| Tim's
filmograpfy 我が銀幕のティム・ロス |
アメリカ、家族のいる風景
(2005) last update:06/02/23 |
● 作品データ ● 原題 Don't Come Knocking 上映時間 124分 日本初公開年月日 2006/2/18 ジャンル ドラマ 人生を、君たちとやり直せたら。
監 督・原 案 ヴィム・ヴェンダース Wim Wenders 脚 本・原 案 サム・シェパード Sam Shepard 撮 影 フランツ・ラスティグ Franz Lustig 音 楽 T=ボーン・バーネット T‐Bone Burnett 製作国 ドイツ/アメリカ Sony Pictures Classics
HanWay Films2005年アメリカ公開予定 あらすじ 老いた西部劇俳優は、撮影中の映画を降り、自分探しの旅に出る
● 出演者リスト ● ハワード・スペンサー サム・シェパード Sam Shepard ドリーン ジェシカ・ラング Jessica Lange サター ティム・ロス Tim Roth スカイ サラ・ポーリー Sarah Polley アール ガブリエル・マン Gabriel Mann アンバー フェアルーザ・バーク Fairruza Balk ハワードの母 エヴァ・マリー・セイント Eva Marie Saint 2004年夏、ティムが撮影に入っていたのが当作品。
サム・シェパード脚本・主演、監督はヴィム・ヴェンダース。
そして見事な共演者たち……期待をもつなといっても無理です!
ヴェンダースとは、以前にカメオ出演した「ミリオンダラー・ホテル」がありましたが
今回は、初めから、名前が出てますクッキリと!……いや、だからなんだという訳では
ありませんが(汗)
上記は、日本公開時の情報に基づいて書いておりますが、
新作として聞こえてきた当初はいろいろな情報がありました。
例えばmovies.go.comでは、Jean Reno, Clea DuVall, Mark Everettの名がありました。
(04.5.11段階の情報らしい)
サムの長年のパートナー、ジェシカの名もあってニヤリ。
地元の店のオーナー役だそうですが、ティムとは「ロブ・ロイ」以来の共演になりますね。
さて、クレア・デュヴァルが降りて彼女になったのか??単なるガセか?
the Z reviewでは、当時まだ余り詳しいキャストは載っていませんでしたが、
04.07.08付けの情報として、Eva Marie Saintが、サム・シェパード演じる主人公の
母親役を受けたことを紹介していました。
● この作品におけるティム ● 主人公を連れ戻すべく雇われた探偵サター。
当初、ティムが演じる役については、役名以外判らないという状況が長く続きました。
当時、わかっていた限りの情報だと、
登場人物たちは、主人公をとりまく撮影所か、放浪する西部、
その二つのエリアの住人に分かれそうだったので、
ティムに割り振られる役も、映画人か、それとも西部のカウボーイか?
と予想していたんですが、いやはや、まさか主人公を連れ戻す探偵役だったとは。
まぁ、映画制作サイドに雇われたということですので、映画側ではあったのですが、
そのうち出てきた画像だと、まるで保険の調査員みたいなカッコで…
当初、映画人とカウボーイ両方ともやれ!なんて思ってたこちらはずっこけました。
ちょっと想像してみてくださいよ、ティムのカウボーイ姿…
最近おなじみになったあのヒゲ面に、無造作にカウボーイハット
襟元にはスカーフを巻いて…
で、煙草をくわえて……そんな感じ。似合いそうじゃないすか。
でも、やはり、そんなの、サム・シェパードには通用しなかったみたいで、
西部に紛れ込んだイギリス人、ヴィム監督とサムとの間では
そういう設定を造っているらしいです。
まぁ、サム・シェパードとヴィム・ヴェンダースです、例え悪役だとしても
間違っても決まりきった役なんぞ、割り振りますまい。
とにかく、二人がどんな役をティムに割り振ったのか。
この目で確かめるのがすごく楽しみです。
● 出演こぼれ話 ● ● ティム、現場で
ごねる? その1当初、ハワードの母親の町でのティムの出番は短かく、エヴァ・マリー・セイントとのシーンはなかったそうなのですが、これに関して裏話が。
’05年10月の来日記者会見で監督自らが語ったところによれば、出番が少ないティムはとても退屈していて、機嫌が悪かったんだとか。監督がいぶかしんで、何が気に食わないのか尋ねてみると、
「世界中で最も敬愛する女優のエヴァ・マリー・セイントと一緒に映画に出ているのに、まともなシーンがひとつもないじゃないか」
とティムが怒って答えたと。
ほ・ほんとかよティム!(てか、そんなに彼女のファンだったのか!?)
そこでサムと相談して、「いいシーン」を追加したと。それが、母親の家を訪ねてクッキーを食べるシーンなんですって。
監督いわく「結果的に、とてもいいシーンになりましたが、映画にとっては必要のないシーンでした(笑)」 おいおーい(汗)● ティム、現場で
ごねる? その2同じく来日記者会見での監督によれば、
撮影中、またティムの機嫌が悪くなったそうで。どうしたのかと尋ねてみると、
「わからないのか!?ジェシカ・ラングと共演するのが長年の夢だったのに、彼女とのシーンがまったくないじゃないか!」
仕方がないので、また、またサムに頼んで追加してもらったのが、ジェシカ扮するドリーンとのポテトについてのやりとりだったそうで…。
「またもや、まったく必要のないシーンを撮ってしまいました(笑)」
…あの、ジェシカとは「ロブ・ロイ」で共演済みなんですが。…はっ!
監督!ティムをだしにしないでください!(爆笑)
● その他 ●
ロケ地:
アメリカ、
ユタ州(Arches National Park,Moab)
モンタナ州ビュート、
ネヴァダ州エルコー、
カリフォルニア州LA
流石、西部劇俳優の物語だけあって、いかにも西部らしい地名ばかりです。
撮影は2004年夏、7月末か、はたまた8月からか、始まった模様で、
大体、8月前半までに、モンタナのビュート、
8月13日から20日?まではネヴァダ州エルコー、
そして、その後、モアブなどユタ州のほうに移動したもようです。
参考:elko daily free press
ちなみに、エルコーでは、主人公(サム・シェパード)が、
母親(エバ・マリー・セイント)を訪ねる場面が撮られたそうです。
で、ロケ地となったそれぞれの場所ではかなり話題となったようで、
特にエルコーの前に、1ヶ月以上ロケ隊が滞在したモンタナ州のビュートでは
さまざまなニュースが発信されています。
Hundreds audition for Montana movie(billingsgazette.com)
6月28日の記事ですが、映画のエキストラのオーディションにおよそ150人もの人が
やってきたそうです。
Hollywood makeover: Film crew cleans historic M&M for its movie closeup
(montanaforum.com)
こちらでは、映画の大事な舞台となるM&Mという建物の、撮影用の大々的な改造と、
映画のストーリーについて少々詳しいことが載っています。
それによると、主人公は、それまで知らずにいた自分の息子を探しに
ビュートにやってくるのだそうです。なるほど、年くって突然そんなこと知れば、
大の男が仕事うっちゃって飛び出すのは肯けますね。しかし、未知のまだ見ぬ息子
……なんだか「ビューティフル・カントリー」を連想しますね。あれは息子が父を求めて
行う自分探しの旅でしたが、こちらでは父が息子を探すわけですか。ふむふむ興味深い。
また、次の記事では、ロケ隊について地元住民が不満をもたらした事実もあると
しながら、しかし、彼らが地元に落としたお金はかなりのもで、映画事業は経済の
支援になっていると指摘しています。
the Montana Standard
elko daily.com
興味深い指摘ですよね。道路やハコモノ作ったり公共事業引っ張ってくるより
こっちのがいいじゃん。
公式HP:http://www.dontcomeknocking.com/
● 映画祭歴 ● 2005.5.19 カンヌ国際映画祭
Cannes Film Festival(仏)2005.7.5 Karlovy Vary Film Festival(チェコ) 2005.8.6 ロカルノ国際映画祭
Locarno Film Festival(スイス)2005.10.3 リオデジャネイロ国際映画祭
Rio de Janeiro International Film Festival(ブラジル)2005.10.7 ワルシャワ国際映画祭
Warsaw Film Festival(ポーランド)2005.20.21 サンパウロ国際映画祭
Sao Paulo International Film Festival(ブラジル)2005.11.5 Taipei Golden Horse Film Festival(台湾) 2005.11.27 German Film Festival(シンガポール) 2006.2.19 Bangkok International Film Festival(タイ)
● 受賞歴 ● カンヌ国際映画祭
2005年パルムドール (Wim Wenders )ノミネート ヨーロピアン・フィルム・アワード
2005年Best Cinematographer 受賞
(Franz Lustig).Best Director ノミネート
(Wim Wenders)Best Editor ノミネート
(Peter Przygodda , Oli Weiss)Best Film ノミネート
● 関連書籍 ● 「アメリカ、家族のいる風景
〜オフィシャル・フォトブック」サム・シェパード、ヴィム・ヴェンダース著,
稲吉 章子、田中 尚美、八木 正三訳
ブルース・インターアクションズ ¥1,200
2006/02/18発行 221 p
ISBN: 4860201612