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・ 地下鉄東西線工事予定地の土壌よりカドミウム! なぜ今になって・・・? 環境への影響は?

 2007年8月24日の朝日新聞記事によると仙台市の地下鉄東西線工事予定地である青葉山の土壌より、基準値の10倍のカドミウムが検出されたというのです。

仙台市は、カドミウムが検出されたのは2007年4月には分かっていたとのことですが、公表は4ヶ月も経ってからです。 仙台市は「カドミウム処理の対応や各地の事例を調べていて、発表までに時間がかかった」と釈明していますが、地面掘削を行う者にとって、重金属など有害物質の可能性を頭に入れておくのは、基本ではないのでしょうか。

問題は、カドミウム土の処理費用もですが、掘り返した事による周辺への汚染の可能性です。

青葉山のすぐ近くには広瀬川が流れており、その下流には仙台の穀倉地帯があります。本当にこれらへの影響はないのでしょうか。 ・ 第2審結審後も強引な着工。なぜこんなにも急ぐ? 仙台市民オンブズマンにより、「東西線公金差し止め訴訟」が起こされており、2007年7月17日に結審しました。

判決は、同年10月30日です。 それにもかかわらず仙台市は、結審後も着工を強引に進めています。2007年8月30日の河北新報記事によりますと、「新寺」工区が8月29日に着工した、とあります。最低でも、判決を待ってから考えてもよい、と言うよりそうすべきなのに、なぜこうも急ぐのでしょうか。

 
・ 仙台市の東西線担当者が裁判の証言で「乗客数予測し直せば東西線の見直しに」。

 2007年6月23日毎日新聞記事によりますと、仙台市民オンブズマンが起こしている「東西線公金差し止め訴訟」において、6月22日の法廷で仙台市の東西線担当者が証人として出廷しました。

このなかで証人は「いま、乗客数を予測し直せば、東西線の見直しになる」と証言しました。これは大変重要なことです。

なぜなら、仙台市が今まで「東西線は、開業日から1日11万9千人乗る。だから収支も財政も大丈夫」と言ってきたことが嘘であることを、事実上認めたことになるからです。

国・宮城県・仙台市などが合同で行った交通調査「第4回パーソントリップ調査(平成14年度施行)」では、開業10年後でも東西線利用客数はわずか「1日4万9千人〜6万人」。実際の乗客数が予想の半分にも満たないのでは、当然収支に大きく影響します。

東西線がこの乗客数では、日々の運営費すら自力で稼げません。1日約16万人の利用がある地下鉄南北線とは、そこが根本的に違います。その南北線でさえ、累積赤字は1千億円を超え、借金返済にあと20年はかかります。 判決は果たしてどうなるのか、注目したいと思います。

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