2002年5月6日(月)  千葉県  三島湖  曇り


5月12日(日)のファミリクラブ例会の試釣を兼ね、ゴールデンウィークの5月4、5、6日の二泊三日で、 千葉県三島湖へ釣行した。
宿泊は例会でも利用する船宿の「ともえ」。一泊6千円と手頃な料金で、「夕飯にすき焼きを食べたい」など といったわがままにも応じてくれ、とても印象の良い宿だった。

メンバーはいつも通り飯田さん、水嶼さん、鈴木さんと私の4人。初日の4日はやはり6日に例会を控えたま ーちゃんとたまちゃんも駆けつけて合流した。
2日前にたまちゃんが撮ってくれました 気持ち良かったなぁ(^_^) 初日の4日。
鈴木さんは事前調査(?)の結果、「猫打橋」のたもとで底をやると言い、一人ボート桟橋から右方の猫打橋を 目指して行った。
飯田さんと水嶼さんは「三ツ沢ロープ」へ行き、私は例会当日は「豚小屋下ロープ」と決めていたが、4日はど こでも良かった。まーちゃんとたまちゃんも例会は「鯨島」と決めていたので4日はどこでも良いらしく、桟橋 から一番近い豚小屋下が混雑もなかったので、そこへ3人で並んで船着けした。

「色々なタナを試しましょう。大家さんは何尺を出しますか?」
「13尺あたりで行きます」
「では私は15尺で行きま〜す」
となって、まーちゃんは15尺、私は13尺を継ぎ、共に深宙の両ダンゴで始めた。
たまちゃんは13尺でタナは1本半。やはり両ダンゴで始めた。

釣れだしが早かったのは15尺のまーちゃんだった。型は尺弱といったところか。
間もなくたまちゃんにも1枚目が釣れた。型は尺を優に超える良型。
「大家さ〜ん。上の方が型が良いみたいですよ〜」

13尺の私にもアタリが出はじめ釣れて来たが、型はあまり良くない。
たまちゃんは頻繁に合わせをくれるようになり、順調に釣れ出したが、型は小さくなって行ったようだ。
私の方はアタリが散発でなかなか続かない。エサがなかなかタナまで持たず、練り込んだりと手直しを繰り返した が決まらない。ハリスを詰めたりもしたがしっくり来ない。
さすがにまーちゃんは私よりも良いペースで竿を絞ってはいたが、やはりアタリにムラがあるようだ。

たまちゃんからの奨めもあり、ウキを1本半に上げてみた。
するとすぐにウキは動き、ほどなくして2〜3枚釣れた。型は深宙の時と同じくあまり良くない。
すぐにカラツンが出始めたのでこの釣りは性に合わないと思い止めた。

さて、もっと深いタナを試そうと思い、極端な気もしたが21尺に換えてみた。
準山上湖ではなるべく長い竿を出したいとの思いもあった。
「魚は居るかなぁ・・・」
ちょっとドキドキしながらエサ打ちを開始すると、すぐにウキにサワリが出た。ヘラはどのタナにもいるようだ。
しばらくして明確なツンで1枚目が来たが、型は小さかった。大型を期待していたので少しがっかりだ。
だがアタリは素直で、サワリも続く。型は小さくても色黒の地ベラっぽいヘラが釣れて来る。
「21尺で行けそうだ」早くもそんな感触を得ていた。

その後少し上のタナも試そうと18尺に換えてみたが、21尺に比べるとアタリが続かない気がした。
それを確認すべく21尺に戻したが、やはり21尺の方がアタリが続く。
さて竿は21尺に決めよう。問題はエサのタッチとハリスの長さだ。
ちなみに4日はたまちゃんが全員のトップで48枚。続いてまーちゃんが40枚強。私はビリの31枚。 スレを含めれば40枚はオーバーしていたが・・・。
また、猫打橋で底をやった鈴木さんは、数は伸びなかったが型物の抱卵ベラを多数絞り、周りの釣り人の 注目を集めたそうだ。
それを聞いて羨ましくはあったが、底はリスクが大きく、かつ1週間で状況が変わる可能性もあるので、や はり例会は豚小屋下での深宙が私には無難だと思った。戸面原での失敗は繰り返したくない・・・。

二日目の5日も豚小屋下に入った。18尺と21尺を主体にエサのタッチやハリスの長さ(段差)を探った。
その結果ハリスは45×60cmかその付近が良さそうであると分かったが、エサのタッチが決まらない。
とにかく上層に小ベラが多く、タナまで持たせるのにひと苦労する。それをネバリ、重さ、硬さの内のどれで 持たせるか。あるいはどの組み合わせで持たせるかがカギと思われた。
6日(月)豚小屋下ロープに水嶼さんと二人(左は私) 左右はだ〜れもいない(^^;) 最終日の6日。またもや豚小屋下に入った。当日の「ともえ」はガラガラで、豚小屋下も手前に4隻のみ。私は中央の 一級ポイントらしい看板前に入り、右に10mほど空けて水嶼さんが入った。飯田さんと鈴木さんは三ツ沢へ行った。

6日のテーマはエサのタッチを探る事と、終日21尺を振って体力が持つかの実験だ。
最初のエサは私の定番的ブレンド(ダンゴの底・夏+グルバラ+マッハ)をいつもより硬く作り、それをやや大きめ に針付けして打っていった。
すると1投目からサワリがある。しかしサワリが大き過ぎるし、アタっても糸ズレのようなアタリばかり。
やがてきっちりと落として1枚目が来た。尺を優に超える地ベラだ。タナまできっちりとエサを持たせれば良型が来る のではと想像していたが、その通りかもしれない。
だが硬いエサでは変なウキの動きが多すぎる。ペースが掴めないので手水を打ちながら練り込んで行った。
結局はいつものヤワネバタッチとなったが、アタリの数にしてはいまひとつペースが上がらない。
ガラガラで魚影が濃すぎるのか。水嶼さんとの会話も遠いので、ロープ伝いに水嶼さん寄りに5〜6m近づく事にした。

水嶼さんは13尺で浅ダナをトロ巻きのセットで始めたが、カラツンが多いので両ダンゴに切り換えた所だとの事。型は かなり小さいと言う。一方の私はペースは掴めないまでも、釣れるヘラは全て地ベラで尺前後のまずまずの型だった。
「長竿の方が型が良いし、アタリも素直だと思いますよ」とアドバイスしたのだが・・・。

新たにエサを作ろうとバッグの中を覗くと、定番のエサの在庫が心許ない。特にマッハは大量に使うので例会まで持ち そうもない。かと言って釣具屋で補充する暇はない(船宿で定価なら買えるのだが)。
そこで普段は使わないエサで作ってみることにした。魚影はかなり濃いから、タッチさえ合わせられればどんなブレンド でも釣れる気もした。

まずはダンゴの底釣り(夏)1に水2を入れ、そこにダッシュを4と魔法の粉(少々)を入れて良く練った。
しかしタナまで持たないので、マッハを少し振りかけ更に練った。魔法の粉を入れすぎると取り返しがつかなくなる 事がよくあるので、それはせずにとにかく練った。その内に粘土のようなタッチになったが、そのくらいの方がタナまで しっかりと持ち、アタリも出る。
ハリスは、早いアタリを出そうと30×45cmに詰めたが、余計なアタリが出るようになったので45×60cmに戻した。やはり この長さが良さそうである。
アタリを取るタイミングも徐々に分かり、次第にペースが上がって行く。

10時で約30枚。前の2日よりは遙かに良いペースだ。
エサも無くなったので、予備の仕掛けを作る事にした。仕掛けがひとつでは例会で切れたら大変だから。
ウキのバランスを入念に取り、次のエサ作りに入った。やはりマッハやグルバラは温存し、さて何を使おうか・・・。
バッグには新Bが在った。段底のバラケでは欠かせないエサだが、ダンゴにはまず使う事がない。それをエサ ボールにガサガサと(適当に)入れ、水はカップで計って2杯。ドロドロにかき混ぜて新Bのガサツキ感を緩和して から新ペレをガサガサと(適当に)入れ、魔法の粉とマッハを少々入れて良く練った。

出来たエサはやや軟らかめのネバボソ。新Bの影響か新ペレを後から入れたためかガサガサとしたイヤな手触り。
「こんなエサでも釣れるのだろうか・・・」
しかし意外にも1投目からサワり、ほどなくしてアタリが出て釣れた。
「ペレットも良いのか・・・?」
その前の粘土のようなエサよりもウキの動きが良くなった。昼食の弁当を開いた時点で50枚強。
「今日は80枚ぐらい釣れそうだなあ・・・」
水嶼さんはその後13尺の天々にし、更に19尺の天々に換えた。ダンゴでうまく釣れずにグルテンのセットに換え、 またダンゴに戻す、といった事をしていた。
「しっかりめのネバボソが良いですよ。ほとんどがナジミ込みのアタリです。待ったらアタりませんよ」とアドバイス したのだが・・・。

ペレット系のエサも無くなった。
「本当にペレットが良いのだろうか。だとするとエサを仕入れないと・・・」
それを確認するために、次はペレットなしのエサを作る事にした。
まずはダンゴの底釣り(冬)1に水2を入れ、次にダッシュを5入れてみた。そして手を熊手状にして粒子をあまり 潰さないように混ぜた。相当に硬いエサになったので、手水を少しずつ打ってネバボソにし、エサ打ち開始。それでも 私としてはまだ硬く、「ポチャン」と音を立てて水に入って行く。
「硬すぎて沈没かなあ」と思って見ていると、上で良いサワリがあり、その後ゆっくりとなじんでトップ2目盛残し まで入って(エサ落ちは全11目盛中の下から3目盛目)ズンッとアタッた。合わせると尺オーバーの良型が乗ってきた。
この日は、私が硬過ぎかなと思う程度にしっかりしたタッチが正解だったようだ。

このエサにして俄然ペースが良くなった。ペレットが良いというわけではないようだ。時々手水で調整しながら、エサ付け の大きさに気を付け(大きいとカラツン、 小さいとタナまで持たない、人差し指の先ぐらいが良かった)、振り込みに気を付け(完全な落とし込みではハリスが絡み、 遠い位置に落とすとエサが 持たず、風が吹いたら風上に・・・)、丁寧にエサを打つとほぼ毎回のようにアタリがあった。
セミロングのムクトップがスッと立ち、フワフワないしチクチクとさわり、一気にドスンあるいはゆっくりナジミ初めて そのままチク、あるいはズル〜、あるいはちょっと止めてズン。2目盛残しまでナジンで少し経ってのズンと、食いアタ リは様々だが面白いように釣れた。中にはナジむ速度が少し速いかなというのもアタリだったりした。ダブルも計5回 あった。

一番多かったのはナジミ途中のチク。上からドスンやナジミ切ってズンは少なかったが、そのアタリで乗れば大型だった。
その後納竿の5時まで終始安定した地合が続き、長竿のため時間10枚〜15枚が精一杯だったが、納竿間際で自己最高 の100枚をカウント出来た。
結局21尺を終日振ったが、腕や肩に痛みが出る事もなく、最高の気分で三連チャンの釣りを終えた。
例会当日はかなりの混雑が予想されるので、この日のようには釣れないかもしれない。しかしエサのタッチさえその日の 状況に合わせる事が出来れば、そこそこには結果が出せるのではと思う。
なお、当日例会だったまーちゃんは、予定通り鯨島に入り、13尺タナ1.5本の両ダンゴで35キロを釣り上げ優勝した とのこと。さすがです。

【データ】
 竿:21尺(閃光G) タナ:深宙  浮子:花春宙用ムク 15号(B10cm)
 ミチイト: 1.0号 ハリス: 0.4号 上 45cm 下 60cm
 針:上下 バラサ5号
 エサ:ダンゴの底釣り・冬 1 + 水 2 + ダッシュ 5 (手水で調整したネバボソ)
 釣果:8寸〜尺2寸の100枚

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