貧乏だからといっても、旅行に行きたい時とかもありますよね。私もよく行きました。とは言ってもそこはやはり貧乏、なるべく無駄な金は使わないに越したことはありませんよね。
そのために私もいろいろ工夫しました。まずは定番の青春18キップ。ご存知の人も多いと思いますが、JRが季節限定で売り出す、1日あたり2000円ちょっとで普通列車に乗り放題のキップ(実際には5枚つづりで発売)。普通列車にしか乗れないという制限はありますが、これが結構使えるんです。夜行列車と組み合わせるとかなり遠くまで行けます。たとえば東京からだと、大阪とか函館とか。行こうと思えば四国や九州まで行けると思います。時間がある時はこれが一番安く行けるんじゃないでしょうか。ちなみに、このキップで最も多く使われるであろう電車、東京−大垣間の夜行列車「ムーンライトながら」、夜でも電灯がついたままですので、目隠しなど持っていくとよく寝られます。
車もよく使いました。車の利点は、ホテル代わりにも使えること。単に「車の中で寝る」ってだけのことですが。そして、人数さえ集めれば安く行けるというのも車の魅力。一人より二人、二人より三人と、人数が増えれば増えるほど安くなるというのは当然ですよね。さらに安く行きたい時は高速道路を使わないという奥の手があります。東京から、中京や京都、新潟までは高速使わなくても特に問題なく行けました。小倉だとちょっとつらいかな。
あとは夜行バス。これもよく使いました。たとえば京都まで菊花賞を見に行く。おかげさまで最近は新幹線が使える身分になりましたが、学生の頃は本当に貧乏だったので、大学の4年間で新幹線を使って京都に行ったことは一度もない。もちろん飛行機を使ったこともないです。すべて夜行バスか車。夜行バスを使う時は、出発当日にちょっと早起きして寝やすい状態にしておくのがコツです。そうすればバス出発と同時に寝てしまって、起きたらもう到着というベストパターンに持ち込むことが出来ます。
さて、旅行に行ったはいいが金がかかるのはホテル。これは、寝られればいいと割り切ることで結構安く上がるものです。たとえばカプセルホテル。たとえば健康ランド。こういったものなら1泊3000円程度で宿泊できます。行ったことない人にはわからないかも知れませんが、とりあえず寝るだけならこれでも十分です。お風呂も広いし。隣のオヤジのいびきが気になる時はありますが。あとは、先にもちょっと書いた車の中。たとえば、私が北海道の牧場巡りをした時には、約二週間の日程のすべてを車の中で寝ました。車種にもよりますが、2シーターの車でなければ慣れれば結構寝られるものです。お風呂は銭湯なり温泉なりに入ればいいし。ついでに、コンロを持参して自炊したので、食費も安く上がりました。トランクに使いかけのキャベツとか積んだまま牧場巡りを敢行しておりました。
そして、究極の手段としては野宿。私も函館駅前とかで寝たことがあります。夏の北海道はバイクや自転車での旅行者が多く、そのおかげか野宿している人も多いんですよね。さすがに新宿駅とかで寝ていると単なる酔っ払って終電を逃した人ですけど、函館なら大丈夫。それに、寝てしまえばこっちのものですから。