ワシントン条約
絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約の附属書の種(取引規制種)
原資料
トラフィック イーストアジア ジャパンに関連資料多数。
附属書I
今すでに絶滅する危険性がある生き物。学術目的以外の輸出入は禁止(人工養殖により生産されたものは附属書IIの取扱いを受けられる)。日本で記録がある種は以下のとおり(日本では絶滅したものを含む)
アホウドリ ハイイロペリカン コウノトリ トキ シジュウカラガン オジロワシ カタジロワシ シロハヤブサ ハヤブサ タンチョウ ナベヅル マナヅル ソデグロヅル カラフトアオアシシギ シロハラチュウシャクシギ ゴビズキンカモメ キタタキ
附属書II
国同士の取り引きを制限しないと、将来、絶滅の危険性が高くなるおそれがある生き物。輸出国の輸出許可がなければ、輸出入できない。日本で記録がある種は以下のとおり
ナベコウ ヘラサギ トモエガモ タカ目全種(附属書Iの種を除く) ツル科全種(附属書Iの種を除く) ノガン科全種 フクロウ目全種 ヤイロチョウ
このほか飼い鳥として輸入されたものが野生化している種にソウシチョウなどがある
ボン条約
移動性野生動物種の保全に関する条約附属種の種
原資料
ボン条約について
日本は批准しておらず(クジラがネック?)、仮訳が生物多様性情報センターにある。条約事務局のほか、IUCN日本委員会などにも資料がある。
以下は附属書の学名をもとに拾ってみたものだが、見落としがあるかもしれない。また、学名や亜種の扱いなどが日本で通常使われているものとは違う部分があり、付属書の意図する個体群が日本で記録されているものとは異なる可能性がある。原文の学名をつけたので、注意されたい。
附属種 I 登録種
絶滅のおそれのある移動性の種
Diomedea albatrus アホウドリ
Pterodroma phaeopygia ハワイシロハラミズナギドリ
Pelecanus crispus ハイイロペリカン
Gorsachius goisagi ミゾゴイ
Egretta eulophotes カラシラサギ
Ciconia boyciana (ニホン)コウノトリ
Anser cygnoides サカツラガン
Anser erythropus カリガネ
Anas formosa トモエガモ
Aythya nyroca メジロガモ
Haliaeetus albicilla オジロワシ
Haliaeetus pelagicus オオワシ
Aquila clanga カラフトワシ
Aquila heliaca カタシロワシ
Falco naumanni ヒメチョウゲンボウ
Grus japonensis タンチョウ
Grus monacha マナヅル
Grus vipio ナベヅル
Grus leucogeranus ソデグロヅル
Eurynorhynchus pygmeus ヘラシギ
Tryngites subruficollis コモンシギ
Tringa guttifer カラフトアオアシシギ
Numenius tenuirostris シロハラチュウシャクシギ
Larus saundersi ズグロカモメ
Larus relictus ゴビズキンカモメ
Synthliboramphus wumizusume カンムリウミスズメ
附属種 II 登録種
良好な保全状態にない移動性の種であって、その保全及び管理のために国際的な合意を必要とするもの、並びに、国際的な合意が達成されれば多大な恩恵を受けられる保全状態にある移動性の種
Diomedea immutabilis コアホウドリ
Diomedea nigripes クロアシアホウドリ
Ciconia nigra ナベコウ
Platalea leucorodia ヘラサギ
Anatidae spp. カモ目全種
Pandion haliaetus ミサゴ
Accipitridae spp. タカ科全種
Falconidae spp. ハヤブサ科全種
Grus spp. ツル属全種(Anthropoides virgo アネハヅルを含む)
Otis tarda ノガン
Recurvirostridae spp. セイタカシギ科全種
Charadriidae spp. チドリ科全種
Scolopacidae spp. シギ科全種(ヒレアシシギ科を含む)
Larus genei ハシボソカモメ
Sterna albifrons コアジサシ
Chlidonias niger niger ハシグロクロハラアジサシ
Muscicapidae (s.l.) spp. (広義の?)ヒタキ科全種(ウグイス科を含むとの注がある)

2009年版:詳細
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