千葉耕市 fragments

た・な行

強いぞディングル君

 「ミステリー・ゾーン」の一挿話。本放送は昭和三十七年三月七日。主人公のバージェス・メレディスを千葉耕市が好演。この頃のロッド・サーリングは久米明。なほ、後に千葉がサーリングを担当してゐた頃、「魅いられた男」のメレディスは熊倉一雄が吹替へた。

 

デビルス・ビレッジ

 一九七六年に撮られた怪奇映画。カッシング演じる、悪魔を信奉する男爵(吹替では村長)を千葉耕市。敵対するドナルド・プレザンスの牧師を島宇志夫。因みに、ミノタウロスの声を滝口順平が吹替へたと、当時の記録にある。

 

ナレーション

 とは言ふものの、冒頭、或は終幕のナレーションだけに留まらず、大概は脇役も兼ねて深みを加へることが多いので、贔屓は堪らない。かかる二役の白眉は『炎のランナー』、作中で老いたトレーナーを演じ、全く色彩の違ふ声で最後のナレーションを付ける藝の細やかさを見せた。ナレーターと一役を兼ねた例を探すと、『フランケンシュタインの復讐』『ヘルハウス』『ニジンスキー』『宇宙空母ギャラクティカ サイロンアタック』『過去のない男 指令なき変身』『呪いの人形』『恐るべき衝動』『白い恐怖』がある。最後の作品はヒッチコックではなく、『恐怖の酷寒地獄〈雪山宇宙研究所の謎〉』の題でも放映されたらしい、ロバート・カルプ主演作。

 

ナレーター

 とは言ふものの、ナレーターに専念することも勿論あって、『恐怖のSF戦争』や『〈夏休み!まんが宝箱〉バックス・バニーとゆかいな仲間』は、最後まで付き合った挙句にがっかり。


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