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 セガのDreamcast撤退後、細々と発売されてきた新作タイトルも、この春を迎えてほぼ終了するようです。「あまりソフトを買わないで終わるだろうな・・・」と思っていたDreamcastでしたが、きづいてみればコレクションといってもいいくらい買いまくってしまいました。これもひとえに投げ売りのおかげ(笑)。
 一時のプレイステーションソフトのように、実験作といってもいいような異色タイトルの揃ったDreamcast。このハードならではを軸にして、個人的なランキングを紹介します。

関連ホームページ
 
[SEGA]セガ公式サイト・・・Dreamcastを始め、SEGAの発売タイトル検索ができます
 
個人的なDreamcastソフトベスト1は・・・スペースチャンネル5
 
・スペースチャンネル5    
   コマンドが表示されない、背景を動画で再現など、パラッパラッパーを始祖とする音楽ゲームの中でも、かなり異色的な作品でした。
 当時漠然と「Dreamcastが欲しいなぁ」と思っていましたが、ショップにてスペースチャンネル5のデモを見て、購入を決意しました。そんな意味も含めての一位です。
 うららの脱力系な喋り、パステル調の色彩感覚や、モロ星人や宇宙船をはじめとするキャラクターの造型、そして何と言ってもアメコミやスパイ映画のようなテーマ曲が感性にぴったりフィットしました。
 詳しいストーリーやゲームシステムはよくわからず、購入後初めて知ったのですが、やはり第一印象でイケル!と思ったソフトは内容も好みにあっているものが多いですね。いろんなSFをパロった、コメディタッチのストーリーが楽しめました。
 ボリュームが少ない(1時間で終わる)、難易度が低い(2回目のプレイでクリアした)、操作性が悪い、などが言われますが、それを補ってあまりあるゲームだと思います。パート2は若干改良され、さらにお勧めです。
 
つづいてベスト2〜3・・・どちらも思い出深いソフト
 
・カルドセプトセカンド    
   モノポリー風のボードゲームに、ギャザリング風なトレーディングカードゲームのシステムを組み合わせたゲーム。
 前作はサターン・プレイステーションで発売されていたそうですが、未プレイでした。ネット対戦ができることや、某掲示板でなかなか評判が高かったことから購入してみました。
 人生ゲームをはじめ、ボードゲームというのは基本的に面白い。みんなでワイワイ楽しめるので。これがネットに対応したことで、人を集めなくてもその楽しさを手軽に味わえる。それだけでも、このソフトの成功は約束されていました。
 さらにカードゲームの要素を取り入れたことで、ブックを組み上げるといったゲーム以前での楽しみが生まれ、さらに相手のブックを予想するといったメタゲームの楽しさが加わりました。
 クリーチャー同士の戦いだけでなく、現金を積極的に得るようなブック、スペルによってクリーチャーを破壊するブックなど…、多元的な戦略が存在するあたりもゲームの深みを増しました。
 末永く遊べる名作です。
     
・ストリートファイターIII 3rd STRIKE    
   アーケードの移植作ですが、これもDreamcastを購入するきっかけとなったソフトでした。
 スト3はバーチャファイターをはじめとする3D格闘ゲームの影に隠れ、前作ほどの人気はありませんでした。しかし相手の攻撃を無効化するブロッキングや、中段攻撃が増えるなどシステムは洗練され、3D格闘をやらない私にはとても面白かった。
 私もとあるゲーセンに行っては対戦するのですが、どうしても勝てない…そこで練習台となるゲーム機への移植を期待していたわけです。
 Dreamcastを買った時は初代、2ndをカップリングしたWインパクトというバージョンしか発売されてなく、しかしアーケードではすでに3rdが主流(システムも優れている)なので、これが発売されるのを首を長くして待ちました。
 内容は文句のつけようのない出来ばえ。ネット対戦のできるマッチングサービスはほとんどやらず、ひたすら練習でした。
 またよく遊びにくる友人はスト3をやったことがなかったのですが、昔スト2に燃えていた口で、熱い対戦が繰り広げられたことも思いで深いです。
 
ベスト4〜5は異色作です・・・
 
・イルブリード   ・セガガガ
 
     
 イルブリードというお化け屋敷を探索するゲーム。血は飛びまくるし、裏技で主人公の女の子は裸になるし、トラップでウンコがとぶし、終いにはモルグが出てくる・・・こう書くとすごいソフトですね。
 しかしホラー映画ファンにはたまらない、数々のパロディが最高なのです。
 全6ステージあるのですが、そのどれもが違った趣向で作られていて、計算された演出も素晴らしい。よくホラー映画を観ていて残虐シーンに「プッ!」と吹きだしたりしませんか?あの感覚がうまく再現されているのです。
 もちろん笑えるシーンばかりではなく、屋敷の探索はかなりハラハラしますし、良識ある(?)人が見たら眉をしかめるようなシーンも多いのですが、13日の金曜日やスクリームといったB級ホラーを見るように、内心の怖さを吹き飛ばして「ガハハ!」と笑いながら遊ぶのが正道でしょう。
 客観視点をもてる大人向けのゲームかも。
   形態はRPGなんですが、戦闘シーンでいきなり大爆笑です。普通RPGの攻撃というのは、剣や魔法で行われるわけですが、こいつは違います。相手に対する毒舌で攻撃していくんです。台詞はかなりの種類が入っているので、飽きることなく笑えます。
 また経営SLGのパートがあり、開発者を雇ってゲームを開発していきます。開発ルームで時折おこるイベントもナンセンスなジョークが連発です。
 ゲームはセガの開発チームとなった主人公が、経営を立て直してシェア100%を目指すというもの。しかし数字に括られた遊び以外の部分。ストーリーや設定・データの部分がゲーマーと呼ばれる人なら思わず笑みを浮かべてしまうものばかり。
 ゲームの目的自体がすでに自虐的なのですが、それをジョークに昇華させた手腕と、このソフトの発売を受け入れたセガの度量はすごいですね。
 おまけ風にシューティングゲームが入っているのですが、セガファン感涙の出来です。マニア向け。
 
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