My GPz TOURING


GPzCLUB Meeting 2nd in 静岡 1999.07.17-18

空冷GPzのホームページ「GPzCLUB」のオフ会に参加してきました。広島−静岡は、片道約600km・約10時間の厳しいロングツーリングとなりましたが、非常に楽しいものになりました。

朝、6時30分に自宅を出発。1泊2日なので荷物は少ないはずだったのですが、お土産にと「まぼろし」という日本酒を持っていくことにしたため、意外と大荷物になってしまいました。9時に「GPzCLUB」ホームページの管理者 masaさんと山陽自動車道の三木SAで待ち合わせ。吹田JCTで名神自動車道に乗り換えて、桂川PAでturboのkiyochanさんと合流しました。ここから3台で東名自動車道の掛川ICを目指します。平均巡航速度が120km/hというハイスピード走行も楽々こなすBERT号は、乗り心地も快適そのもの。ZRX400のフロントとオーリンズのリアショックのセッティングのバッチリで、高速コーナーもラインがピタッと決まる。ブレもヨレもまったくなし。いやぁ、いいバイクに仕上げてくれました、SPECさん!

東名自動車道に乗り換えたとたん、kiyochan号turboが本領発揮! のちに「kiyochan病」と恐れられる加速で、600ccと550ccの中型GPzを置き去りにする。120km/hからでももう2段くらい上のギアがあるように一気に加速するんだよ〜。恐るべし。しかし、masa号もすぐに対応するから手に負えない。『これじゃイカン、置いてかれる』と思い、こっちも「おりゃー!」と声を出して叫びながらアクセルをワイドオープン。風に耐え切れず、カウルに伏せてさらに…、加速しましたよBERT号も。DYNOJETキャブとBEETマフラーのセッティングもちゃんとやってくれてますね〜、SPECさん。感謝感激。

3時30分過ぎに掛川ICに無事到着。ここから約1時間で目的地の「エルドラド」に到着。が、ここで思わぬアクシデント発生!。バイクを止める場所を間違えて、戻ろうとしたとたん、踏ん張れずに立ちゴケ。下がジャリの坂道だったとは言え、10時間もバイクに乗っていると思った以上に足腰にも疲労が溜まるんですね。恥ずかしいったらありゃしない。バイクを起こすのを手伝ってくれた隊長さん、ありがとうございました。

すでにあらかた集合されていて(元々集合時間は12時だから当たり前か)、いるはいるは1100・750・turbo・400と全部で11台の空冷GPzだ。250ccがいなかったのが残念。みんなどこかしら改造っている。好きなんだねぇ。

とりあえず、荷物を降ろして、半そで短パンに着替えて一段落。今夜のお宿「エルドラド」はツーリングライダー向けの丸太小屋で、ちゃんとした台所に風呂も完備されていて、20人は泊まれるナイスなところ。すでに先発隊による料理は始まっている。レントゲン技師の長老papaさんと旅館の板前をしている熱海石井さんが自慢の腕を振るう。

5時過ぎから自己紹介。なんと1番目がこの私で、広島から10時間掛けて参加しました、のコメントで「おぉ〜」。全員で24名が参加。そしてここから、空冷GPzの大悪口大会が始まった。

  心地よい疲労感とうまい料理

左から、熱海石井、shige、kinsan、BERT、masa、kiyochan

次々に出てくる料理の数々に脱帽。和食に中華・イタリアン…。自家製ベーコン入り卵を使わないカルボナーラは絶品! ほとんど一人で作っていた。すごいレントゲン技師だ。しかしあまりに種類が多くてほとんど覚えていない(酔っていたせいもあるが)…。出てきた料理は大皿にもかかわらずあっという間に無くなるし。みんな食べる食べる。また、熱海石井さんからの差し入れがこれまたすごい。なんとカツオ1匹だ。しかもMY包丁による見事な包丁さばきまで披露。で、刺身。これがまたウマイッ! でも熱海石井さんは、バーボンを片時も離さない。しかもストレートのままビンでラッパのみ。「この喉にカーッとくるのがいいんですよ!」とニコニコ。う〜ん、不思議な人だ。そうそう、私が差し入れた「まぼろし」も好評で、1升ビンにもかかわらず、ものの10分で完飲となった。

みんなGPzの知識がすごい。サービスデータなんか普通覚えてないよ。いろんなパーツの話から、故障自慢、事故自慢、etc…。でも決まって最後は「まぁGPzだからしょうがないよね〜」で一同納得。悪口大会は夜遅くまで続きましたとさ。(私は長旅の疲れで1時過ぎにダウン)。

翌朝、すっきりと目が覚めました。みんなはまだ寝ている。そっと朝風呂を浴びてさっぱりしたところで、GPz見学をしに外へ行った。ほっほぅ、こんな風に取り付けているのかぁ。このパーツいいなぁ。といろいろ勉強になった。

10時過ぎから撮影会が始まった。1台1台をカメラに収めてもらえる。ここで本領を発揮したのが自動車整備士のとんかちさんだ。趣味がこうじてプロに指導を受けているほどの腕の持ち主。ちゃんと撮ってもらえてよかったねぇ、BERT号。

 どや、きれいに写っとるじゃろ。(拡大はここ)

最後に全員でパチリ。非常に充実した1日、来てよかった。本当にお疲れさんでした。

 GPzな人々

移動して、みんなで昼食を食べて、西方面の4台(名古屋kinsan、京都kiyochan、兵庫masa、広島BERT)は出発した。だってまた10時間は掛かるんだよね〜。帰りはすぐに「kiyochan病」が発病し、いきなり180km/h! ここまでくると鉄パイプフレームのGPzはグニュ〜とよれてくる。設計自体15年も前のものだし、BERT号は足回りを換えて、ラジアルを履かしているから応力はフレームにいっちゃうのかも。ま、ここまで出すことはもうないでしょう(保証はないけどね)。名古屋でkinsanと別れて、再び名神自動車道に入ると雲行きが怪しくなってきた。休憩を取って早めにカッパを着ておこう。先を急ぎ、トンネルを抜けるとそこは大雨だった! よかったカッパ着てて。

多賀SAでmasaさんが誰かと待ち合わせがあるらしい。どうやら石井改め海坊主さんらしい。しばらく待つと、雨の中手を振りながら大柄なスキンヘッドなお方が走り寄ってくるではありませんか。もしや、「masaさ〜ん」 やっぱり「海坊主」さんだ(見たまんま)。参加できなかった海坊主さんは、私たちが通過する時間にわざわざ来てくれたのだった。ここでしばしGPz談義。やっぱり好きなんだねぇ。で、このままSAで海坊主さんと別れ、桂川ICでkiyochanさんとお別れした。この時点ですでに夕方7時近い。

山陽自動車道に乗り換えて、三木SAでmasaさんと別れた。いいツーリングができて、本当に助かりました。ここで夜の9時前。

ここからは一人旅になるが、とたんに心細くなってきた。今まではどこへ行くにもほとんど一人だったが何ともなかった。たった2日ではあるが、同じ時間をともに過ごした仲間ができたことを改めて実感した。参加して本当によかったと思う。

帰宅したのは夜中の0時30分。「無事に帰ってきた」と安堵の表情を浮かべる嫁に、ちょっと後ろめたさを感じずにはいられなかったが、それほど充実した2日間だった。風呂に入っても一種の興奮状態(いわゆる「ライダーズ・ハイ」か)は続いていた。masaさんのホームページを見ると、すでに岐路に着いた人からの書き込みで溢れていた。すかさず私も書き込む。こうした今までにない「つながり」はとても新鮮だ。関東にも関西にも知り合いが一気に増えたんだ。

往復1200km、アクセルを開けていた時間は20時間。2日のうちの約半分はGPzに乗っていたことになるのだ。我ながらすごい。でも、もう2度とできないだろうなぁ。 ツーリングに戻る