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雲南省 石林
雲南省の省都・昆明からバスで4時間(多分今では道がよくなってもっと早く行けるようになってると思うんだけど)ほどのところにある文字通り『石が林のようにはえている』不思議な風景のちっちゃい村です。
バスが終点に近付くに連れてカルスト地形に見られる独特な形の石がぼこぼこはえてきて、どんどん増えてくる。
あたしの『絶対にここには行くんだっ』と思っていたところのひとつ『石林』です。
(つまり他の街はほとんど、行き当たりばったりだったのよね。ほほほ。)
石林についたのは夕方。どうにもボーっとしている私は朝が苦手だったので午後に出発するバスで石林に向かいました。
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バスのチケットですわ
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途中の休憩地点で『串刺しのパイナップル』(と言っても都会で売ってるようなカットフルーツではなくて、小ぶりなもの丸一個を皮をむいて割り箸が刺さっているだけの、どこで食べてもかなりあま〜いものです)を買って食べたりして向かいました。
石林についたのは夕方で、バスを降りると『外人だっ』『日本人だっ』『待ってましたっ』とばかりにサニ族の女の子達に取り囲まれました。彼女たちの目的はホテルまで案内しつつ、明日の観光ガイドの予約を取り、ガイド料として報酬に自分たちが作った民芸品や民族衣装を買ってもらうことなのです。
とりあえず、目的のホテルに案内してもらって朝の待ち合わせ時間を決めて別れました。
翌日、約束の時間にホテルを出るとちゃんと全員(15人くらいかな)が待っていてくれました。そしてぞろぞろと観光の始まりです。
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入場券ですわ |
1元の衣装です
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てきぱきと『ここで記念写真取るから、衣装借りるの1元よ』とか、『石林広いから道に迷ったら帰れないからちゃんとついてきてね』などなど、さすがに仕切り上手です。だけど、ちゃんとついてきてねと言ってる割には、歩くのが速くてついていけないとろい私。
実は観光用に『大石林』と『小石林』という二つのルートがあるんだけど、案内してもらった大石林とは、遊歩道はあるものの時折道の悪いところもあり、斜めになった岩肌を歩かされたり、とろい私にとっては結構ハードな道だったのでした。
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大石林の中から見上げるとこんなんです
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ひたすら岩の中を歩きます
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そうして一通りのルートを歩き終えると、いよいよ彼女たちの即売会です。
北京から中国に入ってこの時点で約1ヶ月半が経っていましたが、誰にもおみやげなんて買ってなかったのでちょうどよかったということでかわいい刺繍の敷物やエプロン、そしてサニ族の衣装なんかを親戚お配り用にと購入しました。しっかし、えらいふっかけてきたのでこっちもえらい値切ってしまいました。
その後は彼女たちとは別れて、一人でのほほんと『小石林』を見に行ったり、やっぱりサニ族の人たちが出している露店の土産物屋なんかを見ていたんですが、ちょうど団体旅行の日本人がたくさん到着したようで、さっきまで一緒にいた少女達はターゲットを変え、しっかりとお仕事していました。ものすごくにぎやかになってきた石林の街でした。
夕方近くにになると観光客も減って、静かな石林に戻りました。それでもうろうろしていると
『あれ?まだ帰らないの?』と案内をしてくれた中の一人が見つけてくれました。
ほとんどの人が昆明から日帰りか一泊でやってくるらしく、私はもういないもんだと思われていたようです。
『もう一泊して行くんだよ』と言ったら『今日の仕事はもう終わったから一緒に散歩して、うちに遊びにおいでよ』と言ってくれました。
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お散歩の図
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お家の前にて
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お散歩コースは大石林をぐるっと取り囲むように造られている遊歩道で、とっても眺めがよかったです。
『日本語が下手だから間違っているところがあったら教えてね』
と言う少女はとっても仕事熱心。
だけど、学校はあんまり行っていないみたいで、毎日観光客相手に働いているということでちょっとショックでした。
お家ではひまわりの種を煎ってくれたりしたものを食べたり日本語の教科書などを見せてもらったのですが、書き込みがたくさんしてあって一生懸命さが伝わってきました。
壁に貼られた天安門と毛沢東のポスターが印象的でした。
翌朝、早朝のバスで昆明まで戻ったのですが、
『次にここに来ることがあったらもっと豊かになっていて欲しいな』
と思いました。
彼女たちは好きで毎日観光客相手の商売をしているとは思えないし、やりたいことだってきっとたくさんあるはずなのに・・・。あれからだいぶ経っているけれど、今頃どうしているのかなあ。
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外から見た大石林
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