| 「ドイツへの道」もやっと完結です。本当はもう少し早く終わらせる予定だったのですが、結局年度替わりまでかかってしまいました。とにかく、2006年はドイツ旅行で始まりドイツ旅行で終わりました。大変でしたが、一生の思い出に残るイベントになりました。また、団体を率いて行動することの大変さ(特に、海外で)を改めて認識しました。合唱に限らずいい経験になったと思います。 バッハの旅のページも、少し手を入れなければいけないところがあります。これからしばらくはこの手入れが中心になります。新しいシリーズは、その次になるでしょう。 (2006.12.3) |
| バッハハウスも今日で開設から5年が経ち6年目に入りました。いろいろな情報や励ましをいただいたおかげで、月に1〜2回というペースを守って何とか更新を続けてくることができました。訪ねていただいた皆様に感謝いたします。 ドイツの街については、先週のベルリンを最後についに在庫が無くなりました。今年は、対象をドイツの周辺に広げてみようと思います。といっても、かつての神聖ローマ帝国の範囲を大きく超えることは考えていません。 また、2006年は何といっても明治学院バッハ・アカデミーのドイツ演奏旅行があります。まだ詳細が決まっていないので記事にはできませんが、大きなイベントですので新しく章を設けてレポートしたいと思います。(「ドイツへの道」として新シリーズを始めました。 2005.12.4追記) (2005.11.27) |
| 今年は本業が忙しく、更新も滞りがちでした。何とか納品し落ち着いてきたので、休みをもらって旅行してきました。これまで、教会暦の最初に更新をかけていたのですが、今年はその時期に海外(ニュージーランド)にいたため、更新時期が少しずれてしまいました。 旅の部屋は、ドイツ語圏のコンテンツに関しては2000年頃の情報が最新となってしまっています。その後旅行をしていないかと言えばそうでもなく、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどと風光明媚な土地を旅してきました。バッハハウスの趣旨とは違うため、これらの旅をこのサイトに含める予定はないのですが、更新が遅い言い訳として気に入った写真を一枚ずつ載せておきたいと思います。 ![]() 朝のルイーズ湖とヴィクトリア氷河 (カナダ) ![]() シドニー港に係留された帆船とハーバーブリッジ (オーストラリア) ![]() クイーンズタウンの街と冠雪のリマーカブルズ山脈 (ニュージーランド) 画像ファイルは1600*1200ですので、ダウンロードしていただければ壁紙にも使えます(むりやり縮小表示しているので斜めの線がギザギザに見えるかもしれませんが元ファイルは大丈夫です)。 「ドイツの小さな街」については、もう少し材料があります。これを今年度の早いうちに片づけ、年の途中から次の企画を考えることにします。これから更新する予定の街については、旅の部屋のインデックスに載せておきました。 (2004.12.26) |
| 1994年から修復中であったドレスデンの聖母教会がほぼ工事を終えたというニュースがありました。頂上に金色の十字架が据え付けられて外側の修復が終わり、あとは内装の工事が進められ、来年には全て完成するそうです。この十字架は聖母教会の瓦礫の中から見つかったオリジナルを複製したもので、ドレスデン空爆に参加した英軍パイロットの子孫が中心になって寄付活動を展開したそうです。今後またドイツとイギリスのどちらか(両方?)が過ちを犯すことがなければ、両国の和解の象徴としていつまでも輝き続けるでしょう。2年前の洪水の被害も乗り越え、順調に工事が進んでいたようでうれしく思います。 総工費1億3千万ユーロのうちほぼ1億ユーロは寄付でまかなったそうで、そのごくごく一部に私の分も入っているかと思うと何となく他人事という感じがしません。 聖母教会のホームページにもお知らせがあります。ここにはライブカメラがあり、教会の今の様子を見ることができます。私が訪れた時にはまだまだ全体の様子はわかりませんでしたが、今は足場の撤去が始まって、カナレットの絵にあるとおりの建物が姿を現し始めています。 完成後にはぜひまた訪れて一緒に喜びたいものです。 (2004.6.24) |
| おかげさまで、バッハハウスも3年目に突入しました。 この1年は、2年目企画としてバッハ歌暦に取り組み、教会暦に沿ってずっとカンタータを聴いてきました。1年分を何とかアップして振り返ってみると、我ながら良く1年間根気が切れずに続いたものだと思います。 最初の頃に作ったページを今読んでみると、最近のページと聴き方が違ってきたところもあり、全体として統一感が薄くなっているようです。また、ある意味で固定観念ができあがってきて、感想などがマンネリに陥りかけているような気もします。 そこで、今年は新しい企画を導入せず、歌暦の更新ペースも少し落として、初心に還ってサイト全体の充実を目指すことにしました。 旅の部屋の更新もあまりできませんでしたし、CDライブラリもHTMLになっているのは全体の3分の1にも届きません。やることはまだまだたくさんあります。どうぞこれからもごひいきにお願いします。 (2002.12.1) |
| 百年ぶりといわれるヨーロッパの洪水被害はまだまだ拡がっています。 あのドレスデンも、いつか行こうと思っているプラハも冠水してしまいました。 一日も早い復旧を祈ります。また、被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。 隣の中国では更に大規模な災害になっているとのこと。こちらも心配です。 異常気象の原因のかなりの部分は地球温暖化によるものといわれており、環境問題は今や人類共通で取り組むべき緊急課題です。自分もできるところから始めたいと思います。 京都議定書キャンペーンサイトと、そこから先の環境リンク(WWF本体など)も参照してください。 個人レベルではどうにもならない問題もあります。最大の二酸化炭素排出国(全世界の36%を一国で排出)でありながら京都議定書を無視し続けているアメリカに、日本政府としてもっと強力に働きかけて欲しいと思います。 ネットで見つけたNGOのサイト(気候ネットワーク)も参考にしてください。また、別のNGOの怒りの声明も読んでください。 (2002.8.18) |
| 最近はバッハのカンタータを聴きまくる毎日ですが、2002年のお正月にはちょうど「エフライムよ、われ汝をいかにせん」BWV89を聴いていました。 エフライムとは、もともとはヨセフの子の一人であるとともにイスラエル12部族の一つの名前で、預言者ホセアが活躍した時代(紀元前8世紀頃)のイスラエル北王国の主要民族です。そのためエフライムとはここでは北イスラエルと同じ意味で使われています。ホセアは乱れた世に警告を発し「主のもとに立ち返れ」と叫びますが、それからすぐ後(紀元前721年)に北イスラエルはアッシリアに滅ぼされてしまいます。 題名(と冒頭合唱の歌詞)をわかりやすく言い直すと「エフライムよ、お前をいったいどうしてくれようか」となります。堕落したこの世に対する神の怒りを表した旧約ホセア書からの引用ですが、バッハのカンタータは旧約聖書によくあるイスラエル独善を捨て、続くレチタティーヴォで「不和と訣別しよう、隣人を許す準備はできた」と歌わせています。 さらに「裁きは私の罪による」との認識から謙虚に罪を贖うアリアが続き、最終的な勝利のコラールによって終わっています。 ここには偏狭な国家の論理はなく、高い次元の寛容の精神があります。ホセア書にも、エフライムをただ罰するだけでなく愛をもって許そうとするところもあるのですが、バッハの音楽はさらにそれを超え、キリスト教の範囲にとどまらない普遍性をもっています。バッハのカンタータを現代の日本人が聴く意味の一つがここにあると感じました。 300年近くも昔にここまでの認識に到達する者もいながら、人間は全体としてはちっとも進歩していないのだなと、最近のニュースを見ながら改めて思います。 自分勝手な論理を振り回す、まさにエフライムの裔である現代イスラエルやアメリカの指導者にこそ、このカンタータをじっくり聴いて考えてほしいものです。 (2002.1.1) |
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