スペイン王国国王フアン・カルロス1世陛下及び同王妃陛下は、 2008年11月9日から14日まで国賓として日本に滞在された。 天皇皇后両陛下は、国王・王妃両陛下をつくば市にご案内し、宇宙センターや筑波大学、また地域の伝統芸能などをご紹介された。 つくば市ご訪問に際しては、E655系によるお召し列車の運転、市内の移動ではセンチュリーロイヤル2台の車列が組まれるなど、注目するポイントが盛りだくさんの滞在期間であった。
国王陛下は11日になると、都内での移動に民間のリムジンを使用された。これは、翌日筑波で使用されるセンチュリーロイヤル(皇3・皇5)の2台をこの日に回送したことによる措置で、センチュリーロイヤルの導入が予定より1台減らされてしまった穴を埋める運用になっている。
2007年7月に完成したE655系「ハイグレード車両」に「特別車両」を連結し、お召し列車として運転されたのは今回が初めて。先頭車両には、スペインと日本の国旗がV字型に掲出され、その中央には菊のご紋章が配置されていた。 12日に運転されたこの列車は、上野駅から土浦駅までの往路を担当。復路は、つくばエクスプレスが利用された。
この日東京を離れる国王王妃陛下に最後の挨拶に向かわれる天皇皇后両陛下。 今回国賓が滞在されていたのは帝国ホテル。迎賓館の改修工事が終わってしまうと、この車列が馬場先門や二重橋交差点を通行することも少なくなるはず。
滞在最終日の14日、京都に向かわれるため東京駅に到着した国王陛下。降車された国王は、突然運転席の窓ガラスをノック。技官に対して、感謝の意を表し握手を求める一場面も。こういうことをサラッとやってしまうところが、さすが外国王室といったところか。カッコイイ!