現在は第3次流行
1971年にジョナサン・ホルスタインが「アブストラクト・デザイン・イン・アメリカ」と題してウィットニー美術館でコレクションを発表するまで人々はキルトの事をすっかり忘れていました。この展覧会を契機にキルトは再び評価され始め、昔のものばかりでなく、新しい手法による斬新なデザインの現代キルトが作り出されるようになりました。
キルトはアメリカ独特の象徴的なフォークアートであるばかりではなく、手芸の領域をこえた洗練された美的表現があります。
現在は、アメリカ人の誇るアメリカン・クラフトの代表としてアメリカの宝となり、後世に残すべき遺産として大切に保存されるようになりました。
今日再びキルト作りが復活し、むしばまれた近代文明から個人を発見し、自然にかえる精神からも手仕事は現代人の心を慰める手段のひとつになっているのです。