目次
過敏性腸症候群

*予防と治療の目標*
心身の抵抗力を高め、腸の炎症を抑えます

*有効なハーブ&栄養成分*
ビタミンC  カルシウム  キトサン


小腸・大腸が過敏になって、慢性の下痢や便秘を起こす病気が過敏性腸症候群です。
軽い腹痛や腹部の不快感を訴える場合もあります。
この病気は、多くは家庭や職業上での葛藤、不安などにより、心理的ストレスが自律神経の失調を 招き、腸が過敏に反応してしまうことから生じます。
働き盛りの比較的若い年齢層に多くみられ、ストレス社会の影響が ストレートに反映されているようです。そういった意味で、今後とも増加していく傾向に あると思われます。

栄養学的には、ストレスに強い体を作ることが重要だと考えられています。
ストレスを受けると体は抗ストレスホルモンを分泌します。
抗ストレスホルモンを分泌させて人はストレスに対処しますが、このホルモンの合成には ビタミンCが必須で、不足すると副腎での合成ができず、ストレスに対処する力が 弱まってしまいます。
また、イライラを解消するにはカルシウムが有効です。
カルシウムには、興奮や緊張を和らげ、リラックスさせる働きがあります。
日本はカルシウムの少ない土壌であるため、慢性的にカルシウム不足の人が多く、 特に心理的ストレスが原因のこの病気にかかっている間は、多く摂取する方が 良いと考えられています。
また、キトサンには腸内有用菌を助ける働きがあり、腸壁も守ります。

心理的葛藤・不安などを取り除くことが治療のポイントですが、一定期間中は、腸の機能を調整する 薬剤と精神安定剤の併用療法が行われます。
症状が落ち着くまでは、腸を刺激する牛乳や辛いものなどを控える必要があります。