ビシン教授の独り言  

リニアモーター式の地下鉄は、一般的な地下鉄よりも1.3倍も多くの電力を消費します。

これはモーターの形式上仕方がない事ですが、「省エネ」を謳えない理由がここにあります。

CO2換算すると、ちょっと環境に優しくないですね。

この地下鉄計画の不思議な所は急カーブが多いことです。

鉄道というものは真っ直ぐな線路であれば運用効率が上がります。

車を運転する人ならわかると思いますが、カーブを曲がる時にはスピードを落としてハンドル操作が必要になりますね。 鉄道もカーブを通る時には複雑な操作が必要になります。

まぁ、自動運転にするのであろうと思われますが、乗客の不快感や車輪とレールが軋む時の騒音が気になります。

遊園地の乗り物に近いのでしょうか。乗車料金も遊園地並みになるかもしれません。

 広瀬川を横切る部分、ここには橋がかかります。

地下鉄なのに地上へ出る部分です。ここには大きな問題があります。

景観が悪くなるという人も居ますが、そればかりではなく、冬場の強風や夏場の台風が問題になります。

橋の上を強風対策を行わずに運行すると、軽量化された車体は容易に浮き上がり、脱線の危険が伴います。

そうなると、風が強い日は橋上の走行は出来なくなり、折り返し運転を余儀なくされるでしょう。

街の中心部から八木山方面へ、またはその逆の移動が出来なくなるわけです。

広瀬川から西のルートは山岳ルートになっています。

リニア式の地下鉄で急勾配となる路線は全国で初めてのもので、仙台の計画はいわゆる実験線...というより実証線となります。 どんな事象が出て来るかの実験台ですね。

火災がおきた場合の煙突効果やブレーキがきかなくなった時の対処が期待されます。

また、リニアモーターの特徴であるリアクションプレートの設置にも急カーブや急勾配?では気を使います。

 

ビシン教授プロフィール
出身
仙台市青葉区扇坂下
所属

北北東大学 理工学部 機械科 特殊鉄道工学博士

仙台市街中と広瀬川河岸に詳しい

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