いたのがヨブ記です。
ヨブ記の2:7項に英文でヲ So went Satan forth from the presence of the LORD, and smote Job with sore boils from the sole of his foot unto his crown.
こう記入されていますが、日本語訳の聖書では重い皮膚病となっていますので、勘違いします。
原文では、 boils (よう、ねぶと、でんぼ)となりアトピー性皮膚炎の事ではないです。
聖書に記されている皮膚病に関し調べたのですが、下記のようなアトピー性皮膚炎のような皮膚病はなく、盛り上がっているかさぶた(疥癬?)、ハンセン氏病や乾癬?、ふけ状のものをいっているので、赤くなったとか熱があるとかの記載は見つかりません。
Le 13:2 When a man shall have in the skin of his flesh a rising, a scab,or bright spot, and it be in the skin of his flesh like the plague of leprosy; 
たぶん聖書の時代にはアトピー性皮膚炎の(昔はアトピー性皮膚炎の言葉もなかった。)記載は見つかりませんのでなかったと思います。お気づきの方は叉教えてください。

箕面の猿さん、ご指摘ありがとうございます。確かにアトピーではないようですね。わたしの場合、大昔にも痒みで苦しんだ人がいるんだー、と感覚的に読んでいるだけですので、正確さに欠けたようです。
最近、ヨブの病名は「象皮病」だとある本でちらっと見たのですが、象皮病って何でしょうか。ご存知の方教えて下さい。

 

『ダライ・ラマの仏教入門』

ダライ・ラマ14世

光文社

 

1700円

 

 

『ブッダの真理のことば・感興のことば』

中村 元訳

ワイド版岩波文庫

 

1100円

2500年前に、「苦」について思索した人の言葉。

 

≫≫≫   免疫学 ≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪

 

『アレルギーのしくみと不思議』

上野川 修一著

日本文芸社

 

1200円

『からだと免疫のしくみ』

上野川 修一著

日本実業出版社

1996年

1359円

免疫学は、ややこしい物質名がゾロゾロ出てきて、頭が痛くなるが、この2冊はイラストがたくさんあって、読みやすい。

 

『未来免疫学―――あなたは顆粒球人間かリンパ球人間か』

安保 徹著

インターメディカル

1997年

1810円

大変面白い。リンパ球上に副交感神経伝達物質レセプターがあることから、「副交感優位=リンパ球多い=アレルギー起こしやすい」ということが言えるそうだ。私も今まで経験した、断食や冷水浴・温冷浴等が効果あること、雨の日や梅雨に悪化する事、瞑想を続けているとかえって悪化するような気がした事、夜間痒みが増す事、など、思い当たるふしが多々ある。
その他、この説によって、アルカリ水のこと、一つの漢方薬が相反する症状の両方に効果あること等、何でもかんでも明快に説明できる。
「陰極まれば陽に転ずる」という漢方で言われる現象まで説明できたり、興味深い。
これが、単なる面白い仮説なのか、それ以上のものなのか、私には分からない。
請う・専門家の論評!

(その後、機会があり血液検査したが、私のリンパ球は別に多くない。おかしーなー?
これを見ているアレルギーの皆さん、あなたのリンパ球は如何ですか?
そもそも、アトピー性皮膚炎は交感神経亢進とも言われるし。よくわかんないですね。)

 

≫≫≫  環境 ≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪

 

『化学物質過敏症―――ここまできた診断・治療・予防法』

石川哲・宮田幹夫著

かもがわ出版

1999年

1700円

 

 

『メス化する自然―――環境ホルモン汚染の恐怖』

デボラ・キャドバリー

集英社

1998年

2000円

わずか数ヶ月の観察で毒性が分からないから微量だから、安全だと、化学物質をばらまく事の、愚かしさと傲慢さを教えてくれる。
化学物質には当然医薬品も含まれる。サリドマイド、DES(合成エストロゲン)の悲惨な例にも言及している。

1939年に登場したDDTは画期的な農薬、現代化学の奇跡と絶賛され、人間には無害であるとされ、世界中で大量にばらまかれた。
その後に、毒性を示す証拠が山のように出され、現在、ほとんどの西欧諸国では使用禁止となった。
しかし、その半減期は100年とされ、環境にも人体にも長期残留する。地球がDDTに汚染され50年が過ぎた現在でも、その性質について新しい発見がある、という。

何かの話に似ている………。
似たような事が何度も繰り返される。人間の愚かしさは永久不変ではないかと思えてくる。

ニュースでは、エストロゲンを撹乱する化学物質の働きばかり話題になっているが、副腎皮質ホルモンを含む他のホルモンシステムも撹乱・阻害されている証拠があるという、アレルギー患者にとって聞き捨てなら無い一文もある。

 

『合成洗剤の話』

日本消費者連盟編

三一書房

1991年

750円

 

 

『だから、せっけんを使う』

船瀬 俊介著

三一書房

1991年

850円

 

 

『あなたも化学物質過敏症?―――暮らしにひそむ環境汚染』

石川 哲・宮田 幹夫著

農文協

1993年

1300円

 

 

『食品と暮らしの安全』

日本子孫(あびこ)基金