九十九島(くじゅうくしま)


ふるさと切手・九十九島 12.7.7象潟局初日記念印押MC 台紙は絵入り葉書「21世紀に私たちが伝えたい東北のもの」より

九十九島は秋田県の南の端,山形県に接する象潟町(きさかたまち)にあります。長崎県のリアス式海岸にも九十九島がありますが,間違えないで下さい。
象潟の九十九島は,松などの生えたたくさんの小さな島が水田の中に点在しています。このように九十九島はいまは海ではありませんが,200年前までは確かに海に浮かぶ島々でした。この一帯は,鳥海山という火山が作った泥流地形でしたが,これが海に浸食されて浅瀬になり,九十九島八十八潟と称される大小の岩島を作っていました。その景観は古来,松島と並び称され,とくに合間に映る鳥海山の美しさが絶賛されていました。たとえば,「後拾遺集」に能因法師が詠んだ詩があるほか,芭蕉も「奥の細道」最北端の滞在地としてここ象潟を訪れ,その美しさを称えています。ところが,1804年6月4日に直下型の象潟大地震が起こり地面が2.5メートルも隆起し,それまで潟だったところが平地になってしまい,今のような姿になりました。これは非常に珍しい地形であることから天然記念物に指定されています。

上に貼られた切手で,遠景に描かれているのが鳥海山で,秋田県と山形県の県境にあります。また,葉書の絵で日本海の向こうに見えるのが飛島で,ここは山形県です。(紹介 蜂谷)


秋田県象潟町のホームページ

水が張られた水田でかつての景観を偲ぶことが出来ます

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