自家焙煎珈琲豆販売

自家焙煎コーヒー豆を店頭で販売しています。

ご希望の豆の種類、グラム数をお申し付けください。
多めの量をご希望の方は、あらかじめご予約ください。

【 豆の価格 】

50g → 315円より +豆袋代 一袋 30円

※ 容器をご持参いただくと袋代はかかりません。


豆取り扱い説明

この度は、タムラ珈琲をお買い上げ頂きありがとうございます。

タムラ珈琲は、スペシャリティー・コーヒー豆を、ご注文を頂いてから焙煎し、 焙煎したての豆を専用の袋にてお届けしています。 いつもより、多めのコーヒー豆を、中粗挽きで挽いて、お楽しみください。

コーヒー豆をjazz in "B♭"までお持ち頂ければ、無料で豆を御挽き致します。

【 おいしい飲み方 】

タムラ珈琲豆の保管は専用の袋のまま、常温が最適です。焙煎したての豆を袋詰めにしてありますので、十分に日持ち致します。

冷蔵庫等に保管する場合は、コーヒーを飲む前に豆の温度を常温に戻して下さい。

豆の温度が冷えた状態のまま抽出しますと、豆が膨らまなかったり、酸味が強く出たり、味が薄くなったりします。

焙煎したてのコーヒー豆は、焙煎後も炭酸ガスを発生して活きています。専用の袋が膨らんでくるのはそのためです。時々チャックを開けて炭酸ガスを外に出して下さい。

第1回第2回第3回第4回第5回第6回第7回第8回
第9回第10回第11回第12回第13回第14回第15回
第16回第17回第18回第19回第20回第21回第22回
第23回第24回第25回第26回第27回第28回第29回
第30回第31回第32回第33回第34回第35回第36回
第37回第38回第39回
第40回 2009.11.25.

田村、ここのところの数日&1ヶ月、いろんな問題でしんどい日が続いていたんですが、昨夜のライブで、とりあえず終了!
で、夜中でしたが、久しぶりにワインでリラックス。
とうぜん朝の血糖値は、最近では見ない数字に、跳ね上がってました。
普段はあまりしない、午前のウォーキングに出かけようと決めて、自宅の北側にあるプレハウォークを目的地にして、出発!
プレハの中にあるワイン屋に行ったら、新年でもないのに、『福袋』があったんです。
1袋3900円。
ん〜、、まー、褒美と思い2袋ゲット。
気持ちは、種類が違うワインが4本くらいあるといいな〜、、。
でしたが、なんと、中身が、ダブっていたんです。
そっか〜、そーゆーことも、当然あるわけか〜。
下の写真が、そのワイン達です。



珈琲の焙煎に単品焙煎と混合焙煎というのがある。
実際には、もっとたくさんの焙煎の種類がある。
この、単品とか混合とかいう言い方も正式なものかどうか、わからない。
単品焙煎とは、1種類の珈琲豆の焙煎。
混合焙煎とは、複数の種類の珈琲豆を同時に焙煎。
ブレンドを作る時は、この単品焙煎をしたもの同士をブレンドして作る。
が、一応基本である。
料亭の野菜の煮物、、かな。

それに対して、混合焙煎は煎りムラが起きやすい。
が理由で、どちらかというとイレギュラーな焙煎方法である。
まー、種類の違う豆、サイズ、水分含有量、豆の硬軟、全く違う豆を同時に焙煎するのだから、煎りムラは、むしろ起きてとうぜんである。
お袋の野菜の煮物、、かな。

B♭.のブレンドも、ほとんどがこの単品焙煎豆同士のブレンドだ。

ただ、問題は田村がヘソ曲がりであるということ。
時々、本当に時々であるが、料亭の野菜の煮物は、『飽きる』になることがある。
クオリティーの高さが美味しいのポイント、、みたいに感じてしまうことがある。
まー、おそらく、田村が未熟であることが原因なのだろうが、、。
なんだか、つまんない、、。

そんな時、実家に帰ってお袋の煮物を食べると、料亭みたいな味ではないが、うんまい!
ってことは、こんな味が各家庭の数分だけあるのかな〜って考えたら、じゃ、こっちの方がいろんな味があって、楽しいじゃん。
に、なった。

で、田村も1品だけ、混合焙煎のブレンドを作って置いてみることにした。
マスターブレンド・ライトである。
少し、乱暴な考え方、勝手な解釈からの1品ではあるが、煎ってみなくては、わからない味。
ここにしか、今しか、という単位のオリジナリティーは、面白い。
と思い作ってみた。


夏の頃に、リンゴの木を丸ごと1本予約した。
秋になって、リンゴが実ると、その木に実っているリンゴを全部頂けるのだ。
頂くといっても、こちらから現地までいって、木から自分で摘み取るのである。
これが、楽しい!
思いっきり、楽しい!!
リンゴって、1本の木に、30個〜40個くらい、まーせいぜい50個くらい実っているのかな〜。
とんでもない、100個〜120個実ってます。
ちょっと、想像より見た目は気持ち悪い。
これが、全部のリンゴが、すごく美味い!
B♭.で、このリンゴ、今なら食べれます。
でも、このえらいこっちゃがアップする頃には、もう無いかも、、。

明日は、新型インフルエンザの予防接種の日。
注射嫌いの田村には、明日は、

えらいこっちゃ。

第39回 2009.10.25.

今日は、最初に報告です。
調理師の資格試験に見事に合格しました。
毎日が忘却との戦いの55歳の田村が、記憶という作業に勝った証明である。

田村は調理師の資格を持っている。っと、いうことになる。
B♭.のような飲食店は、本当のルールは、この調理師がいないと営業をしてはいけない。
と、ずっと思っていて、田村はズルをしてB♭.を経営してるんだと、長い間後ろめたかった。
ところがです。
皆さん、知ってますか? 実は、ルールは、『出来るだけ、調理師が居るように、努力をすること』である。
つまり、いなくてもいい!が、ルールである。
田村は、この事を受験勉強中に知った。

では、調理師の資格を持っていると、どんな特典があるか?
ルールには、こー書いてある。
『田村は調理師である、と、言っていい』である。
つまり、特典は何にも無い!である。
試験は、60点以上が合格!のはずだが、過去の合格率が、決まって60%前後???なのである、、、。

という風に、久しぶりに世間の風にさらされた田村である。
で、『調理師資格試験の合格』は、『記憶という作業に勝った証明』に、心の中で書き換え、終了した。

1センチ四方くらいのオーブンシートに、凧糸を下から通して、糸を上に1センチくらい出す。
佃煮が入っていたような空き瓶に7分目くらいまで水を入れる。
そこに、使用済みの天ぷら油(サラダオイル)を水に浮かせる。
凧糸を通したオーブンシートをオイルに浮かせ、凧糸に火を灯す。
なんと、瓶の中で火が灯るローソクの完成である。
燃料は廃油だ。
この簡易ローソクを店内に10個くらい置く。
そーすると、店内の電灯を7個消しても、何も問題ない雰囲気である。
B♭.の従業員が考えたのである。
素晴らしい、この不況時に、ナイスなアイデア!!

しかし、従業員がこんな事を考えなくては、いけないくらいヒマな事。
こんな事を考えるヒマがある。
が、問題だ。

このまま、この不況が続いたら、、、えらいこっちゃ!

第38回 2009.9.25.

まだ、迷っている
焙煎機の件である。
実際のところ、今の1キロでは、焙煎量が多すぎて仕事が嫌になってしまう。
4キロを買うということは、楽にはなるが、必然的に喫茶にプラス『豆屋』を始めるということになる。
田村は豆屋が嫌なのである。。。

まずは、 井上さんのとこに、行ってみるか、、。
じゃ、電話しよっと!
ルルル、、ガチャ
い『井上です』
た『浜松の田村です』
い『あ〜、浜松の田村さん』
のんびりした、だいぶ慣れた、井上さんの声が電話の向こうから聞こえる。
なんだか、ほっとする。
た『月曜日に、そちらに、おじゃましていいですか?』
い『なにしに、くるん』
た『4キロの焙煎機に変更しようと思うのですが、、』
い『そりゃ〜いい』
た『現物はありますか?』
い『うん、あるよ』
いい人
い『何時でもいいから、気をつけておいでん』
行く事になった!

当日、 本物の実物の井上さんとご対面。
いつ、吉本に出演してもOKな、なんとも笑顔の似合うお方だこと、、。
早速、4キロの焙煎機を見せてもらう。
半熱風である。
コンピューターと連携で温度と一緒に熱量を時間差でライブでグラフを作成する優れものであった。
専用機のような見た目の、まるで精密機械のような迫力がある。
バーナーは井上さんのオリジナルの作品で、チョーかっこいい!!
実際に豆を焼いてみて、田村もすぐに使いこなせそうなくらい、扱いやすい。
焼いた豆をすぐ珈琲にして二人で飲む。
  『美味しい』
今、流行の味に、みごとに仕上がっている。
素晴らしいの一言!!
才能溢れるスタイルの美しい女性がいるみたい。
でも、何だか、遠い。
田村の心の奥の小さなところが、ポッカリ空いて、埋っていない。

目をそっと、横にずらすと、そこには、ひっそりと田村のとこの1キロの焙煎機の兄弟がいた。
田村の胸が『どくっ!』って、なった。
何だか、自分が悪い事してるみたいだった。

井上さんにそっと、1キロの焙煎機の話を振ってみた。
以降、井上さんは何時間も1キロの焙煎機について、語った。
愛情、バリバリである。
田村にとって、涙が出るくらい嬉しい時間だった。

結局、帰りの車中、1キロの焙煎機の話で頭がいっぱいだった。
4キロを見に行ったのに、、。

数日過ぎて、豆屋になるのをあきらめる決心がついた。
でも、このままでは、現実的でないので、弟子のユリに相談をした。
内容は、ユリが4キロを買って、自分で焙煎を覚えて独立したらどうかの提案だった。

もちろん、ちゃんと田村が最後まで焙煎の指導はする。
まー、師匠として最後の仕事ってことになる。
簡単に言うと、ユリブランドの珈琲豆の作成。
ユリは、真剣に耳をかたむけてくれて、前向きに考えてくれると、返事をくれた。

そーなると、とうぜん『トゥルネラパージュ』は、田村珈琲を使用しなくなるんで、田村は貧乏になる。
またまた、経営者としては、失格である。
でも、心の奥の、あの部分は、埋まった。

やっと、心に平和が戻って、さて、焙煎、、あっ!そーだ!!
そーいえば、井上さんが、『1キロ焙煎機の底に水を入れて焼くといいで〜』って、言ってたのを思い出した。
そだそだ、やってみよ〜っと。
水を入れる。
だあ〜〜〜、入れる先から漏れる音である。
あれ〜、田村の焙煎機の底には、がっつり穴があいてる。
ん〜〜、ちょっとだけ、えらいこっちゃ!

そーだ、こんな時は、、そー、あのミュージック!
ジャンジャカジャ〜ン ジャカジャンジャン ジャンジャカジャン
ジャンジャ〜ンのテーマソング。
国際救助隊のサンダー・・ではなく、三方原の武田君に、電話だ!!!

第37回 2009.8.25.

あの衝撃のユリの知らせの二日後に、ユリのお父さんの病院に行く。

田村は病院が大嫌い。
病院と痛い治療と注射が怖いのである。
多分、田村くらいの年齢(55歳)の男性はほとんど同じ感覚を病院に対してもっていると思う。
その点、女性はそーでないらしい、、。
どうやら病院なんか、へっちゃら、らしい。
痛みに強いのかな〜、、女性は強いと思う。
男性は絶対に女性に勝てないと思う。

おっと、話がそれかかってしまった。

診察の結果!
田村の腎臓は糖尿性の腎症。
二回目の血液検査では、比較的良い結果であったため、一回目の風邪中での診断の腎不全の数値は、風邪による脱水症状が原因のよるものと判明。
ので、今すぐ人工透析のお世話にはならずに済んだ。
でも、お医者さんの言葉は、
『マスターの腎臓は、相当悪いです。これより悪くなると、近い将来必ず人工透析になります。 徹底的な血糖値の管理が必要です。マスター、その辛い治療を希望されますか?』
田村は即答で、
『今の瞬間から田村の主治医として田村の管理をお願いします!』
で、その日よりインスリンのお世話になる日々が始まりました。

インスリンの印象って、凄く悪いイメージがあったので、『来る時が来たか、、』の感じでしたが、医学の進歩は凄いです。
朝起きて一日に一回打てば、24時間効いているんで、インスリンを持ち歩かないで済みます。
外食時にトイレに行ってこっそり打ってくる煩わしさもないです。
注射の針は極端に細くて全く痛くないです。
蚊に刺されたくらいって言葉がありますが、本当にその程度です。 医療の進歩は凄くて、低血糖も起こしません。

腎臓というのは、一般的な血液検査で悪い状態が数字として見つかった時は、すでに腎臓がかなり悪くなっているそうです。
さらに、腎臓はどんな治療をしても回復はしない臓器で、よくて現状維持だそうです。
ですが、さらに詳しい血液検査をすると、一般的な血液検査で正常でも、実は徐々に悪くなっている状態がわかるんだそうです。
ちょっとでも、自分に自信の無い方は、糖尿の検査を病院で受けてみて下さい。 そして、腎臓の詳しい血液検査を受ける事をお勧めします。

田村は、今、治療のスタートし始めです。
血糖値は完全に安定&コントロールできるようになりました。
そのせいか、体型、体調等が20年前に戻った感じですごく楽な毎日です。
腎臓は、一進一退です。
一進一退ってことは、とりあえず、今は悪くなる進行が止まっているということです。 この一進一退をどれだけ後ろにもっていく事ができるかが、これからの勝負です。
治療は毎日、死ぬまで、です。
この病気の治療の大事な事は、楽器と同じで、『継続』。



ふ〜、さて、仕事に戻らないと、、ずいぶんほったらかしにしてあったからな〜、、。
んっ!!
来週、調理師の資格試験じゃん!
ヤバイ、あと1週間しかないのに、何にも勉強が進んでね〜じゃん。。
落ちたら、カッコ悪いもんな〜。。
そういえば、焙煎機の話も進めないといけないし、、。

こりゃ〜 えらいこっちゃ!

第36回 2009.7.25.

こまった、、。
さすがに、1キロの焙煎機1台では、まかないきれなくなってきた。
で、井上さんに電話をする。

た『もしもし、以前ギアの修理で電話した田村ですが、覚えていますか〜?』
井『ん〜、、』
た『古い1キロ釜を使ってます。』
井『あ〜!小さい方のギアを送った、、あの時はすまなかったね。』

で、しばらくの挨拶の後、井上さんに完全に田村の事を思い出していただいて、本題に入る。

た『井上さんの1キロの焙煎機は最高ですよ!』
井『ありがとう!』
た『で、実は4キロ釜を購入して1キロ釜と併用しようと考えているんですが、、』
井『そりゃ、いい!』
た『で、あの1キロ釜をそのまま大きくした直火の4キロ釜、ありますか?』
井『・・・。』

た『もしもし、1キロ釜をそのまま4キロに大きくしたのがいいんですが、、』
井『直火?』
た『はい』
井『熱風の方がいいよ』
    (あれ!?最近の人と同じような事を言うな〜)
井『今は、皆、スペシャリティー豆を熱風で焼いてフレーバーを出すのが主流だから、熱風をオススメだよ。』
た『井上さん、田村は、スペシャリティー豆を井上さんの1キロ釜で30分かけて焙煎します。』
た『で、田村は豆屋ではなく喫茶店です。』
井『30分・・ん〜、、そういう人がまだいたんだ、、。』
井『それなら、直火の方がいいかも、、』
井『私も、昔はそんな時期があったな〜』
井『わかりました、残念ながら田村さんの1キロをそのまま4キロにした釜はないです。』
井『でも、いろいろ工夫はできるので、一度来て下さい。』
井『田村さんの意に添うような焙煎機を作ってみましょう!』
た『やった〜!!!』
井『来る時には電話を下さい。季節が良くなるとフラフラと出かけてしまうんで、居ない事が多いんです。』
      (そう言えば、ギアの時も何回も電話したっけ、、。)
た『わかりました、行く時は予め連絡致します』

っということで、冒険に踏み出してしまった。

さてと、今夜は、お芝居を見る予定だったな〜確か、、。
夕飯は、ユリと仕事の打ち合わせをしながら、軽くアルコールで、今日はおしまい!
なんと優雅な、日々。。。 でも、田村って、こういう時って、必ず、超悪い事が起きる前である事が多い。

お芝居も終わって、ユリが迎えに来てくれて、さて何処に行きますか?
って、時。

ユ『マスター、大事なお話が、、』
た『ん!? 何?』
ユ『落ち着いて聞いてくださいね』
ユ『マスター、この間、父のところで検査を受けましたですよね』
    (ユリのお父さんは、お医者さん)
確かに、風邪をひいて、インフルエンザだといけないんで、診察をしてもらいに行った。
せっかくなので、CTから血液検査までフルコースで検査して頂いた。
ユ『マスターはこのままだと、近いうち必ず人工透析を覚悟しないといけなくなる可能性が高いです。』

その後、いろいろとフォローの言葉をユリが気を使っていっぱい話しかけてくれたけど、全く耳に入らない状態。

が〜ん、ど〜しよう、、焙煎機どころではない!

※$☆? えらいこっちゃ〜!!!!

第35回 2009.6.25.

日本にエチオピア(モカ)がなくなって、しばらくになります。
以前、このコーナーでも、少し書きました。
その理由が、最近、判明したので書いておこうと思います。(師匠情報)

去年の5月に(1年前)エチオピアの豆から残留農薬が検出され、厚生労働省の指示で輸入停止になりました。
日本から、エチオピアが、無くなったのです。

数社の商社が輸入したエチオピアから残留農薬(殺虫剤のようなもの)が検出されました。
この事実をエチオピア側に伝えましたが、エチオピア側は『エチオピアは、世界中にエチオピアという珈琲豆を輸出している中で、なぜ!?日本のみから使用していない農薬が検出されたのか、理由がわからない!』と、日本とエチオピアはお互い合い譲らずで、こう着状態が続いている今現在です。
日本の残留農薬検出基準値は世界標準で、特別な設定とかは全く無いです。問題は検出方法にありました。
日本だけ生豆を検査するのに対して、日本以外では焙煎済みの豆を検査します。
加熱することによって分解や変化をしてしまう色々な成分があるので、本来は、生豆と焙煎済み、それぞれに対しての基準値を設けなければいけないのですが、日本は、世界で扱う焙煎済みの基準値をそのまま生豆に適用しているため、事実上基準値が高くなった現象が起きてしまっていることが、最大の原因のようです。

原因は珈琲豆ではなく、豆を入れる麻袋に殺虫剤が付着していたのではないか!?という、未確認ではありますが、そんな情報もあります。

こんな、エチオピア、B♭.には、あるんで、皆さん、よかったら、飲みに来て下さい!

話は変わって、アイスプラントという野菜を育てています。
たった2鉢ですが、苗を頂いて植え替えをして、我が家を気に入ってくれるかな〜、、?
でしたが、どうやらお気にめしたらしく、ここまで育ちました。
雨が嫌いらしく、雨が直接葉っぱにあたると、すごく機嫌が悪くなります。
この野菜、葉っぱに塩分を朝露のような小さな水玉の形で、つぶつぶ付けます。
ので、そのまま、食べても美味しいです。
変な、野菜です。
育てているうちに、情が移って食べられなくなりそうです。(笑)

ほんのり えらいこちゃ

第34回 2009.5.25.

珈琲の名前は普通に、ブラジル、エチオピア、ケニア、と国の名前がついている。
もちろん、ブラジルの中身は、種やレベルでたくさんに種類に分かれてはいるのだが、ブラジルはブラジルである。
それは、エチオピアもケニアも、大雑把には同じ。
エルサルバドルやパナマやコスタリカのような、品種改良によって生まれた新しい豆達も同じく国の名前がついている。
あまり深くは考えたことは無い。
調べたことも無い。
追求する気もない。
でも、不思議な妄想ばかりが膨らむ。。
ブラジルにある珈琲の木をケニアに持っていって、栽培して取れた豆は、、。
とか、日本のリンゴ栽培農家皆で『日本』という名前のリンゴ作っていて、それを輸出する、、。

・・・。な〜んて、いろいろ妄想する時は、お店がヒマか、しこたま溜まった焙煎をしなきゃいけないのに、、嫌だな・・って、グズグズしている時。
最近は、後者の時が圧倒的に多い。
何が嫌なのかな〜、、って、また妄想にふけって、焙煎を先延ばしにする。
釜が小さすぎて、あまりにも焙煎の回数が多い事だな、、これはきっと、、。
そーいえば、先日来たバンドの人が面白い事を言っていた。
『人間は、身体にあまりにもの広範囲に火傷をすると皮膚呼吸ができなくなって、死んでしまう。 って、小さい頃に学校の先生に教えてもらったけど、、
人間って皮膚呼吸、、したっけ?』
なるほど・・・。 そりゃそーだ!
もし、皮膚呼吸をしていたら、水泳はとても危険なスポーツになってしまう。
???、
じゃ、皮膚呼吸って、人間に対してできた言葉ではないのかな???
また、妄想。
こーなると、重症である。

しかたがない! 焙煎機を新しいのに、大きいのに!!
真剣に考えてみるとするか!!!

これは、妄想でないだけに、いろんな意味で、また、えらいこっちゃ、になるだろうな〜

第33回 2009.4.25.

年に2回程度の剣持氏とライブの今年の1回目のライブが決定した。
日は6/7(日)、メンバーは、中橋さん、清水さん、僕、いつものメンバーである。
曲は、コルトレーン、、だけ。
で、コルトレーンの、どの曲を演奏するのかは決まっていないが、次の日の月曜日が打ち上げで、今回のメニューは屋外で『七輪で炭火焼き』は、決まっているそうだ。
剣持特製のタレに前日より浸けておいた『イカ』がメインだそうだ。
田村は、不満タラタラである。手羽先がメニューに無いのである。
剣持氏に5分間の猛抗議の末、手羽先をメニューに加えて頂いた。
(小振りの物を、、もちゃんと付け加えた)
メンバー全員、有給取得済み。
素晴らしい、バンドである。
この『えらいこっちゃ』どれだけの人数の読者がいるか全くわかりませんが、こんな○×△なやつが演奏する、打ち上げをやるための、大マジメなコルトレーンごっこライブ!興味が出た方は、6/7(日)是非、jazz in "B♭"に来て下さい。
オープンpm6:30
スタート pm7:30
入場チケット1000円
(センデンシチャッタ)

田村には珍しく、畑、まだ続いて通っている。
今は、カモミールが、い〜っぱいである。先日、B♭.の今年の『カモミール紅茶』用のカモミールを摘んできた。
素晴らしい出来のカモミール。今年も1年間美味しいカモミール紅茶を提供できます!
是非、お試し下さい。
(センデンシチャッタ)

北海道のバンドが、『では、また、来年』と言って、次のライブ場所に向かったのをきっかけに、田村の花粉も軽くなってきた。
なんとなく、、だが、、来年、来るかな〜、、って、田村の中で、、感じた。
何でか、理由ははっきりしないんだけど、、感じた。
田村のカンがどうかは、1年過ぎたら、わかる。

浜松では、5月は浜松祭りの月である。
まー、いろいろ思う事はあるのだが、とりあえず横に置いておく。
で、Jazz的には、年に1回のジャズの祭りの月である。(5月になった)
正式には『The 18th ハママツ・ジャズ・ウィーク』jazz in "B♭"も『街のジャズクラブ』というイベントにちょこっと参加をさせて頂きます。
23日(土)24日(日)30日(土)31日(日)が、B♭.の担当日です。
よかったら、聞きに来て下さい。(センデンシチャッタ)

月に一回第三月曜日am10:40に、FMハローというラジオ局で田村は生トークをする。
生トークと言っても、パーソナリティーの方とB♭.でのライブをネタにやりとりをする。
たった5分だけなのだが、思いっきりアドリブなんで、田村には5時間くらいに感じる。
終わってみると、いつも、田村にはこーゆーの向いてないな〜っと思う。
なら、辞めればいいのに、、なのだが、田村は逃げるのが嫌いだ。
なので、ラジオの方が田村に嫌気をさすまで、続けてみようと思う。
先日も、パーソナリティーの方が番組冒頭の切り口に、
『B♭.の周りにもツツジがいっぱい、、』と、ふってきた時、
実際にツツジがあっても無くても、『はい!』って応えて、先へ進めばいいものを、『B♭.の周りは公園と住宅街なんで、ツツジはありません!』・・・。ばっさり、切ってしまった。。。
パーソナリティーの方が機転をきかせてくれて、その場は何とか先へ無事に進んだ。
ヤレヤレである。
ラジオで冷たい変な汗をかいて、新鮮な空気をと外に出てB♭.の前にある公園を見たら、ツツジが、い〜っぱいド〜ンと咲いていた。
それでもよかったら、聞いてみて下さい。

センデン シチャッタ。

2009.3.25.

広島がずっと低迷をしていた時、外国人の監督を迎え『赤ヘル軍団』で優勝。 サッカーも外国人の監督を迎え、良い成績を残している。
日産も外国人のリーダーを迎え経営再建に成功。
それならば、いっそのこと、外国人のプロの政治家に、この国の リーダーをお金で依頼したらどーだろー!
一国のリーダーを外国人に頼るなどというあり得ない馬鹿な意見だが、 選挙で今の日本の政治家の中から選ぶ事を考えると、それほど馬鹿 な意見とも思えないことが、問題。
だって、この国には、とても強い庶民がいるんだもん!!
リーダー なんて、、。

来月、北海道のバンドが今年もやって来る!
いよいよ、花粉も本格的に!
ところが、ここのところ、花粉が田村には穏やかである。
なんでだろ〜 なんでだろ〜♪
地球の温暖化で田村のアレルギー源の花粉の時期がずれたのかもし れない。

先日、畑に行って人参を抜いた。
1年たったんだ〜 ってか、1年はもった。
ただ、行くだけで、なんの進歩も無く成長もしない田村だったが、 田村の行く畑には文化がある。
もらうだけの1年だったが、いつか何処かに還元できるようになれ ば、、素敵だな〜と思う。
畑をやることで、野菜友達ができた。
これは、とても嬉しい出来事!
友人は山を半分持っていて、野菜やキノコを栽培している。
なんと、イノシシとも格闘をするのだ!(ジョセイナノニ・・)

さて、田村の暗い独り言はこのへんにしておいて、先月の続きです。 弟子のユリのブラジル紀行のお土産の続きです。

1。


2。


3。


4。


大量の豆を、レーザーで分別する機械です。
豆の色で区別します。
これがまた、すごい量の豆が通り抜ける一瞬の出来事なのに、手に 取った写真のようにかなり正確で面白かったです。
倉庫や工場の、あの独特の匂いまでお届け出来ないのが残念です。
(ユリ談)

2009.2.25.

今年も、花粉VS田村の戦いが始まった。
戦況は著しく田村が不利な状況にある。
ってことは、北海道のバンドがやってくる季節だ。

ひねくれ者の田村は、薬品会社がボランティアの名の下に、杉の木の植林を毎年行ってるんじゃないか!
などと、またまた、田村の悪い癖の妄想に走ってしまう。

ぱぱぱ ぱっぱっぱっ ぱあ〜〜
ドラクエのレベルアップのファンファーレが鳴る。(田村の携帯の着信音)この音が欲しいだけの為に200円を払って手に入れた、お気に入りの着信音である。
発信人はユリだ。
『ただいま〜、マスター元気だった〜!』
こっちから、ユリは!って、聞く気が失せるほど、元気な声だった。
全く、、心配するだけ損だった!と、思えるほど、元気である。
まー、元気なら、、い〜か、、。

今回のえらいこっちゃは時節柄いろいろと、言いたい放題のコーナーをと思っていましたが、まー、師匠を超えて何倍も大きくなったユリを皆で見ましょう!以下、ユリのお土産です。
※(写真は、クリックすると大きくなります。)

1。コいちヒいち ではないです。これも、文化。

2。珈琲農園、見渡す限り。歩いてるのが、弟子のユリ。

3。ユリの手って、こんな毛むくじゃら、、だったっけ?

4。ハンドピックをしている、弟子のユリ。

5。仕事してる?ユリ

6。この緑の実が赤くなると収穫。この一つの実の中に珈琲豆は二粒入っている。

7。ユリの何倍もの高さに積まれた出荷待ちの珈琲豆の倉庫

8。ティスティング風景

続きは、また来月!

2009.1.25.

ジャンジャカジャ〜ン ジャカジャンジャン ジャンジャカジャン
ジャンジャ〜ン
サンダーバードのテーマソングが鳴り響き、映画のようにヒーロー TKが現れた。なんと、電話を切って5分もたたないうちに、彼はやってきた。
焙煎機を抱え、さわやかな笑顔で去っていく。
なんと、後ろ姿の頼もしいこと!
ドラムに開いた穴を溶接で埋めれば治るかな〜で、この地球で一番 溶接が上手な武田君に電話をしたのだ。武田君は、以前このえらいこっちゃに登場した、あの変態ドリッ パーを考案作成した彼である。
武田君は田村の説明を電話口で一通り聞いたあと、『わかりまし た、とりあえず今から持ちに行きます』

夜になって、焙煎機は帰って来た。
出て行った時と同じように武田君に抱きかかえられて帰って来た。
なんだか病院から帰って来たペット、の感じがした。
大丈夫か?って、焙煎機を覗き込んだ。
『大丈夫ですよ!マスター!!回してみて下さい』
いつもの場所に置いて、スイッチを入れる。
ウイ〜ン、、、いい感じである。
よかった。武田君に感謝である。


トゥルネラパージュの僕の珈琲の弟子がブラジルに行く事を決めた。珈琲農園にホームステイに行くのだ。
田村から珈琲の抽出を学び、今度は珈琲の木を実際に見に行くのだ。
この国には焙煎の達人はいっぱいいるが、珈琲の木をブラジルまで 見に行くパワーの持ち主はそんなにはいない。
弟子が師匠を超えた瞬間である。うれしいうらやましいさみしい、、感じである。ミナスというブラジルの珈琲の中心にある農家だそうだ。
きっと、何倍にも大きく成長して帰ってくることだろう!
がんばれ!!

チリンチリン、
おっ!来たな!!
今日は妹のマリさんが空き瓶を届けに訪ねて来る日だ。
た『ごくろうさま』
た『ユリは元気に帰って来た!?』
マ『それが、ユリさん、ずっと連絡が無く、電話もつながらず、』
マ『連絡をするという約束の日にも、なんの音沙汰もないんです』
マ『お母さんは毎日心配で、仏壇に拝んで、、』

あの国は治安の悪い所は、そうとうだと聞いていた田村は、頭の中 にディミニッシュのサウンドが響いた。

こりゃ、えらいこちゃ!

2008.12.25.

 本当に『えらいこっちゃ』である。不況で、仕事がなくなってしまう人が、いっぱい出て来た。田村の周りにも、何人かそんな人が、、。仕事が無いってことは、、明日からどーやって食べれば!である。この不安は実際にこの状況におかれた人しか、絶対に感じる事はできない。でも、いろいろ決めるのは、その不安を知らない人だ。
実働の生産者のクビが切られている。田村はよくわからんです。非生産者のエライ人のクビをいっぱい切って、生産者のクビを繋いだ方が会社の為になるのでは、、。まー、きっと田村には解らない難しい事があるのだろう。。
1台40万円の自動車を作って売ればいい。500万円の自動車なんていらない。収入が少なくなったら、身の丈の生活をすればいい。みんなで、やれば失業者は無くなる。無理矢理、昔の『良い景気』に戻す必要はない。
そーいえば、昨夜、テレビのニュースで、田村はビックリした。この星のエライ人達が集まって、クラスター何とかという爆弾を買うだの買わないだのと議論をしているのだ。内容は、どんだけ人を殺す力があって、それが悲惨とか何とかである。田村には、わからん、、。買う。買わん。じゃなく、作っちゃダメ!だろ。考えたって、ダメ!人を殺す道具に、ここまでなら、いい!なんて、あるわけない!みんな、この星の人間の代表である。そろそろ、人間の時代、終わってもいいのかも、、である。まー、テレビのニュースなんで、ウソかもしれない。

な〜んて、あまりにもヒマなんで、昼下がりのポカポカ陽気に、田村は妄想しまくりである。流行らない喫茶店のオヤジは、田村的には理想ではあるが、現実的には、なかなかシンドイところがある。
んな、わけで、焙煎でもすっか〜!!
釜の運転前の整備も終わり、火を入れて釜を温め始める。軽やかな音で回る。平和である。生豆を1キロ計り、軽くハンドピック。水分の含有量を生豆の見た目から判断して、焙煎の台本を頭の中に書く。はい、温度も適温になったので、投入!しばらくして、いつもの通り水抜きも上手くいき、いよいよ豆に火を!と、火を覗く、、、あれっ!?あれれ!?!?田村には、何がおきたのか、、全く判断がつかない。バーナーの下に、生豆が生豆のままで小山を作っているのである。???え〜〜〜???まだ、わからない、、どーなれば、こーなる!で、しばらく覗いていると、上からポロッと生豆が落ちてきて、その小山に、、。また、ポロッと落ちて来て、、、小山に。焙煎が終わる頃には、その小山が大山に!当然、出来上がりの珈琲豆の量は少なくなっていた。やっぱり。花咲か爺さんのように、回ると珈琲豆がザックザック勝手に、、てなわけではなかった。
釜が冷えてから生豆をまた入れて、今度は火を入れないで様子を下から伺った。
おー!
豆を入れて回っているドラムから、まるで福引きのように赤い玉ではなく生豆が一周すると一個がポロッと落ちてくる。理由はわからないが、ドラムに小さな穴が開いてしまったのだ!困った、どーしよう、、。人様の事をつまらない妄想をして、バチがあたったのだ、きっと!

えらいこっちゃ、また、焙煎機が壊れた!誰か、ヒーローのようにあらわれて、映画のようにさっと問題を解決してくれないだろうか!いかんいかん、また妄想をしてる、、そんな場合ではない、、まさか琵琶湖まで行くわけにもいかないし、、!
年末に、えらいこっちゃ!

2008.11.25.

 先日、劍持氏とのライブがあった。劍持氏がsaxで僕がbass、ピアノが今回は守谷君で、Dr.はいつもの清水さん。年に2回程度のライブをやる。曲は毎回ほとんど同じで、コルトレーンばっか。こんなだから、お客さん、来る訳が無い。でも、やってるほうは、最高に楽しい!バンドが終わると、楽しい打ち上げ!っていうか、打ち上げやりたいからライブをやる!
以前にもこのコーナーに書いたが、このバンドの打ち上げはライブよりキツイ!朝の10時に楽器持って集合で、演奏をしながら夜まで飲み続ける。田村には、朝10時からお酒を飲む習慣が全くないんで、毎回お断りをしようかと考えるが、いつも劍持さんの手羽先に負ける。ところが、今回はライブ後に朝まで徹夜で打ち上げをやる!に変更になった。まよわず。ピノ・ノワールとシャブリを持参した。劍持氏の家族は親戚の家に避難したそうだ、、、申し訳ない。でも、田村は、手羽先にむしゃぶりつく。うんまい!!

 珈琲豆の焙煎を始めて6年くらい経つ。目的は出来るだけ新鮮な珈琲をお客様に提供する事。田村は珈琲の味に対して、いろいろな技を持っていないので、せめて新鮮なものを、、、それなら田村にもできる!が、焙煎のスタート!!田村は運が良くて、ここにきて珈琲豆の売り上げが伸びて来ている。これは、とても嬉しいことなのだ。が、ご存知の通り、田村の焙煎機は1キロの小さなやつ!つまり、焙煎に時間をたくさん取られるようになってきた。今のところ、何とか時間のやりくりをしているが、これ以上忙しくなってきたら、、と考えてしまう。
究極的なところ、5キロ〜10キロの釜を持つ焙煎小屋を何処かに作って、本格的に珈琲豆も売る店になるか、、。もしくは、豆売りはやめるか、、。前者は、途方も無いお金がかかるのと、田村は豆屋にはなりたくない。。後者は、あまりにも、、消極的だ。。
今、すぐ、という問題ではないのだろうけど、近い将来に答えを出さないといけないとするなら、胃が痛くなる。
こりゃ〜 『えらいこっちゃ』

2008.10.25.

 『海』での演奏は、田村にとっては、少しだけ面倒くさいイベント。でも、杉本さんと市川さんにとっては、一大イベント。『海』での演奏は、オーディションがあって、、まー合格を頂いたということなのだが、実は、その半年前に、本家本元の『ねずみの国』での演奏のオーディションは、みごと3人とも落選だったのだ。『海』での演奏のオーディションは、同じメンバーと同じ名前のバンド名での、気合いの敗者復活戦だったのだ。なので、合格は感激も倍増である。
なのに、田村が少し面倒くさがっているのには、少しわけがある。まず、野外ライブで雨天中止。中止は、演奏時間に雨が降っているかどうかで決定。『レイン』のメイン楽器はシンセ。(雨には、めっぽう弱い)使用楽器は全部自分達で持ち込み。なので、忘れ物は、とても危険。交通費、宿泊費、は演奏が出来ても中止でも、自費。リハーサルは無し。あらかじめ田村が『海』さんと、それではあまりにもリスクが、、、と相談をしましたが、、無理。田村は諦めて、頭の中を『海』での演奏がオプションで付いている小旅行。あくまでも、メインは旅で宿泊や料理で、演奏がなくても十分に楽しめる企画に皆でしてしまった。
2週間前になってタイワン付近に台風がいた。2週間もあるから大丈夫かな〜、、さっさと通り過ぎて、、と思ったら、この台風、なんと動かない。あと、10日くらいになったら、大陸の方に向きを変えて動き始めた。よし、これで僕達の苦労は報われるぞ!!そしたら、あの台風、なんと、Uターンをしたのだった。ウソ・・。案の定タイミングはドンピタ。
浜松を出る時、雨。ホテルについて、雨。当日の朝、大雨。演奏はお昼頃なんで、こりゃ、ダメだわ。皆、口には出さないけど心では思っていた。でも、演奏時間直前に中止かどうかを決定するのだから、とりあえず楽器をもって楽屋までは行かないといけない。『海』というところは、ホテルから『海』の入り口、駐車場、園内、となかなか広く、雨の中をカッパを来て楽器にシートをかぶせ、こんなこともあろうかと持参した台車で、指定された場所へと雨中を歩く。しかし、この苦労が後のクリーンヒットに繋がるのだ。
楽屋に案内をされて一息つく。係の人に園内での行動の注意をしっかり受ける。外はまだ、雨。しばらく、ポケッとしていると、係の人が楽屋に訪ねて来て、『ただ今30分前ですが、やはり雨です。』『雨なので、PAが出せません。』『ギターアンプがあるんで、それでPA無しでよかったらできますが、、やりますか?』一応、演奏をする場所には簡単な屋根があるという。お客さんのところは全く無し。普段の田村だったら、1も2もなく、やめます!帰ります!!だが、あの雨の中をここまでの苦労と、ここで帰ったら、ここまで来た意味が無いで、『やります! やらせていただきます!!』
係の人が部屋から出て行った後に、『アマチュアの僕達が雨でもやる!って、いってるのに、プロのPA屋が雨で出来ませんなんて、引っ込みがつくのかな〜』と、つい愚痴を言ってしまった。
いよいよ時間である。係の人が迎えに来てくれた。ドキドキである。『海』の裏の道を歩いて、舞台袖に着く。時間が来て、セッティングを始める。ステージに上がると、まるでさっきの田村の愚痴が聞こえたかのように、PAがセットしてあるじゃあ〜りませんか!しかも、雨中、ミキサーも人も大きなシートにくるまって、がんばっている!うおおおお、田村は、その瞬間やる気がドッカーン!音がでたら、日差しも出て、2ステージ気持ちよく終了!
係の方に挨拶を済まし、かたずけを済まし、後は『海』で遊んで帰るだけ。(係の方、本当にお世話になりました。)
こんな経験今までに一回もなく、そしてもう二度と無いであろう今回の演奏のイベントは、最高に楽しかった!

2008. 9.25.

 田村の愛機(焙煎機)は、井上製作所の1キロ直火タイプ。ベースでいうとオールドって言われるくらい古いタイプ。自分で選択をした釜ではなく、珈琲の師匠(田村が勝手に思っている)の、おさがりである。馬力は自動車に例えると、軽自動車だ、、な。
ん!?今、ふと、書きながら、思ったが、田村は勝手に師匠を作っているようだ。ベース、jazz、リズム、珈琲、畑。全部、田村が勝手に決めた師匠で、師匠の方は田村をこれっぽっちも弟子とは思っていない。なので、師弟関係は無い。
ん〜と、話は戻って。先日、ある珈琲の専門誌に目を通していると、珈琲の『焙煎師』といわれる焙煎の名人が、日本に何人かいるという記事が目にとまった。いろんな意味で田村が軽自動車なら、焙煎師は、ポルシェかF1ってとこなんだろう。その中に気になった記事があった。田村の焙煎技術は独学なんで、他人の焙煎方法は、ほとんど知らない。記事を読んでいくと、決まった豆の量を釜に入れて、決まった温度に設定してタイマーをかけると、いつもほぼ同じに焼ける。ん〜〜、すごい、、、。何がすごいって、田村の目の前にある焙煎機での焙煎とは全く違う。田村は1キロ釜の焙煎機に1キロの豆を入れて焼く。普通の豆の投入量は釜の性能の70%〜80%だそうだ!カラの釜の時は軽やかに回っているが、生豆を1キロ投入すると、軽自動車に大人を4人乗せて急な長い坂にさしかかったようになる。さらに、豆の水分量が各生豆によって違うので、バーナーを一定にすると水分量の違い分が焼き上がりに出てしまう。焼き上がるまで一時も、耳(音)、鼻(香)、目(色)、を放せない。えらく、やっかいな焙煎機である。

田村が使っているベースギターはフェンダージャズベース61年。音は全く普通の音のベースギター。ただし、ヘタクソが弾くとそのままヘタクソの音が出る。上手な人が弾くと、弾く人の豊かな感性をそのまま音にしてくれる。演奏家を育てる楽器だ。

じゃ、田村は、今の焙煎機が一番似合ってるんだ!

従業員の市川さんがニコニコしながら、大きい封筒を持って来る。中身を見ると、一枚の紙が入っている。『レイン』に、ねずみーランド海での演奏許可が書いてあった。『レイン』とは、タムラ珈琲の旗を作った杉本さん、市川さん、田村、が活動しているバンド名。
えらいこっちゃ!

2008. 8.25.

 『おいしい珈琲の真実』という映画を見に行った。・・・。
で、すまそうと思ったけど、少し書いてみることにした。
エチオピアの珈琲を栽培している農家の実情を訴え、見る人に、どう考えるかを訴える映画だった。一見ドキュメントだが、しっかりと制作者の意図が織り込まれている、田村の嫌いなスタイルの映画だった。珈琲を勉強した方なら、実情を一方的方向からの見た目の画像・意見であることは、簡単に理解できるが、一般の方だとあのままの価値観で浸透していってしまいそうな、作り方の映画だった。日本でテレビなんかで流れているニュースもこんな感じなのかな〜って、思ってしまった。帰り際には出口でフェアトレードの珈琲豆を映画館で販売していた。エチオピアとは関係ない豆である。飛ぶように売れて行く。まるで、ボランティアとか寄付をするように、、。売る方も嫌いだが、買う方も嫌いだ。でも、正論はそんなの個人の自由、なんで、あきらかに田村の暴論である。でも、田村は異端児なんで、しかたがない。
エチオピア(モカ)の珈琲豆が、『輸入停止』の処分になったことを、映画の帰りにラジオで聞いた。残留農薬が原因で日本の政府がとった処置だそうだ。田村のとこは、4月に検疫をパスした豆があるんで、今期は大丈夫だが来期のエチピア(モカ)のメドは全くたっていない。日本中の珈琲店からエチオピア(モカ)が無くなる日が来るかもしれない。この問題は、結構奥が深く、書くと長くなるんで、またいつか機会があったらということにします。
さて、話は変わってさらに遠くへ。先日、数字が並ぶコンビニで、100円の冷凍餃子なるものを買った。しっかりした餃子が5個入っている。(タレとラー油は付いていない)生餃子ではなく、ちゃんとベストな状態に焼いてあるので、1分30秒チンするだけで食べられる。フライパンにくっついちゃって、中身がはみ出てしまうストレスが無い。100円だから、少しくらい、、とは絶対に言わせない!っという、作り手の意思がしっかり伝わってくる商品だった。いや〜! よく、100円でここまで、、凄い企業努力である。ちなみに、B♭.の珈琲は493円だ。とりあえず10袋買って、50個食べた。たった、1000円である。後日、再び買いに行くと、今度は100円の冷凍チャーハンが発売されていた。当然買った。中身は170g入っていて、こちらも文句無しの商品。年金を払うお金があったら、年金のお金でこの商品を買って暮らしていた方が、、、。と、不謹慎な事を考えてしまった。

結局、作務衣のお方は田村の畑の文化の師匠になった。(あくまでも田村が勝手に思い込んでいる)前回のイベントの以降、師匠はいろんな野菜を届けに来てくれた。そんなある時、『お時間のある時に畑に来てみませんか?』と、声をかけてくれたのが、いろんな野菜との出会いのきっかけ。
畑の初仕事は、ニンジンの収穫だった。師匠に教えて頂いた通りに、ニンジンを土から抜き取った。その時、ブチブチッっと音がした。当然と言えば当然だが、ニンジンの根が切れる音である。ニンジンが死んだ瞬間の音である。田村の心臓が『どくっ』っと、なった。

2008. 7.25.

 ある日、一人のピアニストが、B♭.に訪ねてきた。
元気が良く、体格もいい。(見た目は西郷隆盛)即決で、ライブが決まった。こちらの決まり事はあまり聞かずに『どうでもいいから、、』と、太っ腹。世の中、いろんな人がいるんだな〜、、で、その日は終わった。
何日かすると、その西郷ドンが、野菜を持って来るようになった。それも、ちょくちょくである。問題は、その野菜が、凄く美味い!!田村が子供の頃に食べた野菜の味がする。今は好きな味だけど、子供の頃はこの味が原因で、いくつかの野菜が嫌いになった味。西郷ドンの持って来る野菜を食べると、そ〜いえばいつのまにか野菜ってこーゆー味、しなくなったな〜、、。いつからだろ〜、、って、考えてしまう野菜だ。なんで、西郷ドンが、野菜をB♭.に、とか、そもそもなんでピアニストが野菜を、、とかを、頭の中で想像してしまう。今度来たら聞いてみよう!と思っていたのだが、この西郷ドン、そんな田村の頭を見透かしてか、
『マスター、今度は、これ!』
『食べてみて!』
『じゃね!』
と、野菜を置いて、スタスタと帰ってしまう。そのうち、ま〜いいか、と、ヤボはやめた。
また、何日か日は過ぎて、なんと、あの作務衣のお方と西郷ドンが一緒に、お店に現れた。へ〜、知り合いだったんだ〜。もう2名の知らない方と4名で、珈琲を飲みに来てくれた。まさか!田村の珈琲が目的で!!はい、違いました。
その時、作務衣のお方が一束の何かの野菜を手にしていました。この手に持った一束の野菜の香りが、店内にいっぱいにあっというまに広がったんです。田村は、それは本当にビックリしました。完全に珈琲が負けてた。こんな凄い野菜があるんだ〜、、って、遠くから見てた。
また、何日かして、西郷ドンが訪ねて来た。
『マスター、今度、ここB♭.でパーティーを企画していい?』
はい!即決!!
『内容はまた後で、連絡するから』と、スタスタ帰ってしまった。
パーティーの日が近づいてきたけど西郷ドンからは何も連絡が無いままだ。しかたなく田村から『どんな感じのライブですか〜?』と、電話をする。『マスターは、いつものライブの感じでいいです。じゃ、』切れる。
当日、作務衣のお方が、野菜をたんまり持って現れる。まだ、見た事もない人が肉を持って現れた。今日、、B♭.って、どーなるんだろ〜???
おろおろしてると、西郷ドンが現れて、『マスター、今日はよろしく!』あの・・今日は、ライブじゃないんですか?『うん、ライブもやるよ!』も・・・、
も〜、どーでもいいや〜それより、田村の感心は、美味そうな匂いのする野菜や肉やスープの方に釘付けである。是非、食べてみたい!食べたい!!お客様の物を、食いたい。などという不謹慎極まりない事を本気で考えていた。
お客様も皆さん集まって、さてパーティーの始まりである。頃合いを見計らって、作務衣のお方に『出てるものを一通り食べたいのですが、、』と、失礼承知で、アタックする。作務衣のお方は『ニコニコしながらどうぞどうぞ!』と、あなたのような人に食べて頂きたくて持ってきました。(えっ! 田村のことは知らないハズなのにな〜、、)食べようとしたら、料理の方ではなく、
『田村さんこっち!』ん!?
作務衣のお方は、手に野菜を持って、これを食べてみて下さい。食べてみてくださいって、、、玉葱やホウレンソウやラッキョウを『どうぞ!』生・・だし、姿のまま。
『今まで、生きていた野菜です』の言葉に、なんだか心臓がドクッてなって、食べる。っというより、かじる!
おおお! あの店内に広がった香りの味が、何百倍にもなって脳天を突き抜ける!!美味い、不味い、じゃなく、えらく強く元気がいい!まるで、野菜が田村に食われまいとして、抵抗しているとも感じ取れる味である。
作務衣のお方が『どんな味ですか?』
田村が素直に『子供の頃に食べた野菜の味がします。』と、思った事を素直に言ったら、
作務衣のお方、『そりゃ〜、最高の褒め言葉だ!!!』
田村は、完全に、珈琲、負けてるぜ!と、思った!! ヤバイな〜これは、、『珈琲』ピンチ!
『えらいこっちゃ』だぞ!!

2008. 6.25.

 今年は阪神タイガースが強い!今のところ、セ・リーグぶっちぎりの首位である。まー、今のところである。
何と言っても、阪神には高校野球という天敵がいる。でも、今は首位なんで素直に喜んでいる。54年生きていて、そんなにあることじゃないんで・・・でも、なんでか、首位って、居心地が悪い・・・田村も貧乏性である。

田村も珈琲に関わっておおよそではあるが、8年になる。関わり始めた時には見えなかった事が、ここにきて見え始めてくる事がいくつかある。
この国に珈琲の文化がスタートをし、世界の水準までクオリティーが高まり、さらに美味しい珈琲は当たり前と言われる今日。この国に珈琲の基本が確率したと言っても問題ないと、田村は思う。次世代は『美味しい珈琲は当たり前』から、何を、がテーマになる。

さて、困った。この感覚からすると、田村は先人のたくさんの情報から学び、何とか基本をマスターしたぐらいということになる。つまり田村の珈琲文化はまだゼロ、ということ。何か、テーマを見つけなければ、自分の珈琲はなくなってしまう。タムラ珈琲の文化って・・・

やっと田村は、タムラ珈琲のスタート地点に立った。ってことか!まー、、よく、これからどーやって売って、、なんて考えたものである。とは言っても、どこからどーやってが、全く皆目見当がつかない・・・とりあえず、今まで大事にして来た事は、さらに大事に守り続けるとして・・・

チリ〜ン♪
おっ!お客さんだ!
ん!!
見慣れない格好の方が来た。作務衣を来ていて、作家かな〜・・・かっちょいいー!!
jazz in ”B♭”の近くにお住まいの方らしい、、歩いて帰っていく。

誰、だろ〜・・・

2008. 5.25.

 田村は阪神タイガースのファンであることは、以前、確か、、書いたかな〜、、、?
ん〜、、つまりファンなのである。

野球ファンは実に凄い!今までは、あまり気にならなかった。むしろ当たり前になっている事が凄い。
阪神×巨人で、お互いのチームで予め、『今日のゲームは8:7で○×△の勝ちにして、お客さんを喜ばせようぜ!』と、シナリオを作ったら、大ブーイングである。ブーイングどころか、『ヤオチョウ』と、言われ、詐欺師扱いである。野球ファンは絶対にガチンコでないと、納得しないのである。そのかわり、『今日は、いい試合じゃなかったな〜、、こんな日もあるよ』と、ガチンコのリスクもちゃんと楽しめる(受け止める)大人のファンである。さらに、今は未熟なルーキーでも、将来の可能性を想像して応援したり、引退の選手を見て、ルーキーの頃を懐かしむ、まるで育ての親のファンでもある。野球のファンは、『LIVE』が、自然と身についているのである。

jazz in ”B♭”は『ライブ ハウス』

さて、田村の営業の修行は、あっという間におわった。。
結果からいうと田村は全く営業には向かない性格、、性質であった。どーやって、珈琲を販売・・・と考えていると、知らない間に、今度のブラジルはナチュラルだな〜、、どんな感じに焼けるのかな〜あそこを、ここを、、と、考えてる。最初は、これではいかん!と、何回も仕切り直しをしてかかるのだが、そのうち、無駄な抵抗と白旗を掲げる。あとは、田村はお金持ちには絶対になれない、を受け入れる時間になっただけだった。
先月までは、いくら良い珈琲豆を作る事が出来ても、売れなくては何も意味が無い!と考えててたのに、今は、売れないよりは売れた方がいいけど、そんなことより、『とにかく自分で納得の珈琲を!』に変わった。両方を考えれば、良いのは理解できるが、田村はそんな器用ではないことをも、この歳で見つけた。
危険だった、田村はしっかり自惚れていたのだ。ベースと同じで、天井はないのだ!出直し!である。

でも、友人の、『その方が田村らしいよ』の言葉に、ほっとした。
でも、旗は、そのままにしておく田村も、らしいといえば、らしい。
いや、ほんと、あぶなかったな〜・・・
あのまんま、いってたら、本当に、 『えらいこっちゃ』

2008. 4.25.

 1年に一回北海道から九州までツアーをする北海道のバンドがいる。えらくテクニックのあるフュージョンバンド。北海道から出発して毎年4月くらいの位置が、浜松のjazz in ”B♭”。jazz in ”B♭”では、彼らが来る季節!である。今年も、彼らはやって来た!!そのライブのMCで彼らが言うには『マスターの素顔を始めて見ました』
ん!?どーやら、毎年その季節は、顔が半分以上隠れるようなマスクをいつもしていたらしい。ってことは、ついに田村は花粉に勝った!じゃなくて、周りの花粉症の人達も皆いつもの年よりは、症状が軽いみたいだ。年に1回、顔を見せて、ライブして、また来年来ると言って、また旅立って行きました。昔の田村が、こんな感じだったな〜、、。

焙煎機本体〜ギアボックス〜モーターの構造になっているので、モーターかギアボックスの故障が考えられる。田村は電気が苦手で、頭の中は、すでに自分で修理の選択は無い。モーターのみに電気を通して動くか確認・・全く動かない。この時点で、買うしかない。モーターなんて買ったことがない。小さい頃にプラモデル用のマブチを買ったくらいである。こりゃ、久しぶりに、あのお方(師匠)に会いに行くしかないか!
その前に、譲って頂いた時にいろいろ小間物が入った箱があったのを思い出し、それを一緒に持って行ってアドバイスを、、の方がいいかな〜、、何処だっけかな〜、、っと、事務所を引っかき回す。おっ、あった、あったぞ!ん〜っと、何が入ってんのかな〜、、、。
オー!おー!!Oh~ 新品のギアボックスとモーターの予備がちゃんと、あるじゃないですか!あのお方は凄い! (感謝)
早速、取り付け、回してみる。音がさらに静かになって、『る〜ん』がさらに『ふ〜ん』になった。結局、消耗品はほとんど交換の形になった。でも、これで、しばらくは一安心である。
良いお豆、焙煎、と珈琲に関して材料が揃ってきて、次に考えるのは、やはり営業。田村は、物作りには自信があるのだけど、肝心な営業に関しては全く度素人。正直、どーしていいのか全く解らない。ある珈琲の専門書の最後にこんな一行があった。『でも、一番難しいのは、珈琲を売る事』・・・。
さんざん、珈琲へのこだわりを貫き通した本の最後のにである。確かに、売れなくては、すべての苦労は意味がなくなってしまう。美味しければ必ず売れる!そんなに甘くは無いはずである。さらに、美味しいと感じてる味も、タムラ珈琲の味も、作り手のエゴの味である可能性は、たくさんあるのだ!今までは、田村の味が出ていればの一筋でここまでやってきたが、ちょっと気持ちが変わってきた。珈琲を野菜ジュース(野菜スープ)として考えている、タムラ珈琲をどーやって理解&ファン獲得をすればいいか、、。でも、売るために珈琲に対する信念は絶対に曲げない!考えてみることにした。
で、ちょっと宣伝をしてみることにした。よく、街道沿いのお店に『旗』が並んで立っている。安易ではあるが、あれをやってみたくなった。で、お店で『旗がほしいな〜』って、言ったら、なんと友人が作ってきてくれたのである。その友人はピアノ弾きの杉本さんである。(感謝)お忙しい方なのに、さらに感謝!!
早速、店の前に立ててみる。これが、なかなか、気恥ずかしいのである。何と言ってもタムラの文字があるので、、、。で、木の陰からチラっと見えるようにレイアウトした。(田村らしい)
さて、この、営業。田村は、以外と得意だったのか、やっぱり苦手だったのかの報告は、長くなりましたので来月に!

2008. 3.25.

 ゴキブリ達は殺虫剤に対して、抵抗力が、だんだん強くなってきているそーだ。ウイルス達も薬に対して、抵抗力を持つように進化するそーだ。田村も花粉に対して抵抗力を、、と思い、今年も真っ向から花粉の攻撃に立ち向かっているが、そろそろ今年も負け戦の様子が見え始め、薬に手を伸ばそうとしている。2008.春である。
ルルルー   ルルルー
『もしもしー、留守電聞きました。井上です』
きた〜!!
井上さん『どんな、状況ですか?』
一通り説明をする。

井上さん『田村さんの焙煎機の型式を教えて下さい』
よくわからないので、見た目を伝える。

井上さん『それは、本当に初期のタイプで、修理するには全部バラさないとだめだね』
    『今のは、簡単に取り外しができるんですよ』
はあ〜

井上さん『まあ〜使い過ぎですな〜』
    『部品(ギアとブッシュ)を送るんで、とりあえず自分でやってみてください』
    『で、ダメだったら、持って来るか送るかしてください』
あ、はい!
完全におしきられた。

翌日、部品が届く。早速、親父の工場に行き、作業にかかる。とても、なつかしい感覚である。オイルや機械の匂い、道具の感触。親父の会社は小道具がきちんと整理されていて、久しぶりに来たのに、とても使いやすい工場である。
簡単な構造の焙煎機でも結構部品点数は多い。ちゃんと構造を把握してバラす順序を間違えると面倒なことになりそうだ。なんとか、ギアを外しブッシュも抜き取る。ついでなんで、全ての部品を洗油で綺麗にする。マシン油を必要な所にさして、組み立てる。全行程4時間で、できた。我ながら、凄いと思う。ジャズベースが弾けて、珈琲の焙煎ができて、機械を治せる!(エヘン)
jazz in ”B♭”に持ち帰り、おそるおそるスイッチを入れる!

ル〜〜〜〜ン

おー、ナイスである。凄く、静かに回るじゃあ〜りませんか!!しばらく、空回し状態で様子をみる。

その間に、トゥルネラパージュに電話をして、安心をしてもらう。

田村の友人に『劍持』というサックス吹きがいる。まこと変わったやつである。いわゆる変人である。(どう変人かは、ここに書きたくて書きたくてしょうがないのだが、とりあえず控えることにする)田村のお気に入りのPleyerである。彼の演奏からは、ジャズのルールが聞こえて来ないのである。聞こえてくるのは、彼の言葉・・感情かな、、。彼とのライブは体に悪いので年に1回くらいにしている。次の日は、必ず劍持氏の家で打ち上げ名目の飲み会が催される。これが、田村の最高の楽しみ!!変人、劍持氏が料理を作ってくれるのだ!これが、美味い!!中でも、一晩漬け置いてグリルで焼いた手羽先が絶品である。問題は、集合時間が朝の10時であること!

そんな事をボヤっとかんがえてると、、、
ん、ん、ん!?

ル〜ン  ルルル  ル  しーん。

わおおおお、焙煎機が止まってしまった。今度は、モーターそのものが止まってしまった。機械が治ったら今度は電気か!!
やれやれ、『えらいこっちゃ!』である。

2008. 2.25.

 焙煎機が止まってしまった。頭の中はパニック。何で壊れた?修理は可能か?どのくらいの時間が修理に?明日からの珈琲豆は?などが、ランダムに脳みそを攻撃する。
でも、冷静にならなくては!心配そうに側で市川さんが覗き込んでいる。よく見ると、止まっているのは豆の入ったドラムだけで、モーターは動いている。とりあえず、電源を落として原因を探る事にした。

田村の親父は小さな工場を経営していた。ガソリンスタンドのガソリンの出口のピストルの形をした機械の中身を制作していた。『タツノ』という、その辺でよく見かけるガソリンスタンドのメーカーだ。その関係で田村は小さい頃から機械はよく見ていて、さらに工業高校の機械科卒業!で、さらに、就職は検査治具を作る所で、機械は治具ボール盤を使っていた。旋盤、フライス盤、一通り機械は何でも使える。

時間が経つにつれ、落ち着いてきた。とにかく、状態を調べるとしよう!珈琲豆を全部出して、もう一度空回しをしてみる。(珈琲豆は超レア焼きで捨てるしか無い、、ゴメンナサイ)一瞬正常に回ったがすぐにドラムの回転が止まってしまう。モーターは動いてる。

発見!

ドラムとくっついて回している軸を受けている軸受けが摩耗して遊びが極端に大きくなって軸が持ち上がって、軸を回しているギアがモーターからのギアとはずれてしまうのである。軸受けはベアリングではなく真鍮で削り出しのブッシュだった。ってことは、これは製造元に問い合せをして取り寄せて、自分で治すか!製造元に入院の重傷である。よく見ると、ギアの歯も摩耗していて、この歯の減りもギアの噛み合なくなった原因に一役買っている。

えらいこっちゃ、

これは、まず井上さんと相談をしなくては、と電話をするが全く電話に出ない!何回電話をしても、出ないのでこちらの様子を留守電に入れておく。会社の場所は琵琶湖の近くとネットで調べる。気持ちは、琵琶湖まで焙煎機を持って行く気でいっぱいになっている。用意もでき、後は電話が繋がるだけ・・が、繋がらね〜、、。

夜に、珈琲豆を納入している弟子のユリに事情を説明する。が、状況、意思、共に全く相手に伝わらず、電話口で大喧嘩!
やれやれ、新品を買う金は無いしな〜、、困ったな〜〜

えらいこっちゃ!で、ある。

2008. 1.25.

 弟子も育て終わって、そのお店も順調にスタートをして、一安心。
さて、今日は焙煎をするか!豆を焙煎機に投入。シャッ シャッ シャッ と、焙煎機がかろやかな音をたてて回っている。
あまりにも、のどかだと、いろんなくだらない事を考えてしまう。1ハゼまでヒマ潰しと、パソコンに、殺人事件のニュースが目に入る。犯行当時、犯人の殺人意識があったかどうかの記事だった。なんと、覚せい剤かなんかで、意識がないと、罪が軽くなるいうことが書いてある。
???殺人事件では、意識がはっきりしていると、罪が重く、精神状態が異常だと罪が軽くなるんだ、、。
んっ!?まてよ、確か、交通事故(死亡事故)の場合の、あの、、、なんてったっけか、、新しく出来た法律で、何十年って実刑があるやつ、、。飲酒運転で、酩酊状態であれば、罪は重く、ちゃんと運転ができれば、罪が軽い、、。なんと殺人事件とは、逆である。
田村はやっぱり頭が悪い!よく、わからん!!人間の命が理不尽に他人によって奪われた場合、この国では、意識があるとか、ないとか、酔っぱらっていたとか、ないとか、『そんなの関係ね〜!!』人が一人死んで、残された人の、悲しみは、かわりゃせんのじゃ〜!!!
っと、考えてしまう。もーちょっと、考えを広げてみると、田村の何百倍、、いや何万倍も頭のいい人の集団が考え作った法律とは到底思えない。血圧が上昇して、健康に悪いんで、ニュースのコーナーから逃げる。
おっ!ペット、それも猫のフォトコンテストの記事だ。これなら、血圧も下がりそうだ。これまでに投稿された全国の皆さんの自慢の猫達のポーズが写真におさまっている。どれもこれも、それなりに、カワイイ。でも、圧倒的にカワイイのは、我が家のジジ!ぜ〜んぜん、他の猫さん達とは比べ物にならないくらい、ジジの方がカワイイ!申し訳ないけど、事実は事実。
っと、その時、市川さんが、『マスタ〜、焙煎機が変な音してるよ』
んっ!?どれ!
わおおおおおお!!!!
さっきまで、シャッ シャッ とかろやかな音をたてていたのに、
ガッチャン  ギ〜  ガッチャン ギ〜
ギッ ギッ  ギッ   ギッ   ギッ   ギイ〜
っと、リタルダンドして、見ている前で、何と止まってしまったのである。
いったい、焙煎機に何が起きたんだ!
ど〜しよ〜!jazz in ”B♭”とパージュの珈琲が、、、。
やっぱり、嵐の前の静けさだった、、。

えらいこっちゃ!

2007. 12.25.

 ガソリンが値上がりしてきている。時期がきたら、値下がりするのかな〜。
田村の若い頃は、『ドライブ』は安価なデートの代名詞だった。最近は、きっと暴走族の方達も大変だと思う。ガソリンについて、未だに解らない事が一つある。ガソリンの間接税に消費税がかかっている事。税金に税金がかかるのは、何となく納得がいかない。田村だけなんだろうか、、こんな事を考えるのは、、。ガソリンが高くなってきて、久しぶりにその事を考えた。きっと、ちゃんとした法律があるに違いないと思うが、誰に聞いても、答えは返って来ない。
さて、今回の宿題はヘビーだったらしく、なかなかレッスンのオファーがこないな〜、、。って、とこに、『デンワダヨ デンワダヨ』と、ミッキーの声で携帯が鳴る。
『ハロ〜マスタ〜元気でしたか? 宿題は大変でした。ちゃんと、できたかわかりませんが、レッスンを御願いします。』
珍しく謙虚である。何となくではあるが、合格の匂いがする。
さて、相変わらず約束の日時ピッタリにバタバタとビートルで彼女はやって来る。『ハロ〜、マスタ〜今日もよろしくネ!』ニコニコといつも、きちっと挨拶をする。
早速、抽出をして頂いた。抽出とその抽出の流れから来る印象が前回とは少し変わった。彼女自身のものが既に出来つつある。肝心の珈琲の味は、抽出のフォームよりさらに変化していた。
田『この味は、ユリの好みの味?』
ユ『私はもう少し濃い味が好きです』
ユ『今回の宿題では、お店でお客様に提供する味を作りたかった』
ユ『自分の味覚が濃い味である分、お客様に提供する味は、その分加減をしました』
田『合格!』
田『卒業です!!』
大事なのは、味覚なんです。好みの味覚ではなくコントロールできる味覚があるか!?ないか!?この味覚が無い人は、残念ながら珈琲店のマスターには絶対になれない。どんなにお粗末な味覚でも、コントロール出来る味覚があれば大丈夫!お粗末は育ちます。逆に無い人は、努力が報われない。厳しい意見かもしれないが、がんばらなければいけない人は、この業界はキツイです。他人からみてどんな風に見えようと、自分自身の中は『楽しむ』『遊ぶ』で、がんばるとか勉強であっては、ダメ、、だと思う。
この彼女、ユリといいます。後に、1日に、多い時で80杯の珈琲を手入れで抽出するplayerに成長しました。

この彼女がプロデュースしたお店が、
『Tournez La Page/トゥルネラパージュ』
〒430-0928
静岡県浜松市中区板屋町628 Y3ビル1階
053-455-7100

jazz in ”B♭”同様、よろしく御願い致します。

2007. 11.25.

 最近のマスコミは、エライ人になっちまったんだろうか?ニュースで、毎日、人を攻撃してるぞ!しかも、死ぬまで!!ミナサ〜ン キヲツケマショ〜ネー!!!っと、エスト!エスト!!エスト!!!みたいだぞ。
さて、珈琲の修行の2回目の日だ。1回目から2週間程日は経っている。確かにビデオに撮っておけば自分の都合で練習は可能である。しかも、見本の抽出(ビデオ)を目の前に置いての2週間である。こんな方法で、はたして彼女は珈琲をマスターできるのだろうーか?内心、いつ、挫折をするかな〜と、考えていたので、あまり回数を重ねないうちに、ストップをかけようと思っていた。でも、あまりにもの自由発想的な学び方に、田村も興味が出て来た。教える側が学び方まで指導するのではなく、学ぶ側のスタイルに教える側が合わせる!も、アリかな!?で、しばらく、様子をみることにした。
そろそろ時間である。バタバタバタと重そうなエンジン音が聞こえて、彼女の登場である。この子は、時間通りに来る。時間通りというのは、遅刻をしない!ではなく、時間ピッタリに到着なのだ。 まるで、早めに近辺に到着していて、グルグル回って時間になったら、登場!ミタイナカンジ本当のところの詮索はやめた。
『ハロ〜 マスタ〜』
『今日もよろしく御願いします』
早速、今日は2週間のビデオ練習の成果を見せてもらうことにした。お湯が沸いて、いよいよスタート!(映画じゃないか、、)お〜〜!田村のコピー版である。なんと! 気持ちの悪い!!自分と同じフォームというのは、田村はかなり馴れているはずなのだが、、。(田村のBassの生徒の左手が田村とどーしても似てしまうので、似てるいう事には免疫があるはずなのだが、、)違うのはポットを回すのが、右か左か、だけである。当たり前といえば、当たり前。当の本人は真剣そのものである。あの、何にも動じそうにもない彼女の持つポットの先が、かすかにではあるが小刻みにに震えてるのだ。(うん、よくがんばってる)
抽出した珈琲を飲んでみる。可も無く、不可も無くの、問題の無い珈琲の味である。さて、ここからが本番である。これで、全てが決まる。
『OK!です。では、次回までの宿題です』
『この珈琲を自分の好みの味に変えてきて下さい』
『できあがりましたら、連絡をください』
彼女の顔が『えらいこっちゃ』に変わっていくのでアリマシタ。

2007. 10.25.

 日本で一番強い野球チームはいったいどこなんだろ〜!?って、ことを、昔の人は思った。東京ナントカだろ〜!いやいや大阪ナントカだよ!よし! じゃ、試合して決めよう!我がチームが絶対に一番!と思う者、 この指と〜まれ!お〜我こそは! 日本全国から名乗りがあがった。じゃ、何試合か決めて総あたりで、勝負勝負!なんと、夢のある企画だろう。北海道から九州まで遠征は大変なんで、とりあえず日本を東と西の二つに分けて、総あたり戦で東と西の一番を決めよう!最後に、東の代表と西の代表で、どっちが強いか!? を、やろう〜ぜ!!(ワクワク)野球の関ヶ原を毎年楽しもう〜ぜ!!である。素晴らしい壮大な企画である。日本一決定戦は、お互いに全く知らない選手が相手である。山田が投げ、王が打つ!本当は、どっちが強いんだ!!
なのに、、、今のプロ野球のシステムは、、、。あれじゃ、日本一がわからん???コウリュウセン、、、ワカラン。去年の○○チームの4番バッターが今年は△△チームの4番バッター、、。世も末である、、。田村の時代は終わった、、。
ちなみに、田村は田淵が入団した年から阪神ファンである。とても静かなファンで、普通の阪神ファンとは違う。(ここでも異端児ぶりを発揮である)

蒸らしが終わったら、本格的に湯を置いていく作業に入る。ここからは、人の数ぶんの方法がある。たぶん、全く同じ形の人はいないんじゃないかな〜、、。田村は、中心に湯を置いて渦巻き状にクルクルポットを回して外側に、外までいったら今度は中心に向かってクルクルやる。あくまでも、湯はそっと置く感じである。上からドバドバ入れてはダメ!豆のチェーンが切れてしまう。あと肝心なのは、温度が蒸らしから徐々に上昇カーブを描く事。洞窟の中に抽出された珈琲の美味しいエキスを綺麗に全部サーバーに洗い流す作業である。必要な量の珈琲が抽出し終わる頃にはサーバーに落ちる湯も珈琲色から透明な湯の色に戻りつつあるのが理想。抽出が終わったら、ドリッパーをサーバーから外す。この時ドリッパーの中は湯がたっぷり入ったまんまで外す。ちょっと、番外編な話になるけど、ポットをクルクル回すのに、田村は左回りである。でも、弟子と店の従業員は右回りである。深い意味は無いけど地球の自転はどっちだったかな〜?
ま〜、こんな感じである。問題は、ここまで書いた珈琲の抽出全部を、あの、弟子に教えることである。田村は、勝手に田村が決めた師匠の抽出を、とにかく見て、練習、また見て修正、そして練習!と、長い時間をかけて身につけていったので、、まー、弟子にもそのまま同じように教えればいいか〜!
浜松の駅前に大きな穴の所には、もうすでに大きなビルが建っていた。このビルの1階が、彼女の経営をする喫茶になるらしい、、。(デカイ)んじゃ、そろそろと重い腰をあげて、『そろそろ、珈琲の抽出を教えますんで、、一通りの道具を持ってjazz in ”B♭”まで来て下さい。』と連絡をした。
当日、こちらも、用意をして待っていると、時間通りに彼女はやって来た。まずは、合格である。おおきな、カバンをもって、『ハロ〜マスタ〜』『今日はヨロシクネ!』何だか、田村が珈琲を教えてもらった時とはずいぶん違う雰囲気である。(カラフル)ま〜いいか、、。今まで、たっぷり書いてきた事を、しっかり教えれば、、、。
道具も並べ、『さて、では一回目を始めましょか!』その時である、彼女は大きなカバンから、取り出した物はなんとビデオカメラ! そして、『ハ〜イ、マスタ〜、今までで一番のベストの抽出を御願いしま〜す。』はあ〜、、とりあえず言う事を聞いて抽出を始める。(なぜだか、キンチョーする自分がいる)『ハ〜イ、いい感じですよ〜』って言いながら、横から上から近くから遠くから撮りまくる。完全に主導権はあっちである。しまった、そーかー、彼女は映画の監督の勉強でアメリカに留学したんだった。こりゃ、田村が考えていた指導は、もうこの時点で無理だぞ!『えらいこっちゃ』
まー、でも、思い通りにやらせてみて、挫折をした時に田村がジャーンって映画みたいに正義のヒーロー登場、ってな感じで現れて、『オー、やっぱりマスターの言う通りにします。』って、ストーリーでいいか、、。

2007. 9.25.

 いつだったか、田村が紅茶の勉強(修行)をしたことは、確か書いたと思う。『湯を紅茶に変化させなさい!』という、素晴らしい指導を先生から受けた。実際には、お湯で紅茶から味・香り・色・などを抽出するわけだから、湯には違いがないのだが。その言葉のおかげで、ボディという感触を覚えた。田村はその紅茶のボディ感を珈琲に持ち込んだ。どんなに美味しくても、珈琲の味香りのする湯ではだめだ!珈琲という物質に湯が変化している事、がまず第一!と考えて今の抽出方法にたどりついた。タムラ珈琲はまずボディありき!!である。(ッテイウカ メザシテル)
前回、豆と湯の準備完了で、今回はいよいよ『蒸らし』に入る。コーノ式を使っている人に、『蒸らしはしない』という意見の人が割と多くいます。蒸らしはしない、という意見に、『確かにそれも有りですね』と、田村は半分同感派である。(またもや中途半端である)
で、田村は蒸らしをします。セットした珈琲豆の真ん中に湯の玉を置く。 ポタポタという感じである。砕かれた豆の小さな穴に湯が浸透し始めると、ガスが発生して泡となって表面に出て来る。それと同時に豆も膨らみ始める。湯を置いたところが盛り上がり、泡がさらに盛り上がり小さな山になる。ポタポタのスピードはガスが抜けるスピードに合わせる。泡の出方大きさをみていれば、わかる。泡がどんどん出て外側に広がり、ペーパーにくっつく瞬間にサーバーにポタッと一滴目が落ちるのが理想。広がった泡がペーパーにくっついて湯で濡れるのは、周り中同時が理想。
ここまでに、失敗の要素が結構有る。
・蒸らし時に出る泡が、透明で蟹の泡みたいな大きなのになったら、100%失敗。 温度が高すぎるか、湯が太いか、早い。ようするに、豆の温度の上がり過ぎで、味は苦くなる。(カフェインの苦味)
・泡が全く出ないで、豆だけが膨らむと、その後大惨劇がおきる。(豆が古い物の時は別) 蒸らし後の湯を注ぐと、ボコっと大陥没がおきる。豆の中にガスが溜まり大きな空洞ができて、豆が東京ドームの天井状態になって固まる。それが、次の湯でくずれるのだ。これは、数多く珈琲を抽出した事がある方なら一度は遭遇したことがあるはず。(アルトオモウ、、オレダケカナ〜?)そうなった時のドリッパーの中の見た目は、体から力が抜けていく感じである。(ナサケナイ&ショック)味は、苦いお湯。これが、意識的に作ろうとしてもなかなかできない。ので、しっかりとした原因をなかなかつかむことができないが、高温の湯を真ん中一点にずっと落として、何らかの条件が加わると出来る。実際には、田村は何年もお目にかかってはいない。
・よくいろんな人に本に『泡がもの凄く出ていい豆』とか『泡を出すように湯を、、』とか、聞きます。読みます。けど、田村はここでも、異端児、泡が出るのはしかたがないが、極力抑えます。でも、豆はできるだけ膨らませます。ガスはいっぱい出しますが、泡を一気に出しすぎると、豆と豆が離れてしまうからである。豆が湯の中で泳いだ状態は田村の中では失敗。あくまでも、豆と豆が手をつないで、湯の受け渡しをするのが、理想のイメージである。
・豆の上に湯を置いて湯が下にしみていく時、蟻の巣状態に湯の通り道が出来てしまうのも失敗。これは、前回のえらいこっちゃを読んで頂ければふせげる。
ん〜〜、何だか、かたっくるしくなったな〜、疲れてきたゾ。ってことで、後は、つづきってことで、、、

追伸
先日、石川君のライブだった。石川君のオリジナル曲『台風』、これで4回泣いた。イントロで、撃沈である。田村の歳くらいの男性はきっと泣くと思う。いい曲だ。ジャズじゃないけど、、

2007. 8.25.

 生魚を焼いて焼き魚にする。生豆を焼いて珈琲豆にする。まー、大きな目から見れば似たようなものである。
田村が読んだ数少ない珈琲の本の中に、生豆の成分が焙煎によってどー変化するのか!?っていうのを細かく数字で表して説明しているのがあった。それを、各種の豆毎に表にしてあるのだ。
ふ〜ん、さらに説明は、1ハゼ2ハゼによって豆の中に小さな空洞ができる。(田村の想像・・この空洞のイメージはトムとジェリーの穴だらけのチーズ)そして、そのハゼによってできた空洞の大きさを、顕微鏡で調べた数値が表にしてあった。その空洞に湯が入り、焙煎によって生じた珈琲の味が、空洞の中で抽出が行われる。空洞に湯が入った時にガスも発生する。
珈琲を抽出する時の豆のカットは小さい程、時間は早く、濃度は濃く、抽出されるが常識だが、それを、極限(穴より小さく)まで、細かく小さくカットすると、空洞がなくなってしまうので、逆に抽出はされなくなるはず。と、著者は想像していた。(・・・。)正直、本当かどうかはわからない。田村もプロなんだから調べればいいんだけど、全くフ〜ンのレベルで興味がわかない。しかし、この本によって田村の頭の中に、外からは伺い知る事ができない抽出時のドリッパーの中の様子を、擬似的に映像化することが出来るようになった。そして、以降、この映像が抽出のコントロールに大いに役にたったのである。
ここまで書いて、なんだけど、田村の今回のテーマはこの空洞に湯が入った時のガス!である。
田村はベーシストです。よいリズムを生み維持することは、とても大事な能力!よいリズムとはテンポをキープする行為より、田村的には、良いグルーブを生んで、そのグルーブを維持する!グルーブが維持されていれば、テンポは別に、、!の方がよいリズムと考える。
こんな田村が珈琲を抽出するのだから、方法は全く我流である。グルーブ=泡である。
先程のガスがこの泡となって田村の目の前に出現するのである。始めのうちはこの泡は、単なる泡だったのだが、今の田村にとって、この泡は見えないドリッパーの中の珈琲豆達の強烈なメッセージである。
長〜い、前置きは終わりにして、早速抽出に入る。まず、珈琲豆を粉にする。この時のグラインドする音で、豆の焙煎度合いがほぼわかる。(倍音が違う)粉にした珈琲は少量の微粉末が出てしまう。この微粉末を簡単に取り除く。田村は自然とこの微粉末が取り除かれるように工夫をした。(ナイショ)
粉にした時に、豆の種類によってはチャフがでる。(このチャフだけを集めて湯を注いで飲んだら、とても不味かったので、全部取り除くようにしている。という意見を時々聞くことがある。  ・・・???。)田村も全部取り除いて飲んでみたことがあったが、結果はチャフも珈琲の味のうち!しかし、このチャフ、渋味の原因にもなるので、これも簡単に取り除く方法を見つけ、半分くらい取り除き、残す事にした。(方法はナイショ)
ペーパーをドリッパーにセットする。隙間無く、たるみ無く、の感じでセット。豆をペーパーに入れる。この時に大事なのは、粉と粉(粒と粒)が等間隔であること。一番近い感触は、お寿司屋さんとか板前さんが握ったおにぎり!空気を握り込んだ感じ!でも、一粒一粒が手を繋いでいる(チェーンみたいに)こと!田村はある方法で、これを可能にしました。(ナイショ)
次に、少しだけ振動をあたえて、粒と粒の間隔を詰めて、上面を真っ平らにする。この、真っ平らは大事!ドリッパーを一振りか二振りで作る事!それ以上振ると、せっかく作った貴重な粒と粒のチェーンリアクションがダメになってしまう。
水は、田村の場合、出来るだけ軟水を使用する。新鮮な水を一回だけ沸かしたもの。沸かし直しは、不可!現在は南部鉄瓶で沸かしている。(理由は無い)
ポットに湯を注ぐ!この時のポットの温度が重要!なぜなら、田村は絶対にポットを直接、火にかけないから。だから、ここで湯の温度が決定してしまう。ほんの少し湯冷ましをして、いよいよ、最大イベントの蒸らしに入る。田村の入れ方の中でこの蒸らしが一番重要!!
蒸らしは、先程の空洞に湯を浸透させる行為。全ての粒の空洞に湯を浸透させるのが理想。当然、泡がでる!この泡の様子で以降の作業を決めていく!何分とか何度とかを数字で決めていく方法と比べてかなりアバウト(田村的にはグルーブね!)である。(ので絶対に真似はしない方がいい!田村スタイルは田村とたった一人の弟子で十分)しかしこの泡が以降の最大の敵でもあるのだ!!
っということで、続きは来月!!!蒸らしの意味と、泡からのメッセージを書くつもりです。ヒマだったら、来月も読んでみて下さい。応援のみの感想を、よかったらBBSに書き込んでみて下さい。
PS.BBSで2007年バリスタ世界大会の模様をお伝えするお約束しましたが、別な機会にします。ゴメンナサイ

2007. 7.25.

 今、田村はセロというマジシャンにはまっている。(キムタクのゼロも好きである)マジックやパフォーマンスのクオリティーの高さは、もちろん素晴らしいのであるが、田村のようなマジックに全くの素人がマジシャンに求める期待や疑いの気持ち、つまり客の気持ちをがっちりつかむ力が、さらに素晴らしい!!セロというマジシャンは、とてもたくさんの現場を経験してきたのだろうと思う。ステージを挟んだ両方の世界を、とてもよく知っている。
客(素人)のことを全く考えない、演奏家&珈琲の味は全くつまらないものである。問題は、田村が未だにお客のことを考えた余裕のある珈琲を提供できないことだ。(・・・ベースもまだまだか、、。)
前回に、誰かドリッパーを作ってくれないかな〜〜って書いたら、なんと!! いたんです。写真がそれです。彼が考えて制作してくれた作品です。何と素晴らしい、夢のある形をしています。素人だからこその発想で、ちょっとでも珈琲をかじったことのある田村では、とうてい無理な発想である。っていうより、この『えらいこっちゃ』を見て作ってお店に持って来てくれたことが、めちゃくちゃ嬉しい。ただ、少しばかり実戦向きではありませんでしたが、、。(感謝)
さて、話は珈琲に戻って、前回はドリッパーの話でした。今回は、ポットからスタート。田村の愛用のポットはカリタ。500ccくらいの容量の大きさである。カップ2杯分、湯を足さないで入れられる大きさである。このくらいの大きさは最低ないと仕事にはならない大きさ。っていうか、これ以上大きいと重くて一日中やってると、手が疲れてくる。(知っての通り、田村は疲れることが大嫌い)湯を8分目まで入れて傾けてると、朝露みたいな水玉がポタポタと落ちるように、湯口を自分で加工したもの。(弟子にも作ってあげた)田村はポットを直接コンロには絶対に置かない。
あとの道具は、グラインダーとハカリと小物。グラインダーはカリタの、よくいろんなところで目にするやつで、タムラ珈琲は粗めに設定。ハカリは、0.1gまで測れるデジタルのもの。ハカリって以外と高価で、開店の時に新品を買えなくて、中古で買ってきたものを今でも使っている。
さて、いよいよ抽出。サーバーの上にドリッパーを置きペーパをセット。粗めに挽いた豆を入れて、トントンと地ならしをして、セット。ここで、コピ・ルアーックとおまじない。
珈琲の味は、ざっくばらんに言うと、
1。 豆が、粗いと薄い味/細かいと濃い味
2。 湯の温度が高いと強い味/低いと柔らかい味
(珈琲豆の元々の味)+(焙煎)+(1。)+(2。)+(その他)=珈琲の味
タムラ珈琲は、1。は粗めで、味が薄めになる分を、通常より多めの豆でカバー。2。は高め。湯温が高いと苦味が出て低いと酸味が出やすくなる。苦味の隣に甘味がいて、この甘味を出来るだけ抽出して苦味を押さえる努力をする。さて、豆もセットして、いよいよ湯を落とす。(珈琲を抽出)湯を落としている間は、ほとんど 2。の湯の温度のコントロールである。
この、湯を落とす(抽出)は本当に人の数分だけの方法があり、そのほとんどが論理的であり、またオカルト的である。田村もまた、皆さんに負けずに、論理的でありオカルト的である。いろんな本で、珈琲は何度がベストと書いてありますが、またまたここでも田村は異端児ぶりを発揮。田村は『全てはアワに!』です。
続きは来月です。『全てはアワに!』

2007. 6.25.

 珈琲豆から珈琲という飲み物を抽出。僕達、喫茶のオヤジはこの抽出に毎日携わっている。有名な先輩達が出版した珈琲の専門書に『珈琲の味の90%は生豆と焙煎で決まる』と書いてあるのが目にとまる。田村もそー思うし、珈琲の木を育てているところから考えれば、90%以上かもしれないと思う。
が、あえてヘソ曲がりの田村は、この意見は『豆屋の意見』とつっかえす。珈琲屋のオヤジとしての意見は、残りの10%で全てが決まる!・・・『最後の10%で全てが決まる!』である。いわゆる90%は『基本』と考える、考え方。
音楽に例えるなら、基本がなくては音楽を構築はできないが、基本だけではどんなに素晴らしくてもつまらない。君は?、あなたは?そして自分は?の自分探しの旅が基本にプラスされて初めて音楽が成立するのだと思う。『人』の人数分の音楽が存在するのである。パーカーもモーツァルトも当時はモダンだったはず。この、10%がつまりモダンなんだと思う。
珈琲に話を戻すと、珈琲屋のオヤジはパーカーと同じ立場で、最後の10%にモダンを作るのが仕事になる。(パーカーも当時は100人位いて99人は淘汰された。と考えてもおかしくないとするなら、喫茶も生き残るのは100分の1か〜、、、)ざっくばらんに言うと、珈琲店の味=抽出にある。である。何が言いたいかっていうと、つまり、90%の豆屋より10%の喫茶がエライ!である。(コレワイイスギ!)ずいぶんと話のレベルが下がってしまったが、下がったついでに『喫茶万歳!』と調子にのる。
さて、田村の頭の中の妄想から目の前の抽出に戻る。抽出は、とてつもなくたくさんの作業を3分(この時間は人それぞれ)位で行う。で、今回はドリッパーとネル&ペーパーの話をしてみようと思う。
ここからは、あくまでも田村的価値観で、、。(一般とは違う考え方がある)
珈琲を抽出する方法はた〜くさんあるが今回ここでは、ドリップという方法にだけに焦点を絞ってみようと思う。珈琲をドリップするのには大きく分けて2通りの方法があると思う。一つはネルドリップ、もう一つはペーパーとドリッパーを使った方法。ネルドリップはネル布を袋状にした物に珈琲豆を入れて、お湯で抽出。金魚すくいの丸い針金からネルがだらんと袋状に垂れ下がっているのを想像してくれれば、そんなに遠くない画像です。もう一つはドリッパー(おおよそ円錐状容器の底に穴が開いていてお湯を入れると穴からタラタラとゆっくりお湯が落ちる仕組み)に、ドリッパーと同じ形状のペーパーをすっぽり入れて、珈琲豆を入れて、お湯で抽出。
この二つの抽出のもっとも大きな違いは、ネルは湯を落とす量で抽出時間が決まる。空中に珈琲豆が浮いている状態なんで、どさっと湯を注げばジャーっと下に湯が落ちてしまう。に対して、ドリッパーの方はどんなにたくさんのお湯を入れても下の穴から落ちる湯の量は一定である。ネルはコントロールが難しい、けど、個々の個性は出しやすい。プロ向きである。ドリッパーは安定して抽出するかわりに、個性は出しにくい。家庭向きである。で、タムラ珈琲はどっちか!?タムラ珈琲は、丁度その中間にあたる方法だ。(中途半端・・田村らしい)ペーパーとドリッパーを使うけど、ドリッパーの底が、、無い。ネルの方式のネル布がペーパーに変化した感じ、、かな。ただ、側面があるんで、あんまりたくさんの湯を入れると湯溜まりができて、ドリッパーの状態に近くなってしまう。
あ!!そーだ、忘れないうちに!!!実は、この田村が使っているドリッパーにはペーパーがドリッパーの内面にピタッとくっつかないように、山状の突起物をつけて工夫がされているが、この、突起物がもう少し高かったら、とか、そもそも側面の面積を極端にカットした形状に、とかのアイデアがある。この、田村のアイデアを満載したドリッパーを誰か制作してくれませんか〜!?材質はプラスチックです。熱に強い材質で、設計図から型を起こして作ってくれる、『いい人』いませんでしょうか〜?(イルワケネ〜)
最近、この『えらいこっちゃ』の文が長くなってきてるとの苦情がではじめているので、ここらへんで、、。ちなみに、ドリッパーは『カリタ(穴が3つ)』『メリタ(穴が1つ)』が有名です。田村が使っているドリッパーは『コーノ式』です。(なぜか、、式と付く)
で、このドリップの道具の説明だけでもこんなに大変なのに、、、。あの、本気の女性、、田村のお弟子になれるだろうか、、。もう穴に鉄骨がそびえたっているし、、。
えらいこっちゃ!

追伸 * ネル布はパジャマなどのネル生地といわれているものと同じです。ですが、このお話を読んで、僕も私もやってみようかな〜なんて思って、いらなくなったパジャマを裁断して、自分で作って珈琲を抽出することは絶対にやめて下さい。パジャマの生地には漂白等いろんな処理がなされていて、お湯を注ぐとそれらが湯に溶け出す恐れがあります。必ず珈琲専用として専門店で販売しているものを購入して、楽しんで下さい。

2007. 5.25.

 『えらいこっちゃ』も今回で10回目を迎える。ってことは、書き始めて10ヶ月が過ぎることになる。続いている方だと思う。どれだけの方が読んでいるのかは、全く不明である。読んでいる人がいないのは寂しいが、読んでいる人がいるのを想像すると、何だか恥ずかしい。いっぱいいろんなことを書いてきたのに、あまり質問や苦情が来ない。むろん、誉めてくれる人などはいない。(タムラハホメラレルノガスキ)まー、あまり読む人もいないんだろー、、。
っと、今まではそー思っていた。前回の終了前に『えらく綺麗な女性』と書いたら、すんごい反響だった。っといっても、田村の周りの数人からでしかなかったが。(ドコガスンゴイ?)田村の周りの男性から、誰?女性からは女の人の話は載せない方が、、。
あんなに、jazzと珈琲の話を書いたのに、なんにも反応がなく、『綺麗な女性』に、こんなに、、、。(オンナハコワイ)とにかく『綺麗な、、』のおかげで読んでくれている方がいることはわかった。
実のところ『綺麗な、、』は、田村の意見ではなく、ジャズ評論家で高名な寺島氏の意見である。この女性が将来店を経営することになるのだが、その店に寺島氏が取材に来て、その記事の冒頭に彼女の第一印象が、『綺麗な、、』だったのである。田村は、その表現を引用させてもらっただけである。
そーそー、苦情の一つに、その彼女から、あの文章だと『私は珈琲の味を確認しないで豆を御願いしたみたいだから、、』『ちゃんと、書き直して下さい。』っと、はじめてのクレームがついた。(ッチ、メンドークセー)っと思いながらも読み返してみると、確かに、そーとれる。
はい、彼女は、何回かお店に足を運んで珈琲を飲んでくれてから、『私、お店を始めるんで、珈琲豆を卸して下さい。』って言いました。当時、彼女はドイツとかイタリアの珈琲とタムラ珈琲を飲み比べていたようです。(タムラガカテルワケガナイ)ので、話半分という言葉がありますが、田村はもっとひどく『世の中、変わった人が多くなってきたな、、』くらいにしか彼女のことを考えてなかったです。
と、ある日。チャッカチャ- チャッカチャ- チャッカチャッカチャー、ミッキーマウスマーチの着信音が鳴った。夜中の12時を過ぎていた。その、彼女からの電話である。『マスタ〜、今ヒマ〜?』 え!? ひょっとしてデートのお誘い!?ちょっと、ドキドキしながら『はい、とりあえずヒマです。』(トリアエズノイミガワカンネ〜ンダヨ)『あのね、今、浜松駅の前に居るの。』『大きな穴が掘ってあるから見に来ない?』ワケのわからんこと言ってるな〜、、酔っぱらってる風でもないし、口調からデートのお誘いでも絶対に無い!
とりあえず、行ってみることにした。ワオ!本当にjazz in ”B♭”がすっぽり入るくらいの穴の前に彼女がニコニコしながら立っている。『ここにね、ビルを建てて、その1階と2階を私のお店にするんです。』はあ〜〜〜!、本気だったんだこの娘は!!
えらいこっちゃ!こりゃ、本気で豆の卸を考えなくちゃいかんくなった!!でも、田村は普通と違う考えで珈琲豆を焙煎してるから、、、彼女にちゃんと説明をしなくては、、。
っていうのも、諸先輩方がいつも同じ味でお客様に珈琲を提供出来るように、ものすごい苦労と努力をしてきた歴史に対して、 なんと田村は、『同じ味の珈琲を提供なんて意味もないし、そもそも絶対に同じ味は無理!』がスタートだから、、なあ〜。
えらいこっちゃ、、もー穴は掘ってあるし。。

2007. 4.25.

 最近『24』と『LOST』にはまってしまって・・・ドラクエにはまった時みたいに昼間が眠い。。んなことを言ってはいられない、今日は25日、『えらいこっちゃ』の掲載日である。一行も書いてない・・・どーしよー・・・変なところで、えらいこっちゃ、だ。
豆の色がグリーン→イエロー、そして、イエロー→おうど色(英語でなんて言うんだろ?)になったら、いよいよ、焼きに入る。バーナーの火を全開にする。(なぜか、キモチイイ)温度計の針がグングン上がる。(カイカン)やがて、あの有名な、1ハゼのイベントが始まる。この1ハゼが、あまり長く続くようだと、この焙煎はほぼ失敗である。
1ハゼ中に温度の上がりを少しだけ緩やかにする。ここでも、焙煎ムラを無くするための調整をする。温度が下がるのは厳禁。あくまでも、温度の上昇カーブを緩やかにする程度である。
あとは2ハゼのイベントを迎えるだけだが、一番難しく厄介なのは、っていうより大事なのは、豆を出すタイミングである。前回はここで、失敗をした田村である。ドキドキ・・・ここじゃ〜っ!!! ってな感じで、一気に豆を出す、そして冷却。
じゃ〜ん!大成功!!!『マスターブレンド』誕生の瞬間である。
んな感じで、しばらく平穏無事な日が続いたある日、チリ〜ンとお客さんの来た合図が聞こえ、『あの〜、お豆は売ってるんですか?』『えっ!・・』そーなんです。自分のお店、自家焙煎の珈琲店の豆を・・・うまく言えない・・・。つまり自分が使用するためだけに必要な分を必要なだけ、しかも好き勝手に焼いていたもんだから、いきなり急に、お豆を売って下さい。ってことに、困惑してしまった。『豆屋』にもなる・・ということに考えてしまった。
豆の販売を始めることについては、正直、全く考えてなかった。いい機会なんで向き合って考えてみることにした。現実的に可能なのかどうか?鮮度、焙煎の安定、ストック量、売値、容器、など決めなければいけないことはいっぱいである。
jazz in "B♭"は田村の店の名前。どーしてこの名前になったかというと、田村はJazzの練習をする時に、Saxの教材を利用していた。教則本に音源が付いていて、冒頭に『ナンタラカンタラ ビーフラ〜ット』と外人が言ってB♭のチューニングノートがピーっと鳴る。一応、毎晩練習してたんで、耳に焼きついていた。
今のjazz in "B♭"の会社を作る時に、失敗は嫌なんでいろいろシミュレーションをした。といっても、紙に書くだけだが、その量が半端ではない。会社を一つ作るのは思ったより大変であった。その、シミュレーションの中で、たくさん出てくる言葉に、『今度作る新しい会社は』があって、あまりにも長たらしくて途中で面倒くさくなって、頭の中にあった『B♭』(ビーフラット)に置き換えて書いていた。書いていると、だんだん慣れてきて、なれてくると愛着がわいて、田村の中ではもう新しい会社の名前は『B♭』に、しっかりなっていた。お店の名前はそのB♭に” ”とjazz in を付けた。”  ”の実際の名前は知らないが、Take The ”A”Train のAに必ず付いている”  ”を勝手にもらった。どんな意味があるのかは、未だに田村は知らない。知っている人がいたら、是非、教えてほしい。Jazzを知ってる人なら”  ”を見てニヤっとしてくれるかな〜である。その前に付いているJazzは、田村的にはJazz=人の意味でつけた。田村は人の数ぶんだけのJazzがあると思っているんで付けた。Jazz=人に関しては、もっとたくさんの想いがあるのだが、これも書き出すと、この『えらいこっちゃ』より壮大なテーマになりそうなんで、ここではやめにしておく。っというか、いっぱい反論が出て来そうなんで、先に逃げる。
 っていうことで、珈琲豆は結局販売することに決めた。会社の時と同じで名前から決めた。先に名前を決めて、メンドーなことは、後からにした。何だか田村の周りの珈琲のメーカーは、カタカナ3文字が多い。『カリタ』『メリタ』など、あと書けないけどいっぱいある。ん!? フフ〜ン 『タムラ』もカタカナ3つじゃん。で、一応書いてみる。
田村珈琲・・・オモイ
タムラコーヒー・・・カルイ
田村コーヒー・・・ギュウニュウミタイ
タムラ珈琲・・・キメタ!
チリ〜ン♪ お!お客さんだ!!いらっしゃいませ。『私、シアトルで、ここの店のことをネットで調べて、今日、来ました。』『私、お店を始めるんで、珈琲豆を卸してくれませんか?』えらく綺麗な女性が変な日本語で・・・
えらいこっちゃ!
同業者に豆を卸すことなんて、全く考えてなかったぞー!!ところで、この女性は何者???

2007. 3.25.

 あと、12時間でちゃんとした焙煎をしないと、アスノマメガナイ・・・頭の中がアワブクでいっぱい・・・
とりあえず、やみくもに焙煎をしてる時間がないので、まずは頭の中でシミュレーションをしてみることにした。この時ばかりは、珈琲の諸先輩方の知恵にすがりついたのだ。ナントチョーシノイイタムラダ!
失敗をした時も、諸先輩方のデータを参考にはしていた。けど、参考にしていたのは数字ばかりだった。これが、イケナイ!ということに1回目の焙煎で気がついた田村だったので、今度は色、匂い、音、という目と鼻と耳を駆使した、田村の得意?なカンで勝負だ!!スマナイ・・という気持ちを鈍らせない為に、失敗した豆を側においての作業!久しぶりの田村の必死である。
ベースの仕事にスタジオミュージシャンという仕事があります。当時の田村はバンドばかりやっていたので初見が苦手である。っというより、全くダメだった。なんの理由だったかは、あまりにもの昔の話のため忘れてしまったが、田村にスタジオの仕事がまわってきた。断ればいいものを気がついた時は、二つ返事でOKしていた。
さて、スタジオといえば初見で譜面が読めなくては全く仕事にならない。しかも、なんと当時はオープンリールをクルクル回しての一発録音である。誰かが失敗すると、その時点で止まって、『はい、じゃ〜テイク10いきますね〜』の感じである。先輩の失敗は皆笑顔で『それじゃ〜がんばっていきましょ〜!』と再開するのだが・・・田村が失敗すると、『チッ!』『ちょっと、休憩しようか〜』『あ〜あ』も〜失意のどん底である。(慣れてきたらスタジオの仕事、実はそんなに初見は必要のない仕事だった。でも、当時スタジオ初心者の田村は真剣にそー思っていた。)で、運命の日まで1週間しかない。ウブだった田村はすべての仕事をOFFにして、1週間全く徹夜状態で目をギラギラにして、初見のトレーニングをした。たった、1週間でどーにかなるもんか!の感だったが、これがやってみると人間なんとかなるもんである。集中力というのはたいしたもんである。やっぱり田村には崖っぷちは大切である。頭に10円くらいの円形のハゲのリスクは伴ったが・・・長くなったが、何を言いたいかっていうと、焙煎の必死が昔を思い出させた。っていうだけのことなんだけど・・・。
さて、話は戻って。諸先輩方の本から色、匂い、音に関するところを一気に読み直し、ノートを用意して、釜を温めるところから焼き上がった後の冷却までの行程をシュミレーションをして、書きまとめた。今度は、温度とか焼き時間の数字は全く白紙である。つまり、ここからがスタートで書き入れるのである。
よし!準備はOK!!
釜を温める。この時、直火の焙煎釜は温めすぎない方がいい。って、書いてあったので、田村のカンで生豆を800g投入。温度をノートに書く。
最初の行程は水抜きである。豆の中の水分を均等にするのが一番の目的。豆の外と中と各豆どうしの水分が均等になるように。これを、ちゃんとやらないと焙煎ムラの珈琲が出来てしまう。大事な行程である。色はグリーンからイエローに変わっていく。音は、ジャッ ジャッ から シャッ シャッ と、匂いは無臭から熱帯地方のジャングルの匂いに変わっていく。でも、田村はジャングルニイッタコトワナイ・・・
ゆっくりと温度を上げていく行程である。全て、ノートに書く

つづく

2007. 2.25.

 田村は困ったことが起きるとすぐに『お気に入りの珈琲屋のマスター』の所に行く!野生動物が危機を感じて本能的に反応する行動に似ている。木々が花粉をいっぱい近年になって飛ばすのは、ひょっとしたら同じ行動かも?(マサカネ)
話は戻って、今回ばかりは直球でマスターに相談をしてみた。返事はすぐ返って来た。『僕が以前使っていた1キロ釜の焙煎機を譲りましょうか!』・・・。
わあ〜〜〜お!!憧れのマスターが使っていた焙煎機。お店の名前が有名になるのに活躍した焙煎機。恐れ多い焙煎機。っと、ちょっとだけ思って二つ返事で、すぐ譲ってもらいました。ふっふっふ、田村はついているゾ!
井上製作所の焙煎機である。直火の1kg。直火というのは、網状のドラムに珈琲豆を入れて回転をさせて、そのドラムを下から火であぶる方式。熱源はプロパンで、変わっているのはバーナーが下向きに付いているのだ。多分、豆に炎が直接あたって豆の表面が焦げないように、の配慮からだと思う。単純な構造である。直火の焙煎機の欠点は、豆の状態によっては上手に焼かないと焼きムラがでやすい。いいところは、豆の個性や焼き手の個性を出しやすいと、田村は思う。この焙煎機は小さいけど、火力もあり、焼き上がりで1kgの量を平気で焼く。以前読んだ自家焙煎のお店紹介コーナーでこの焙煎機を使用しているお店が結構あった。今でも、田村にとってはプロバットよりヒーローである。
さて、店に持ち帰り、ガス屋さんに来てもらい、早速セッティングをした。『最初は焼きやすい豆から焼くといいよ。』と、お勧めの豆を紹介されたのに、田村は明日のお店の豆が無い状態なんで、マスターの親切を振り切り、店に必要なガテマラを買って来た。
電気ではあるが、毎日焙煎をして、本でもしっかり勉強したので、大丈夫!一発OK! の自信満々である。火を入れ、釜の温度を上げ、豆を投入、1ハゼ、と順調である。が、ここにきて、豆を釜から出すタイミングは?・・・。
結果、真っ黒なテリテリした油の浮いた見事なイタリアンができてしまった。目標は中深だったのに。田村は、本の手順通りにやった。でも、これが大間違いだと気がつく。この焙煎機で今回の豆と今日の天気と、すべて今日は? で、焙煎をしなくてはいけないのに、、。本のデータは他店の今日なんで、Bbには絶対にあてはまらない。Bbの状況はここにしかないんだから、本に書いてあるデータのBb版を自分で作らないと、、。
こりゃ〜、、、本当に、『えらいこっちゃ』アスノマメガナイ

2007. 1.25.

 当時は、スペシャルティー(スペシャリティー)コーヒーについて勉強をしようと思っても、日本にはまだ情報、豆そのものも少なく勉強はとても大変だった。今日では、このスペシャルティーコーヒーという言葉も、一人歩きをしだしていろんな意味を持つようになってきてしまっているので、かなりややこしい感が現実である。
出発当時のスペシャルティーコーヒーの概念を簡単にいうと、『珈琲豆のランクが輸出国側の規格基準で表現がされており、さらに各国の規格基準が異なっているのが現実でした。それを各国共通の明確な規格基準に統一して解りやすくする。又は輸入国側にこの明確な規格基準を設ける』でした。ワインなどが、そのシステムの成功例としてよく掲げられているが、フランスでは逆にこのシステムが仇となってしまっている最近の現実もある。なんだか雰囲気が難しくなってきて、『えらいこっちゃ』らしくなくなってきたんで、とりあえずこのスペシャルティーに関しては別枠で余裕があれば取り組んでみるとして、もとにもどるぞ〜っと。で、結局は田村は豆はスペシャルティー豆と決めて歩む事に決めました。決めた理由は、
・ スペシャリティー豆の香味。
・ 今までの豆の諸先輩方の歴史というハンデをスキップできスタートラインにたてる。
珈琲豆の明治維新の倒幕側についたということである。なんとま〜・・田村らしい決め方である。ヤレヤレ、、豆が決まって、焙煎機が決まって、それ! 焙煎だ〜〜!!購入した、焙煎機が元気に軽やかな音を立ててどんどん豆を焼き上げる。マンゾク
このコーナーを読んでいる人には、そろそろ不幸が田村におとずれる予感がしていると思う・・・
が〜ん、そーです。たった、3ヶ月で焙煎機がぶっ壊れたんです。そして、もう一台買って、なんとそいつは1ヶ月で、ウンともスンとも言わなくなってしまった。まー、しょうがないといえば、、、なんだけど。っていうのも、この頃からやたら珈琲の出荷量が増え出して(って言ったって、お気に入りの珈琲屋のマスターからすれば鼻でフン!な量だけど。)一回100gの焙煎量の家庭用焙煎機では、2台を毎日フル回転しなけりゃ、、なんで、そりゃ壊れるわな。。焙煎機のせいでは決してない。なんとなくではあるが、壊れる以前に感じていたことがあって、使い勝手はいいのだが、その分焼き上がりに成長が無いのだ。つまり、工夫が出来ない分、当初の目的である『自分らしい珈琲、、』に近づくことが出来ないのだ。
田村は61年フェンダージャズベースを使用しています。この楽器は田村にとって『生涯最後の楽器』を感じる楽器だ。一般にはいい音かどうか解らないけど、田村の琴線に触れる音がする。でも、この音は誰が弾いてもこの音が出るのではない。弾き手が変わると音が全く変わってしまう、むしろ扱いは気難しい楽器である。基本ができていない演奏家が弾くと、全く鳴らない楽器に大変身をするやっかいものである。故に、演奏家を育てる楽器とも思っている。田村にとってこの楽器は生涯の師匠である。簡単に音が出てしまう、誰が弾いても同じ音がする楽器は、田村はすぐ飽きてしまう。を、焙煎機に、、、おいおい、そんな田村の意見なんかより現実は明日からのBbの珈琲豆どーすりゃいいんだあ!まさか、3台目を買う程田村もお人好しではないし。
現実だあ〜  えらいこっちゃ!

2006. 12.25.

 『自家焙煎珈琲店』という文字と今までいろんなとろで出会ってきた。あまり気にもしていなかった。今までは全く他人事だった。が、タムラは作り手の意思が感じられる珈琲を提供したいという気持ちが芽生えてから、この自家焙煎にまっすぐ向き合おうとしている。
本当は、何処かの有名な珈琲店で何年かの辛い修行の後にできることなのであろう。また、そうでなくては、なかなか到達できない奥が深く難しいものなのだろう。しかし、タムラはもう店が始まってしまっている。何年も店を閉めるなんてことは絶対にできない。あれこれ考えていても仕方が無いし、ベースだって独学でここまで来た!の勢いで、まずは『焙煎とは?』『焙煎機』についての独学が始まった。
タムラは珈琲の事で困ると、まず例の自分好みの珈琲屋さんに行って、マスターといろんな話をする習慣が出来ていた。解らない事を何気ない話の中に織り込んで、気がつかないうちにマスターに喋らせてしまおう!という作戦である。しかし、答えはスパッと直球で帰ってくる。(みんなお見通し、、ってか、皆通る道)あとは、とにかく焙煎で有名な方の本を読む!それなりに焙煎とは豆をどーすることなのかは、頭では理解ができた。
あとは、行動!で、最初は手網で焙煎をするといいよ! といろんな本に書いてあった。豆の変化が良く見え、初心者にはお勧めと書いてあった。しかし、タムラはへそ曲がりである。(っていうより、努力が嫌い)どう見たって、手軽ではあるが、一番難しく見える。機械を使った方が楽に決まってる。でなければ、機械の意味が無い。
しかし、豆の変化、、、という言葉からは離れられなかった。 そんな時、家庭用の電気のロースターの宣伝を見つけた。このロースター、熱源は電気で熱風を下から上に吹き上げ、珈琲豆を焼き上げたあと冷却もする。しかも、豆が焙煎されるところが透明な材質でできているため、焼き上がっていく豆の一部始終が丸見えなのだ。焼き加減はたった一個のつまみでコントロールが可能である。
よし!この機械でスタート!!次は、豆だ!豆は大丈夫!だって、お気に入りの珈琲屋さんで生豆は買えばいい!!(当時Bbに珈琲豆を納品していた豆屋さん、勝手なタムラですみませんでした。)
早速、マスター生豆ちょーだい!・・・。え〜〜!あんなに、いっぱいのお客さんが入っていた味、あのタムラ一番のお気に入りの味の珈琲豆を全部やめてしまって。『豆の仕入れは全く違う所からに変えました。』と言われた。
で、マスターに、味は変わった? と聞くと。『全然違います。』『今度はスペシャルティーにしました。』スペシャ、、、だかなんだか知らないけど、、あんなに繁盛していた味なのに、いっぺんに全部やめちゃうなんて、、なんと、この人は珈琲に対して真剣なんだろう、、と、なんと冒険者なんだろう、、で頭の中がグルグル。(奥さんは何にも言わないのかな〜 まで余分なことを当時は考えてしまった。)
あっ!そんなことより、そんな冒険はできない小心者のタムラは、じゃ、いったい生豆はど〜すれば、、、
あ〜〜またまた、えらいこっちゃ!
焙煎機が決まったら、今度は豆か!?まずは、スペシャルティーって? から勉強だ、、。

2006. 11.25.

 タムラは趣味でベースを弾きます。あまり上手な方ではないが、30年間のお付き合いをしている。30年間ベースを通じて、いろんな音楽とも出会ってきた。ロックから始まり、今はジャズである。他の芸術の世界も多分同じじゃないかと思う事の一つに、演奏者側の価値観とリスナー側の価値観の違いである。この問題は、これをテーマすると、この『えらいこっちゃ』より、大きなテーマになってしまうんで、とりあえず別テイクでにするとして。何を話したかったと言うと、作り手側の『美味しい珈琲』とお客さん側の『美味しい珈琲』というテーマがタムラにできたのである。まずは、急務の『作り手側の美味しい珈琲』に、取りかかろうと思うのだが、タムラに珈琲の美味しいの概念が無いのだ。ヤレヤレである。(もう50歳なのに、店も始まってしまってるのに、、)まずは、浜松と浜松近郊の有名な珈琲専門店に勉強!(っと言っても飲みに歩くだけだが、、)感想は、こんなにもたくさんのお店があるんだ!! だった。こんなたくさんの珈琲専門店と商売をして負ければ、Bbはつぶれちゃうんだ〜
次に、愛知県の有名店に勉強!次は、東京、京都、大阪、神戸、と飲み歩いた。太陽が黄色く見えて頭がカフェインでクラクラになりながらも、飲み歩いた。各店の感想は自分の中にしまっておくとして、1店だけ、今でも味を鮮明に覚えている店がある。あまりにもの強烈な印象の味が故に記憶から無くならないのである。場所が東京なんで、まー名前を出しても問題ないと思いますので、ご紹介します。
* 『大坊珈琲店』
* 港区南青山3−13−20
* 03-3403-7155
この店の珈琲からは『美味しい』ではなく作り手のはっきりした意思が感じられたんです。作り手が『どーしたい』をはっきり持っている。その作り手自身の意思が生豆の選別から焙煎、焙煎から抽出まで一貫して通しているのを感じる。・・・。焙煎から、、そーか、タムラは焙煎をしてないじゃないか!何で、やらないんだ。この店の珈琲を飲んだ時に、タムラの中の琴線に何かが響いた感じがしたのだった。タムラは、美味しい珈琲の味にではなく、作り手の意思が感じられる珈琲(料理)にだと感じた。豆は豆屋専門店にお任せの方が、良いものが安く、の価値観があることは承知だが、作り手の意思を持つ作品を作るとなれば、話は別である。っと、なれば、じゃ焙煎や〜ろおっと。・・・。生豆? 焙煎機? 言葉は知ってるけど、、どこから、どーやって、、、あー、もー、また えらいこっちゃ!

2006. 10.25.

 とりあえず、コンビニで売っているペットボトルの自然水を使用して珈琲を抽出してみた。味はもとに戻って安定した。とても奇麗な味だった。(タムラは奇麗な味が好きなんだ〜 ふ〜んそ〜なんだ〜)(カルキ臭の珈琲が凄まじかった為、もとに戻った味がよけいに奇麗に感じたかもしれない。)しかし問題勃発、これでは全く利益があがらない。必然的に浄水器の研究にかかる。調べてみると、これがなかなか値段のダイナミックスレンジが広い。最初に、タムラが紅茶の修行をした『ザイン』を調べてみた。あんだけ紅茶の味にうるさい金丸先生のお店だから、さぞかしりっぱな浄水器を使ってるに違いない。タムラは『ザイン』の紅茶のC級ライセンスを持っているのだ、エヘン!!ちなみに、jazz in "Bb"の従業員は全員『ザイン』の紅茶教室の卒業生だ。で、『ザイン』の浄水器だが、タムラの想像をはるかに超えた値段の浄水器を使用していたのだ。何百万円もする代物。(殺菌もできるらしい)いいな〜ほしいな〜って思うだけで、頭の中はBbではムリ!!で、結局性能より現実的なBbで可能な値段を優先して考えることにして、アチコチ探し歩いた。全く偶然に『サニクリーン』という浄水器のレンタルを扱っているセールスがBbに来た。まず、値段から話に入ったら、これが安い!1ヶ月のレンタル代金が千円台なのだ。これはBb向きである。(家庭向きでもある。)問題は性能だ。とりあえず1ヶ月契約をして、あの実験を実行してみることにした。(もちろん『サニクリーン』には内緒で、、)Bbの水道の蛇口に小さな浄水器がついた。早速、薬局に走り検査薬を買って来て前回のようにやってみた。(値段が値段だから、どこまであの説明書の限界を超えた赤が薄くなるか、、期待は大きいが、期待は薄い。という変な感情になった。)結果は、オーーー!!今度は一番薄い赤よりはるかにうすい赤である。っというより、ほとんど透明である。おそるべし『サニクリーン』あっぱれである。Bbにとっての、その歴史的な日から『水』の心配は全く無くなったのだ。(しかし世の中そんなに甘くね〜)水の問題が解決をしてからずっとあるモヤモヤに取りつかれたのだ。不味いは解った。とりあえず、、ん〜〜〜ってことは、ひょっとして、あれ〜〜〜!? タムラって、『美味い』を知らない!      えらいこっちゃ!

2006. 9.25.

 早速、豆屋を呼んで原因究明にとりかかりました。(正直、豆に原因があると、すでに思い込んでいた。) 豆屋の目の前で珈琲を抽出して味見をしたり、抽出中の全ての動作も豆屋にチェックをしてもらう。何も問題無い!でも、不味い。さらに、よくないことに、店を閉めてしまえばよかったのに、不味いまま営業してしまったのだ。(今では考えられないミスである。)(当時は完全にアマチュア以下であったのだ。)当然、せっかくできた常連さんを何人も失ってしまった。もー完全に頭の中はパニックである。そんなある日の朝、開店に向けての準備中にある出来事が起きたんです。水道水がまっ茶色なんです。とりあえず、人に聞いたり調べたりしてみると、水道管の工事をすると一時的に水が濁ることがあるということが判明。でも、一時的なものでしばらく水を流していれば元の奇麗な水に戻るそうだ。(事実、戻った。色は、、)(特に当時の半田山は、まだまだ家も少なく、どんどん開発が進んでいる時期でした。)実は問題はその茶色ではなく、知人との会話の中に、水道管の工事をした後は、いわゆるカルキを通常より多く使用するという内容があった。(これはあくまでも、知人の話のレベルのもので事実は不明。)ピカッ!閃いたんですねー。不味い原因。ひょっとしたら、犯人はこのカルキでは、、。通常の水道水の量であれば問題は無いのだろうけど、時に多くなることがあるとすれば、別。早速、薬局に行って試験薬を買って来る。ちょっとした実験である。コップに水を入れて、その試験薬を入れて色の濃度を見るという簡単なものだった。(ちなみに、色は赤)試験薬の説明書には5段階に分けてカラーで濃度の度合いを判別出来るように書いてあった。さて、早速実験にとりかかる。コップに水を入れ、試験薬を入れる。(入れてどのくらいの時間で赤くなるのか、、なんだかドキドキだ。)オーーー!!!なんと、入れる先からまっ赤にコップの水が染まってくじゃ、アーリマセンカ!!結果、試験薬の説明書の5段階の一番濃い赤より、さらに濃い赤にみごとに染まって、、イキマシタ。(なんだか健康診断で悪い結果が出た時のような、、でした。)      えらいこっちゃ!(この、『えらいこっちゃ』が、今後の田村にとって、もっとも大事な感性を教えてくれるきっかけになったのでした。)(本当にまだ小さく形にはなってないですが、『不味いはわかったけど、、ハテ!? 美味しいって何???』が、芽生えた瞬間でした。)(もうじき50歳になるようなオジサンに、、なんとまー遅咲きな。)

2006. 8.25.

 珈琲に携わって5年が過ぎました。
珈琲はもともと、さほど好きな飲み物ではありませんでしたが、(ライブハウス&喫茶を始めるにあたって、メニューに珈琲はなくてはいけない)という諸事情で開店1ヶ月前から、もそもそと珈琲の勉強のスタートをしました。
勉強とはいっても、抽出の方法の勉強と器具の使い方だけ。誰かに教えていただくわけでもなく、自分好みの味の珈琲屋さんに行って朝から夕方まで、ただ抽出を見てるだけ。そのお店と同じ器具を買って、お店で売ってる豆を買って、夜に同じ手つきで抽出をしてみる。
で、同じ味になればOK!(ちょろいもんよ、、)が、ならね〜・・同じ味にならね〜一回くらい同じ味になったっていいだろ。って思うくらい、一回も同じ味にはならなかった。しかも、味は、本当に不味かった。
そんなこんなで、あっという間の一ヶ月が過ぎ、プレオープン!一応、器具も揃え、お取り引きの豆屋さんも決まり、本当の開店!!皆は『珈琲、美味しいよ』って言ってくれてたけど、自分では、相変わらず不味い。(やっぱり嫌いだからかな〜)抽出の見た目は美味しい珈琲屋さんと一緒だ。自分で言うのもなんだけど、形態模写ぶりの点数は100点だ。何杯抽出してもいつも同じフォームでちゃんと抽出は出来る。練習の成果である。(正直、ベースよりはずっと楽なもんだった、、ハズ)
すでに、開店して、お客様から代金をいただき珈琲屋のオヤジとして珈琲を売っていた。珈琲のラインナップもブラジル・コロンビア・マンデリン・モカ・etcなどのストレートに加え、豆屋さんにわがままを言って、自分でブレンドをした(今にしてみれば、冒険もいいとこだ)ライト・ミディアム・フレンチのブレンド達。ビンをカウンターに並べ、見た目はバッチリだ!相変わらず、珈琲は美味しいと評判だった。(多分、自分の知人達の間だけ)しかし、美味しいと言われるとよけいに心の中にあるモヤモヤは膨らむばかりだった。
そんな時にある事件が起きた。不味いBbの珈琲がさらに不味くなったのだ!ある日突然である。    えらいこっちゃ!

トップへ ▲

最新情報ライブスケジュール喫茶店田村音楽教室タムラ珈琲ピアノ調律掲示板Mapダウンロード

Copyright © 2006 Jazz In " B-flat ". All Right Reserved