イギリスからの輸入、そして自立へ
1640年頃からマサチューセッツでは自給自足で麻やウールを作る事から始まり、需要と共に生産量も増えていきます。
イギリスは重要な輸出先であるアメリカが自立する事を嫌い、織物の生産に規制をかけました。しかし、この厳しい規制が拍車をかけ、自給自足から始まった織物も大きな産業として成長していったのです。
またイギリスは自国では気候的な条件により綿の生産ができない為、アメリカ南部に原綿の供給をあおぎつつ国内で織り、高額の税金をかけアメリカに売っていました。それでも移民の増加と共にイギリスからの木綿の輸入量は急激に伸びていきます。
イギリスは木綿ばかりでなく、その他の日用品などにも重税をかけた為、人々から強い反発が起こり、対立が激化していきます。これが後のアメリカ独立戦争へと発展していきます。
1781年、ついにイギリス軍が降伏し、その2年後にアメリカ合衆国が誕生したのです。
アメリカが独立したときの最初の旗もパッチワークで作られました。ニューハンプシャー州の女性達によるキルティングパーティーで作られたものです。赤、白の縞がつなぎ合わされ、ブルーの地に13の州をあらわす星がアップリケされました。現在の星条旗とは違い13個の星は円形に配置されていといいう事です。また、この頃のパッチワークには鐘、旗、船、いかり、イーグルがモチーフとして盛んに使われました。