WRC仕様車について

ST205WRCは、WRC参戦ベース車両としてFIA公認を受けるための装備を装着して、
1994年2月に2500台(国内2100/海外400)が限定発売されました。
(WRC: World Rally Championship = 世界ラリー選手権)

WRC参戦車両は、レギュレーションによって改造範囲が制限されています。
このためメーカーは、競技車両を作製する段階で改造できない部分については、
予め市販車の段階で必要な装備を装着しておき、FIA公認を受ける必要があります。

またメーカーがWRC参戦車両に対して、FIAからGroup Aのホモロゲーションを取得
するためには、連続した12ヶ月間に2500台以上生産する必要があります。

ST205WRCは、ST185RCの後継車として開発されました。
開発段階では、TTE(Toyota Team Eourpe)からの多くのリクエストが出されました。
その中には、ホイールベースの延長、前後重量配分の改善等がありました。

ST205WRC Gr.A
※1994年12月 丸和オートランドにて撮影

しかし、WRCの実戦では...

TOYOTAがWRCに参戦する中で、ST165は日本車初のドライバーズタイトル獲得、
ST185RCは日本車初の2年連続ダブルタイトル(メイクス&ドライバーズ)獲得と
歴代GT-FOURは輝かしい記録を持っています。

J・カンクネン選手がST205WRCを熟成させる為、1994年シーズン途中からST185RCから
ST205WRCに乗り換え参戦し、1994年のトヨタのポイント獲得には貢献しましたが。。。

しかし、ST205WRCは1995年のカタルニアラリーでのターボリストラクター(吸気量
制限装置)問題によりTTEが2年のワークス活動休止した経緯もあり、WRCでは
満足な成績は残せませんでした。

結果的にノーポイントになってしまいましたが、1995年のツール・ド・コルスで
D・オリオール選手が優勝したのが唯一のWRC優勝記録となっています。

★独自に調査した内容ですので、間違いがある可能性があります。


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