あかべこものがたり
~むかしばなし~

赤べこの由来


   むかしむかし
会津の里にお城を造ったとき
立派な石垣を築くため
大っきな石がたくさん
集められたんだど。
中でも、ものすごく大っきな石運ぶとき
あんまし大っきなもんだがら
途中でつっかがってしまって
みんなでなんぼ一生懸命がんばって
力出しても、押せども引けども
ビクとも動かねぐなってしまって
困り果ててしまったど。
ほしたら、どっからともなく
赤いべこがあらわれて
その大石を何の苦もなくスルスルっと
お城の工事場まで運んでくっちゃんだど。
みんな大喜びして
「ヤレ、良かった。だども、たいした力持ちの
べごがいたんだもんだ。どごのべごだべ」
ってべご探したっけが
どごにもべごの姿見ぇねんだど。
「アラー、今までここにおったけが
あのべご、どごさいっただべ」
ってあたりみんな探しても
どごにもいねがったど。
若松の町から、ずーっと行った西の方に
柳津っつうどごあって、そこには弘法大師様が
ご本尊様彫らったといわれる
福満虚空蔵様があって
会津の人たちはとても信仰していんだげんじょも
そこの御使いのべごの石像が
泥だらげになってたんだど。
会津の人たちは、みんなその御利益を
ありがてぇと思って、赤いべこさぇで
お供えしてお礼したんだど。
それが、今でも会津に伝わってる
赤べこの由来なんだど。

※只見線沿線に伝わる昔話より


~あかべこ発祥の地・会津柳津~
JR只見線・会津柳津駅の南 700mに
臨済宗の寺「圓蔵寺」があります。
寺の本堂である「菊光堂」の前に
牛の石像が置かれています。
横に「開運撫牛」と書かれた説明板があって
「赤べこの発生地」と書かれています。
また 柳津の町中には
あちこちに「赤べこ発祥の地」と書かれ
赤べこのおもちゃを描いた看板が建っています。

赤べこは 福島県会津地方の郷土玩具。
赤い「べこ」, 即ち
赤い牛を和紙で作った“張りぼて”で
頭をチョンとつつくと首が上下に動く
「動くおもちゃ」。

赤べこの由来は
只見川を臨む絶壁にある
圓蔵寺の本堂(菊光堂)を建築する際に
大量の木材の運搬に難儀していたところ
赤毛の牛が現われ大変な活躍をして
助けてくれたという言い伝えによります。
これを顕彰するために“撫牛”として
円蔵寺境内に牛の像が祀られています。

福満虚空蔵尊・圓蔵寺は
平安時代に開山されたとされる古刹で
「日本三大虚空蔵尊」の一つとされます。
(ちなみに 他の2つは
千葉県天津小湊町の能満虚空蔵菩薩 と
茨城県東海村の大満虚空蔵菩薩)
1月上旬に行われる
「七日堂裸祭り」などでも有名です。

※発祥の地コレクションより

山紫水明、風光明媚でまるで箱庭のような温泉街。
只見川にかかる朝霧と夕霧のロマンと歴史の街柳津。
滝のやは全8室、若女将と若旦那が一生懸命に
もてなしてくれる。和風B&Bスタイルにも対応。
幸せを運び、子供の守り神の「赤ベコの発祥の地」に
赤ベコ博物館が建設される。 ... 赤べこ博物館 入場無料


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