
休日になにげなくライブラリーにあった「ブラザーズ・イン・アームズ」をひっぱり出して聴いてみた。今になってそのメッセージが心に響いてきた。18年もかかった。
”洋楽”が一番だと思ってた。それ以上の音楽は無い、と確信していた。 あれから20年以上が過ぎた。 音楽はどこにいってしまったんだろう・・。
入院した時聴いた「オーディナリー・ワールド」は浸いった。自分の中に”入った”と感じた初めてのインパクトをもたらした。洋楽聴いて10年以上経ってた。
ジュリアンの『フォトグラフ・スマイル』のジャケ写を見たとき、自然と笑顔になっていたことを覚えてる。何故か「ヴァロッテ」のジャケ写がオーバーラップした。
ポールがマイク故障のまま歌った「レット・イット・ビー」。直った瞬間の大声援を聞かなかったら一生後悔していたかもしれない。
ボウイ、ゲルドフ、G・マイケル、スティング、ボノ、のリレー。「シンギン・トゥ・ザ・ワールド!」の叫びとコーラスと人の波を見て初めて音楽で涙が出た。早朝6時ごろだった。
友人のラジカセで聴いたスパンダー・バレエ「ゴールド」は、銀色に光ったダブルカセットのラジカセと共に今も鮮明に覚えている。不思議なものだ。
「女の子はもっと楽しまなくっちゃ!」とブラウン管から奇抜なファッションに身を固めた女性が叫んでいた。20年後の現在でも彼女はそう言ってくれるのだろうか・・・。
ジャケットはアートだと思ってた。「こんなに小さくちゃ魅力が失われる」、そう本気で思って数年間貫き通した。その芸術品は物置で埃をかぶってしまっている。アートとはそんなものだ。
人生には様々なことが起こる。最高の瞬間もあれば最低の瞬間もある。この辛く苦しい瞬間でも自分にはいつも音楽がそばにある。エイティーズを聴き続けてきて本当に良かった。