日日の演習:
3rd Jun 2009
今さっき、黒田恭一さんが亡くなったという知らせが入った。とりあえずアップしときます。その後の情報によると先週末に亡くなったが、公にされたのは今日の午後だったようだ。黒田さんらしい周到さと言ったらいいか。黒田さんとは元気だった頃はよく仲間と一緒に呑んだ。何度か何とも贅沢なリスニング・ルームに招かれたこともある。大きな壁一面のレコードと資料に囲まれ、大きなリボン型のスピーカーと豪華なアンプ類が転がっていた。黒田さんはオーディオ評論もやってたことがある。奥に見られたら恥ずかしいと人を絶対入れない小部屋があって、そこには歌謡曲などの密かなコレクションがあるらしい。そんな隠れた音楽の趣味がどこか黒田さんの評論を豊かにしていたと思う。いつだったか新宿のそば屋で何人かと飲んだとき、明日、中島みゆきと会うと言ったら、黒田さんが羨望の眼差しでこちらを見た。そんなわけでその日、中島みゆきに黒田さんへのサインの色紙をお願いしてみた。喜んでということになったが、そこでちょっと意地悪なお願いをしてみたくなった。文面はぼくのお友だち黒田恭一様へという風にしてくれないかと言ってみたのだが、これにはさすが中島みゆきは困った表情になった。あわてて、やっぱりそれは失礼ですよねと撤回し、普通に書いてもらい、そのまま黒田さんにさしあげた。そのサインを見るたびに苦々しくぼくを思い出すというユーモアはジャズの感覚なのだろうか。お二人に理解してもらえなかったことがちょっと悔しい。実は同じことをデビュー当時の秋吉久美子と阿部克自にやられたのだが、ぼくには今でもすごく楽しい阿部さんの思い出になっている。
2nd Jun 2009
夕方、UさんKさんと打ち合わせがあって久しぶりにHに。相変わらずの繁盛振り。ここはUさんのお気に入りで、私も嫌いじゃないが、いささか敷居が高く、一人で呑む雰囲気じゃない。その後Sに寄り、Kと落語談義に興ずる。映画、TVドラマ、落語と妙に趣味が合うのは幼馴染だからということだけじゃないと思う。
1st Jun 2009
昨日は原宿ラフォーレで、メリッサ・ラヴォー、カヒミ・カイリw大友良英、モリアーティなどのイベントを見た。断然面白かったのがモリアーティで、詳しくは新聞の評で書くつもり。しかし、日曜の夜の原宿界隈は何ともさびしく、終わって呑む店を探すのが大変だ。大きな派手なカラオケ店が大通りにできたのはこの街の世代の交代をあからさまに語っていて面白い。ま、そこに行ってもよかったのだが、同行者たちはそんな誘いに乗るわけもなし。
世界の天気