西安その1

 

日本で言えば京都だと言われているだけあって、見所はてんこ盛りです。

市内はもちろんですが、郊外にも見所が多いのでこの町では初めて『観光バス』を使っての観光をしました。

駅前にて

西安は観光客が多いせいか、ただ単に優しい人が多いのか、 いろんな人の親切に触れることが出来ました。そのいくつかを交えてご紹介したいと思います。

 

早朝、列車で西安に着いたらまだバスは動いていずに、目当てとしていたホテルが遠かったので
駅前でバスの時間を待ってからホテルに向かったんですが、ボーっと乗っていたら降りるバス停を通り過ぎてしまったようで、終点まで行ってしまいました。
どうしようと思って車掌さんのおばちゃんに『○○ホテルに行きたかったんだけど、どこで降りればよかったの?』と尋ねると
おばちゃんは運転手の兄ちゃんとなにやら話をして、いきなり運転席についてハンドルを握ると笑顔で『じゃ、行くよ』と言うとバスは発車。
なんとホテルまで貸し切りバスになってしまいました。
せめて正規のバス代だけでも払おうと思ったのですが、受け取ってもらえず大きく手を振ってバスを見送りました。

そうしてついたそのホテルは持っていたガイドブックによると『安い』となっていたので向かったのですが、
中に入って世界が違うことに気がつきました。
いきなりロビーに噴水があり、建物も妙に新しくて、広々としてとってもきれい。フロントのおねーちゃんはとっても美人。(関係ないか)
だけど、試しに『一泊一番安い部屋でいくら?』と聞いてみました。
『250元』(当時は1元30円くらい)と言われて言葉を失いました。

だって、それまで泊まっていたホテルって一泊せいぜい10元とか、20元。清水の舞台から飛び降りたつもりで50元とかだったから。
『こりゃ、いかん』と思いびっくりしているとおねーちゃんは『150元にするから泊まらない?』と言ってきました。
それでも高いので荷物を抱えて立ち去ろうとすると『ちょっと待って』と後ろの事務室のようなドアを開けて中の人と話をして 『90元になったけど、どうする?』と言ってくれました。

後々のことを考えると、贅沢はしていられなかった私は『ごめんね。ありがとう』と、そのホテルを後にしてしまいました。 その後駅前まで戻り一泊35元のホテルに落ち着いたのでした。

 

その35元のホテルで、大阪から卒業旅行でやって来たという大学生4人組と一緒に西郊外の観光をツアーバスで行ってみようと言うことになり、参加してみました。

このバス、出発時間が決まってはいたんだけど、時間が過ぎても出発しませんでした。
なんで?と思っていたらなんとバスの席が満席になるまでチケットを販売していたのです。
結局40分くらい遅れてからの出発となりました。

ツアーバスで行った乾陵

ツアーバスと言ってもガイドさんが説明をしてくれるというものではなく
ただ単に観光ポイントを廻ってくれるだけのシンプルなものでした。入場料なんかは全部別。
あげくにすごい年期の入ったバスだから、シートはクッション悪いし、道も悪いので何回身体がジャンプしたか分かりません。 おかげで夕方頃にはお尻が痛かったです。

 

西安に行ったら目玉のひとつが『兵馬俑抗博物館』です。
ここにもツアーバスはあるのですが、こちらは一人で適当に行ってみました。

 

市内のバスターミナルで『兵馬俑抗まで』と言ってチケットを買おうとすると、窓口のおばちゃんがお金は受け取ったのにチケットをくれず いきなり席を離れ、突然奥のドアから『こっちこっち』と手まねきをしていたので行ってみました。 するとちょうどバスの出発時間だったようで、おばちゃんのおかげでギリギリの所ですぐのバスに乗り込めました。

おばちゃんは『この子は兵馬俑坑で降ろしてあげてね。』と車掌さんに言ってくれて、バスはすぐに出発。
途中、秦の始皇帝陵を見ながら進んで、兵馬俑坑近くで車掌さんが『ここだよ』と教えてくれて降りたのはバス停も何もないただの道。『あたし、帰れるのかなあ?』と思いながらも兵馬俑坑博物館に向かって歩きました。

中は撮影禁止だったのでチケット

華清池にて

兵馬俑坑博物館は秦始皇帝陵を守るように、取り囲むように並べて作られている兵士などのはにわを発掘しているところを そのまま博物館として公開しているところで、圧倒でした。
はにわといっても大きさがちゃんと人ひとり分くらいあるんですよ。しかも表情がひとつひとつ違って作られているというすごさ。そのほか、馬車とか、武器とか色々です。

あたしが行ったときにはひとつしか公開されていなかったけど、
現在では第二、第三抗も公開されているということで、機会があったらぜひいってみたいですね。

兵馬俑坑の後は近くにミニバス(乗客が集まり次第出発する個人経営などのバン。行先は表示してある)があったので、 またまた行き当たりばったりで乗れたバスを乗り継いで華清池などを見て夕方には駅前に戻ることが出来ました。