本物の牧師が語る聖書からのメッセージ
「バイブル・エッセー」のコーナー!


そこで、天使のところへ行き、「その小さな巻物をください」と言った。すると、天使はわたしに言った。「受け取って、食べてしまえ。それは、あなたの腹には苦いが、口には蜜のように甘い。」
わたしは、その小さな巻物を天使の手から受け取って、食べてしまった。それは、口には蜜のように甘かったが、食べると、わたしの腹は苦くなった。すると、わたしにこう語りかける声が聞こえた。「あなたは、多くの民族、国民、言葉の違う民、また、王たちについて、再び預言しなければならない。」

ヨハネの黙示録、10:9〜11

第635回「伝える作業

巻物を食べるという表現は、その教えを十分に理解し、それを伝えるという意味があるようです。そして、その巻物は、「口には蜜のように甘く腹には苦い」のですが、福音のもっている祝福が甘さであり、それを信じない人たちの存在が哀しさに通 じています。

神様から託されたすばらしい祝福の言葉を、喜んで伝えることができるのは嬉しい事です。私は、そういう意味では、毎朝の短いメッセージを書き続ける事が出来ていること自体本当にうれしく思っています。それは私には心が甘さを味わうひとときです。

でも、神様の愛のメッセージが誤解されたり、拒否されたり罵倒されたり、どうしても心に入っていかない人たちのことを思うと、それは本当に哀しく、痛くなってきます。

しかし、伝えることを使命として与えられた者は、状況の如何にかかわらず、その役割を至る所で果 たさなければなりません。

先日は午前中MACFの礼拝、午後はフィリピンの人たちの タガログ語の礼拝、そして、夜は川口での礼拝と3回説教をしました。それぞれ、蜜の甘さを味わせていただきました。

しかし、同時に働き手の少ない現状を考える時、哀しさも感じました。私たちに福音が届いた背景にある、喜びと辛さの両方を時々考える事は無駄 なことではないですね。

今週の歩みが祝福されますように、心から祈ります。

関根一夫

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