AABE(アジア生物学教育協議会)
●AABEとは
AABE(Asian Association for Biology Education)は,アジア・太平洋州の各国の生物教育関係
者が作る教育研究団体です.各国の生物教育や環境教育に関する情報あるいは教材などの交
換や教育・研究協力を推進 するために,隔年会議を開催しています.また,2000年8月には,
ホームページの開設と機関誌の発行が決定され,具体化に向けての作業が始まっています.入
会資格は特にありません.会員期間は2年です.
・ AABE(アジア生物学教育協議会)2000〜2001年会員募集中
・ 会費1,500円 (内訳:会費10米ドル,送金手数料,通信連絡費,他)
・ 送金先:AABE日本事務局
●お知らせ
○アジア
標記の会議(22st
記録の写真
参加申込み書はこちら
発表要旨の書き方の説明です
この会議に関する日本国内の問い合せ先
〒184-8501
東京学芸大学自然科学系
○第21回隔年会議が、2006年10月25日〜28日に韓国忠南公州市の公州大学校で開催されました。
○第20回隔年会議が、2004年12月26日〜30日に、
タイのチェンマイで開催されました。
日本の学校関係者の参加がしやすいように、開催時期を配慮して下さいました。
案内はこちら(英語)
(Word文書を変換した際に、一部罫線と文章のずれが生じてしまっています)
参加申込用紙(英語)
○第19回隔年会議が、2002年11月27日〜29日、に、オーストラリアのDeakin大学で開催され
ました。
○第18回隔年会議は、2000年8月1日(火)〜5日(木)に、香港で開催されました。
・テーマ:”Biology Education in the New Millennium”
全ての教育段階での生物教育の基礎的・応用的な内容と国別報告 詳細はこちら
○AABEのホームページがオーストラリアのディーキン大学のウエブサイトに開設されました
(大部分は、まだ製作中ですが…)。今後、隔年会議の内容などが紹介される予定です。
AABEのWebsite(オーストラリア Deakin大学)
AABEのジャーナルThe Asian Journal of Biology Educationの第1号が、2002年4月にAABE
ウェブサイトに発行されています。第1号は特集号で、水管理に関する国際シンポジウムの発表
記録が掲載されています。AABEホームページのThe Asian Journal of Biology Educationをクリッ
クし、次の画面ではPaperをクリックし、さらに次の画面のVol 1 April 2002をクリックします。ジャー
ナルは、pdfファイルですので、アクロバットリーダーなどで読めます。
○AABEのJournal(Asian Journal of Biology Education)が発行されることになりました。現在、
投稿規程などが検討されています。このJournalは電子ジャーナルとして、AABEのホームペー
ジに公開され、誰でも閲覧できるようになります。
第19回AABE隔年会議で発表された論文が、AABEウェブサイトにAABE Journal Volume 2
として掲載されました.メインページからではなく,以下のアドレスにアクセスすると直接Journal
のVol.1とVol.2(どちらもPDFファイルです)が見られるようになります.Volume2は93ページも
あるので,ダウンロードに少し時間がかかるかもしれません.
http://www.deakin.edu.au/~llauren/AABE/Papers/Journal%20Index.html
●会員へのお知らせ
○日本生物教育学会全国大会会場で、第15回隔年会議(1994年8月,東京)の論文集と第
16回隔年会議(1996年12月,Chiang Mai)の論文集をそれぞれ1,000円でおわけしていま
す。郵送にはそれぞれさらに送
料200円がかかります。
○第17回隔年会議(1998年,Manila)の論文集が出版されました。この論文集は、隔年会議に
参加した方には無料で送られます。18回隔年会議の論文集は、まもなく発行される予定です
.
○ 第17回あるいは第18回の隔年会議に参加しなかった方で、論文集の購入を希望される方の
ために一括注文をします
(個別に注文すると、書籍送料や代金送金手数料がかかって本体価格の倍以上の出費とな
ります)。
購入希望の方はお知らせ下さい。なお,1998〜1999年、あるいは2000〜2001年の会員には
割引制度が適用されます
○第18回隔年会議(2000年8月,香港)に参加できなかった会員に、講演・発表要旨集を差し
上げています。
○会員は第17回と第18回の隔年会議論文集を割引価格で購入することができます。
詳しい情報をお求めの方は、下記にご連絡ください。
AABE日本事務局(世話人:片山舒康)
〒184-8501 小金井市貫井北町4-1-1
東京学芸大・生物 内
Tel:042−329−7518
E-mail: katayama@u-gakugei.ac.jp
郵便振替口座 名称:AABE日本事務局
(送金先) 番号:00150−0−63860

第18回アジア生物学教育協議会隔年会議概要
第18回隔年会議は,2000年8月1日〜5日,Hong
Kong Polytechnic University(香港工科大学)を会場として開催されました.
同大学のTang教授(AABE議長)が会議の実行委員長をつとめました.今回の主題はBiology
Education in the New Millennium
(新千年紀における生物学教育)でした.
【プログラム】
発表者氏名のあとの( )内のアルファベットは,国名を示す.A:オーストラリア,G:ドイツ,H:香港,I:インドネシア,J:日本,K:韓国,
P:フィリピン,T:タイ,U: イギリス,V:ベトナム
8月1日 午前
受け付け
歓迎の挨拶と開会の辞 Professor Yeung,
P.(H)
特別講演 Professor Leung, T. P. (H)
フォーラム:中等学校における生物教育
8月1日 午後
口頭発表
・ Santo Tomas大学における皆のための環境教育
Kanapi, C. G. & Hilario-Andres, J. T.
(P)
・ デジタル図書館 Piriyakul, K. et al. (T)
・ タイ国における昆虫生物学の教育と研究に対するインターネットの影響Wongsiri,
S. (T)
・ 生物学と新しい技術:ある送電線緩衝地内に生息する小さな哺乳類群集Macreadie,
J. et al. (A)
・ 科学的探究−一般教育カリキュラムの生物教育における非理科系学生に対する論理的思考を高める教授法
Hafalla, J. R. (P)
・ 高等教育段階の生命科学実験における融通のきく学習資料と学生の学習に対するそれらの効果
Chan, T. Y. (H)
・ Laguna湖地帯に生育するkangkong(サツマイモの仲間)に含まれる重金属濃度の決定
Luber, R. and Laguimun, A. T. (P)
・ フィリピンAdamson大学のEstero De Balete
リハビリテーション計画のための物理化学的水質評価とプランクトンと魚類群集の調査
Lee, S. J. et al. (P)
・ 島嶼の土壌中の希少な放線菌の生物多様性とそれらの抗菌活性Srivibool,
R.(T)
懇親会
8月2日 午前
受け付け
特別講演「新しい千年紀における生物学教授に関する教育の現代化への挑戦:香港の場合」
Dr. Pang, K. C.(H)
口頭発表
・ 海洋保護の教授と学習における新しい優先事項Cheung,
S. G. & Shin, P. K. S. (H)
・ 香港の野外学習センター Kan, K. Y. (H)
・ 仮想の生物多様性の学校:香港大学の生態・生物多様性学科におけるIT技術を利用した教授法の開発
Chan, B. K. K. & Hodgkiss, I. J.
(H)
・ 科学的探究−一般教育カリキュラムの生物教育における非理科系学生に対する論理的思考を高める教授法
Hafalla, J. R. (P)
展示発表
・ Palay-Palay-Mataas Na Gulod 山岳国立公園
(Cavite, Philippines)で見られるイチジクの仲間(クワ科)の花の生物学
Alejandro, G. D. and Madulid, D. A. (P)
・ 肝臓ジストマFasciola gigantica の外皮表面抗原の部分精製と定性Krailas,
D. et al. (T)
・ Fasciola gigantica 成虫の凍結切片における抗原の局在Ukong,
S. et al. (T)
・ Morinda citrifolia果実抽出物を食べさせたSwiss
Albinoマウスの腎臓の組織学的観察Herrera,
A. A. & Ramos, G. (P)
・ タイ国チェンマイとLumphun県のウシ反芻胃の寄生虫(trematode)の感染度Sripalwit,
P. et al. (T)
・ タイ国で養殖されている交配ナマズ(Clarias
macrocephalus x Clarias gariepinus)の単性生殖
Mhrad-Arehin, N. and Wongsawad, C. (T)
口頭発表
・ パリで開かれた生物学教育2000 シンポジウム−次の世紀の挑戦−に参加してAnguaco,
S. P. (P)
・ 構成主義的な方法での教授は生物を学ぶ学生の論理的な考え方を高めるPerez,
T. R. (P)
・ 染色体:染色体型ゲーム Piriyakul, K. (T)
・ フィリピンの生物学教育:最近の状況と第三千年紀における挑戦Lagunzad,
C. G. B. (P)
香港農業水産管理局職員(Agriculture, Fisheries
and Conservation Department, Hong Kong SAR)の講話
・ 香港の公園と自然教育 Ngar, Y.-N.(H)
・ 香港の海洋公園と海洋保全 Kwok, A.(H)
口頭発表
・ 好気的あるいは嫌気的条件におけるパン酵母Saccharomyces
cerevisiae の成長要因と代謝活性を調べる定量的な探究活動
に基づくモジュールAlejandro, G. D. et al.
(P)
・ Trichoderma lignorum (Tode) Hartzの菌糸の成長、胞子形成及びキチナーゼ活性に及ぼす銅の影響
Galban, M. C. O. (P)
・ イネの生長と収穫量に及ぼす二酸化炭素濃度の上昇、温度及び窒素供給量の相互の影響Baysa,
M. C. et al. (P)
・ 日本の中学校選択理科において海藻の垂直分布とそれらの光合成特性の関係を教えるのに適した生徒実験
Kanaizuka, Y. and Katayama, N. (J)
・ 2種のネギ属のプロトプラストの融合のモジュールFlores,
J. G. et al. (P)
・ Dolichos lablab Linn.種子から得たレクチンの抗がん性についてJacinto,
S. D. et al. (P・G)
・ ワイン製造のためのLeuconostoc oenos (Malolactic
Fermentation Bacteria)とSaccharomyces cerevisiaeのプロトプラストの
融合に関する研究Cheowtirakul, C. and Suvachananoud,
H. (T)
・ 北部タイKhon Kaen県で見られる食用となる無脊椎動物の多様性Na
Nagara, S. et al. (T)
8月3日 見学旅行(植物園,海中公園など)
8月4日 午前
口頭発表
・ 大学生の自然に対する態度の変容 Wallis,
R. L. and Douglas, L. (A)
・ 生物教育における価値探究モデルの開発Jeong,
E. and Kim, Y. (K)
・ インドネシアの中等学校における生物教育Sudarmi,
R. and Katayama, N. (I・J)
・ 地方の大学キャンパスにおける第1学年の生物学の教育Wallis,
A. M. and Wallis, R. L. (A)
・ Caritas Chan Chun Ha野外教育センター:そのサービス・香港の教育改革におけるその役割・将来の発展
Ng, P. S. (H)
・ 中等学校での生命工学(バイオテクノロジー)教育の促進Lui,
C. W. K. and Chan, S. L. (H)
・ 理科教員に自然科学とは何かを理解させる方法Yip,
D. Y. and Lai, M. K. (H)
・ 中等教育と高等教育の間にある生物教育のギャップを埋める:事例研究Young
Scholarプログラム Lam, H.-M. (H)
・ 淡水の水質汚染監視:理論を実践に移す Tilling,
S. M. et al. (U・V)
WWF香港 特別講演
8月4日 午後
展示発表
・ 数種のタイ産薬用植物のネズミに対するContraceptive効果Kaweewat,
K. et al. (T)
・ 遺伝の概念の理解に対する染色体モデルの効果Kim,
H.-B. (K)
・ タイ産ミズヘビ(Xenochropis piscator)の数種の蠕虫の走査電子顕微鏡による同定Nichapun,
A. et al. (T)
・ タイ国チェンマイ市のMaesa 川における蠕虫の多様性Wongsawad,
C. et al. (T)
・ 植物抽出物の抗黄色ブドウ状球菌(Staphylococcus
aureus)活性の調査Phrommanich, S. et al. (T)
・ 生物学的知識を含む問題を解決する際の高校生の意思決定過程の分析Hong,
J.-L. and Chang, N.-K. (K)
・ 日本の岡山市にある芦森川に関する環境学習Tara,
M. (J)
・ 遺伝子操作大豆の開発研究 Cheowtirakul,
C. and Ruangchai, D. (T)
・ 安価な高栄養クッキー(LCNC) Trimala, N.
and Cheowtirakul, C. (T)
・ タマネギとギョウジャニンニクの大腸菌(E.
coli)と黄色ブドウ状球菌(S. aureus)に対する抗菌活性
Kulpradit, N. and Kunnathigan, V. (T)
・ 分子生物学の教授におけるコンピュータとマルチメディア教材Lee,
K. L. D. (H)
・ さまざまな遺伝子型(YY, XY-GMT, XY)のテラピア雄の内分泌系Herrera,
A. A. et al. (P)
・ 初等科理科教員コース学生の生物を教えることに関する展望と自信Hong,
J.-L. and Kim, J.-Y. (K)
・ 仮想の生物多様性の学校:香港大学の生態・生物多様性学科におけるIT技術を利用した教授法の開発
Chan, B. K. K. & Hodgkiss, I. J. (H)
・ 遺伝子操作食品の生産:生物教育における一つのモジュールTang,
P. L. and Shiu, O. Y. (H)
・ 模擬実験:実験で哺乳類の生理学を教えるTang,
P. L. et al. (H)
閉会式
お別れパーティ・文化交流