My GPz CUSTOMIZE CARBURETOR

 GPz400Fの純正キャブレターは「京浜CV30」という製品で、当時としては画期的な製品として投入された。

 しかし、15年以上も前の製品なので、いくらちゃんとメンテナンスしても経年変化によるそれなりのへたりが残ってしまう。

 まして、設計上未熟な部分も多く、特にオーバーブローでアイドリングが安定しなくなる、という現象が解決できなかった。

 現行車なら社外品と交換という手段があるが、φ26の製品は現在では数が少ない上、CRやFCR、MJNはあまりにも高価だ。

 径が合い、安価で手に入る、とくれば後継車「ゼファー」の純正キャブ「京浜CVK32」という選択肢になる。

 馴染みのSHOPに探してもらったところ、なんとDYNOJET付きが見つかったとのこと。

 なんでも草レースで使っていたそうで、程度も上々、値段も手ごろ、ということで購入した。



 早速バラシ。

 Oリングは新品と交換する。ニードルがへたっていたのでこれも新品と交換。

 一通りのメンテナンスが終わったところで組みつけに入るが、ここで問題が発生した。

 ゼファーキャブレターとGPz400Fのマニホールドでは取り付けピッチが異なることが判明したのだ。

 内側の2番と3番は同じピッチなのだが、外側の1番と4番がずれている。キャブレターのほうが外なのだった。

 が、それもあっさりと解決する。キャブレターにあわせてマニホールドもゼファー用に交換すればいいのだった。ほっ。

 で装着後のパワーチェックの結果は…



 …マフラー加工なしでファンネル付きの場合。全体的に乱れている。最大で40psってところ。
 …マフラーのバッフルを外した場合。これで乱れがなくなり、最大55psになった。
 …ファンネルのネットも外した場合。高回転での伸びがプラスされて、最大60psまで向上した。


 これで、新たな問題がわかった。

 パワー不足はマフラーのサイレンサー容量不足(抜け不足)が原因であること、中速で息継ぎが発生していること。

 さらに…、マフラーのエンドバッフルを外したおかげで『爆音くん』になってしまった。
 (嫁によると、「2つ先の信号で止まっているのが判る」んだそうだ…)

 パワーが出るようになったのは嬉しいけど、これじゃ家の前じゃぁ暖機できないなぁ…。


カスタマイズ費用
・ゼファー純正キャブレター(DYNOJET)付 ¥20,000
・キャブレターOH、調整、交換部品代 ¥25,000
・ダイノマシンによるパワーチェック ¥2,500

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