鳥栖駅についた。「無料バスくらいあるだろう・・・」と思ったのだが、駅前に競馬客らしき人は誰もいない。駅の周囲を一回りしてみたが、競馬客どころか人がほとんどいない。そうしている間にも雪はどんどん降ってくる。仕方なく交番に入って聞いてみた。
「佐賀競馬場ってどうやって行くんですか?」
「そうだなぁ、そこの道を左に行って、歩くと3時間くらいかな」
おいおい、そんなこと聞いちゃいないよ。
「バスはないんですか?」「あるよ」(あるなら早く言えよ)
「次のバスは・・・2時35分だな」こらこら、それじゃ競馬終わっちゃうよ。
結局タクシーで競馬場入り。競馬場に来て気がついたが、ほとんどの客は車で来るのね。駐車場はデカい。とりあえず新聞買って、競馬場へ。ほっ、開催してたよ。
相変わらず雪は降っている。内馬場などは真っ白だ。とりあえず2レースほど打ってみたが、予想以前に寒くてたまらん。本当に凍死しそうだ。手がかじかんでマークシートもうまく塗れない。仕方なくガラス張りの特観席へ入ることにした。ここの特観席は自動販売機で発売しており、座りたい位置のボタンを押すと券が出てくるタイプ。空いている席はランプが点いているのだ。ところで、3分の2ほど埋まっていた特観席だが、なぜかゴール板近くの最前列が1つだけポツンと空いている。「何だろう?なんでこんな良さそうな席が一つだけ空いてるの?」そこの席を取って、行ってみた。席に来てみると謎は氷解した。ゴール板手前10メートルの絶好の位置、しかし目の前には柱(笑)。ゴール板が見えないんだ。「さすが地元の人は良く知っている」と感心したよ、まったく。
特観席は暖かい。500円払った甲斐がある。しかし馬券が当たらんのは変わりがない。相変わらず外は雪。ターフビジョン(いや違う、ターフじゃないからなぁ。場内の看板には「大型映像装置」とそのままの名称が出ていた)も雪で霞むくらいだ。目とビジョンの間が雪で霞み、さらにそのビジョンで映している映像も雪の中の競馬だから、二重に霞むのだ。レースの合間に、「明日のメインレース:花吹雪賞」と出ていたが、それ以前に今、目の前が吹雪賞だ。
あと不思議だったのはここの売店。「競馬グッズコーナー」なるものがあるのだが、なぜか佐賀競馬関連のものが一つもないのだ。そこにあるのは、「サンデーサイレンスキャップ」「ライスシャワー絵葉書」「ナリタブライアンブロマイド」などなど。もうちょっと佐賀競馬を売り込んだほうがいいんじゃないのか?
外は寒いが私の懐も寒い。メインレースを前にしてノーホーラ。ここは枠番連単があるのだが、裏はきっちり2発食っている。で、メインレース。「8−1、8−1!8の頭!!」1−8は持っていない。特観席に響き渡る大声で、もう本気で絶叫しましたよ。おかげさまで8−1で決まって負け分はすべて取り戻した。
さて最終レース。ここにはスーパーマルゼンという馬が出ていた。前年のダービー馬。で、何でそのダービー馬がB2のレースに出てるの?そういうものなの?私は佐賀競馬のクラス構成の基準は知らないのだが、ダービー馬、それも明け5歳のダービー馬がB2クラスにいるというのはわからんなぁ。しかも2着。おかげさまで裏食いました。わたしゃダービー馬という言葉の響きに弱いのよ。
帰りは九州の公営競技場ではおなじみらしい「友の会バス」で福岡まで。この「友の会バス」、無料ではないが安いのだ。佐賀競馬から福岡まで乗って400円。それなのに、客は10人くらいしかいない。しかも途中で客を降ろしていき、終点の福岡・天神まで乗っていたのは私一人だ。
この日は福岡で大学時代の競馬・競輪仲間の友人とめちゃめちゃうまいラーメンを食って、ホテルを取っていないというと家に泊めてもらえることになった。佐賀競馬から福岡まで行ったのに、再び大牟田まで行くことになったのはかなり遠回りだったが、まあそれでも無料の宿だからね。ありがとう友よ。負けてるときにはありがたいよなぁ。
| 3日目回収率 | 通算回収率 |
|---|---|
| 80.0% | 73.4% |
ホテル情報
| ホテル名 | 青木家 |
| 一泊料金 | 無料(晩酌と朝食付き) |
| 交通 | JR・西鉄大牟田駅から徒歩15分 |
| お勧め度 | 人に勧めるものじゃない |
| コメント | 大学時代からの友人の実家 |