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産業観光ツアー
展示会ほか
 
シンポジウム 子どもたちの発表
子どもたちのバイオマスと故郷(真庭市在住の子どもたち)
美甘小学校の発表
これから美甘地区の発表を始めます。僕たちは昨年11月19日に、美甘にあるクリエイト菅谷で、森や木に関する遊びや体験学習をしました。丸太切り競争ではグループに分かれ、どのグループが早く切れるかを競いました。普段はノコギリを使うことがないので、最初はなかなか切れませんでしたが、少し溝が深くなると調子が出てきて、交代しながら何とか切ることができました。年輪を数えたり、木がどの方向に向いて成長したかなどを教えてもらいました。それからペレットストーブやその燃料について、実物を見ながら説明してもらいました。木の製品をつくった後のおがくずなどが小さな燃料ペレットに変わり、熱の元になったり、出る灰が少なかったりすることを教えてもらいました。
昼ご飯は、豚汁とご飯をお腹いっぱい食べました。薪(まき)を燃やして大鍋でつくり大勢で食べる豚汁は、とてもおいしく体が温まりました。今は見られなくなりましたが、昔はどこの家でも、かまどで薪を燃やしたり炭を使ったりしながら料理をしたことなどを聞きました。
午後には、地元の池田さんから、森と人々の暮らしがいかに深くつながっていたのかの話を聞きました。遊び場であったり、おやつになる木の実を手に入れたり、燃料を得たり、材木を出荷して人々の暮らしを支えたり、また自然を守る天然のダムであったりと、いろいろなことが分かりました。講師の先生からは、石油資源には限りがあることや、電気で動く車があること、木材のいろいろな利用方法についても教えてもらいました。美甘では周りに広がっている森についても、意外に知らないことがあるのだなと思いました。
いろいろ話を聞いていて、少しずつバイオマスのことが分かってきました。捨てられていたおがくずや製品にならないような木材も、利用の仕方によっては立派な製品やエネルギー資源になることがよく分かりました。また、木は切り出して使っても、植えて大切に育てればまた大きくなり使うことができることや、使うとなくなってしまう石油との違いがよく分かりました。
私たちの住む美甘地区には、このようないいところがいっぱいあります。緑が多く紅葉もきれいだし、いろいろな山菜も取ることができます。野鳥もたくさんいて、きれいな鳴き声が聞こえてきます。クリエイト菅谷で巣箱を取り付けたら、そのうちの何個かにシジュウカラが巣をつくってヒナが育っていきました。また、珍しい古代米も栽培されていて、いろいろな食品に加工されています。今月中に完成する新しい美甘小学校は、床や壁、机や椅子などに木材がふんだんに使われています。教室にはペレットストーブもあります。新しい校舎で生活するのが楽しみです。
将来の美甘に期待することは、今のような緑がたっぷりで、川や空気がきれいで、小鳥や魚がたくさんいてほしいです。また、たくさんある木材を活かした産業がもっともっと盛んになったらいいと思います。働く場所があれば、都会に出た人が帰ってきて美甘が賑やかになると思います。
富原小学校の発表
私たちは真庭市立富原小学校の4年生と5年生です。私たちが住んでいる真庭市は、自然が豊かで水も空気もとてもきれいです。私は、林や森を育てていく林業の仕事のこと、育てた木が木材市場に運ばれ、それから加工されて製品になっていくことを、見学や体験を通して勉強してきました。これから林業学習やバイオマス体験活動、タウンミーティングで学習したことや感じたことを発表します。

僕たちは緑の少年隊や林業学習で森や林の見学をしました。その時、真庭市には多くの種類の木が生えていることを知りました。手入れをされたスギやヒノキの森林が多いことも知りました。そして枝打ち体験などを通して、森を育てる大切さに気づきました。真庭市の森を大切に育てていきたいです。
僕は森林資源の大切さを知りました。僕たちの学校の机や椅子は、地元の木でできています。学校の中には、靴箱や本箱など木でできたものがたくさんあります。家を建てるのにも、たくさん木が使われることも分かりました。木のくずまで燃料として使えるので、木は環境にやさしく無駄のない資源です。真庭市の森を大事に育てて、役にたつ木を多く育てていきたいです。
僕たちは月田にあるバイオマスの工場を見学しました。そこでは、木をくだいて機械に入れてネコ砂をつくっていました。ネコ砂はにおいがせず、猫がおしっこをしたら固まって取りやすく、飛び散ったり粉が出たりしないそうです。
バイオマスの他の利用法は、プラスチックのようなものをつくって花の鉢にできるそうです。この見学を通して、バイオマスというのがあることをはじめて知りました。まだ分からないことがたくさんあるので、もっとバイオマスについて勉強してみたいです。
樫邑小学校の発表
僕たちは樫邑緑の少年隊のメンバーです。今日は、僕たちが今まで学習してきた樫邑の事、これからの樫邑地区に期待する事を発表します。

1月14日に、産業学習館の奥にある炭焼き窯で炭焼き体験をしました。去年も授業で体験しましたが、今年は太い大きな木をあざやかに割るところも見せてもらい、木の性格をよく知っているからできることなのだと知りました。去年は学校でも自分たちで竹炭を焼き、水をきれいにする力を調べました。その炭で火をおこして、パンも焼いて食べました。木が姿を変えて生活に役だつものに変わることを、いろいろ体験しました。シイタケの菌植えもやらせてもらいました。これははじめての体験でした。食べられるまでに成長するのがとても楽しみです。生産するというのは、とても楽しいことだと思いました。
地域学習をしていくなかで、バイオマスという言葉をたくさん聞きました。この前のタウンミーティングのときも聞きましたが、もう一度インターネットで、バイオマスは何かを調べてみました。バイオマスとは、生物資源という意味でした。石油や石炭などの、使えばなくなる化石燃料と違って、今でも育て増やすことのできる資源ということです。そしてバイオマスエネルギーは、発電や暖房、車の燃料など、今の生活に必要なエネルギーのほとんどの替わりに使える可能性があるのだそうです。
こう考えると、輸入に頼らないで、日本で必要なエネルギーは日本でつくれるような気がします。何よりバイオマスは、この樫邑にたくさんあることになります。今まで樫邑は、きれいな水と空気、自然がいっぱいで遊ぶ場所もたくさんあり、とてもいいところだと思っていましたが、それだけではなく、こんなにたくさんの大切なエネルギーの宝庫だということが分かってびっくりしたし、未来は明るいぞとも思いました。
これらのことから樫邑の未来に期待することは、次のようなことです。ずっときれいな自然の中で暮らしたい。今のままで、きれいな川やきれいな山を残していきたい。そのために私たちは地域の人と毎年、クリーン作戦をしているし、みんなで楽しく自然の中で遊びます。スギやヒノキだけでなく実のなる木も、私たちが植えて育てています。
この美しい樫邑が、ただの自然の美しい田舎で終わるのではなく、バイオマスの宝庫として経済的にも豊かになったらどんなに素晴らしいことだろうと思うようになりました。

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