第2言語ライティングセミナーの開催案内


来る3月15日(土曜日)の午後に、アリゾナ州立大学の Paul Kei Matsuda先生をお迎えして、第2言語ライティングセミナーを開催することになりました。年度末のお忙しい時期ではありますが、皆様のご来場をお待ちしております。

本セミナーは、英語教育と日本語教育のそれぞれの立場から、第2言語ライティング指導について考察し、お互いの経験や情報を共有する場として企画いたしました。これまで、同じ「第2言語ライティング教育」に従事していながらも、双方の立場から研究者や指導者、さらには第2言語学習者が一堂に会して議論する機会はほとんどなかったのではないでしょうか。本セミナーを通して、第2言語ライティング指導の現状と課題、今後の方向性を考えるきっかけになればと願っております。

本セミナーのテーマは、
「第2言語ライティング能力を考える〜何をどのように評価し、フィードバックを与えるか〜」といたしました。日頃の第2言語ライティング指導において、第2言語学習者が第2言語で作成した文章をどういった尺度で評価し(=文章の「何」を重要視しているのか あるいは 重要視すべきなのか)、どのようなフィードバックを提供しているのか、あるいは 提供すべきなのかということを皆さんと一緒に考えたいと思います。以下に、開催要領を記載いたしますので、奮ってご参加下さい。学生の皆さんも大歓迎です。


<本セミナーへの参加申込みと問い合わせ先は>
◆会場の準備の都合がありますので、本セミナーに参加を希望される方は以下のアドレスにご連絡下さい。
 東京国際大学 言語コミュニケーション学部
 成田真澄(mnarita@tiu.ac.jp)


第2言語ライティング能力を考える
〜何をどのように評価し、フィードバックを与えるか〜

●開催日時  2008年3月15日(土曜日) 午後1時〜午後5時30分
●開催場所  東京国際大学早稲田サテライト (東西線『早稲田』駅 徒歩5,6分)
●参加費  無料
●プログラム  
(1)開会の挨拶  成田真澄(東京国際大学)
(2)研究・事例発表  英語教育と日本語教育のそれぞれの立場から発表を行います(午後1時10分〜午後2時45分)。
 英語教育の立場から: Stephen Timson(東京国際大学教授)/成田真澄(東京国際大学教授) 
 日本語教育の立場から: 田中真理(名古屋外国語大学教授)

休憩(15分間)


休憩
(3)招待講演  Paul Kei Matsuda(アリゾナ州立大学准教授) 午後3時〜午後4時
  講演タイトル  「第2言語ライティング−誰のために書くのか?」
  講演要旨 本講演では、第2言語ライティング指導を包括的に考えるための視点として、「誰のために書くのか」という問題を提起し、これを中心にライティング指導における諸問題を考察する。具体的には、「読み手」という文字通りの意味だけではなく、ライティング学習の目標設定、タスクのデザイン、学習者の意欲、コミュニケーションとしてのライティングの指導法と評価法、さらにはライティングで求められる第2言語能力にいたるまで、この視点がライティング指導を考える上で果たす重要な役割について解説する。 

(4)パネルディスカッション

 どうすれば第2言語ライティング能力を伸ばせるのか? 午後4時〜午後5時30分
  進行  成田真澄(東京国際大学)
  パネリスト  ●英語教育の立場から
    Paul Kei Matsuda(アリゾナ州立大学准教授)
    ・佐々木みゆき(名古屋学院大学教授)
 ●日本語教育の立場から
    ・二通信子(東京大学教授)
    ・田中真理(名古屋外国語大学教授)
  コメンテータ  木村恭子(日本経済新聞社 編集局 英文編集部 担当次長)