天を仰いで


コンクリートの箱庭から天を仰いで

そそり立つ灰色のビルと
塗りたくったペンキ色の空に
容赦なく押しつぶされて
私はぺたんこになった

それでも
それだから
目を閉じることはせず
目を逸らすことはせず
持てる力すべてで
睨み付けるように
夢までの距離を測る


photo ©nonya


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