H.Hiraizumi's BirdingPage:調査研究:カラーマーキング:キツツキ類

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調査・研究

標識鳥カラーマーキング情報

おもに個体識別しての行動調査のため付けられたもの

ノグチゲラ

nogutigera12015-15-42.gifSapheopipo noguchii (Okinawa Woodpecker) : Noguchi-gera

足輪(情報不足)

装着情報

LinkIcon沖縄のノグチゲラを調査(山階鳥研NEWS9月1日号)
LinkIcon沖縄・やんばる地区現地調査報告書(第二東京弁護士会 平成16年)

  • 批判もある中で1999年3月から足輪が付け始められ、2008年3月まに西銘岳で188羽、奥間で59羽(2005年まで)、計247羽に足輪が付けられているようです(その間再捕88羽)。両足に2個ずつ(カラーリング3つと,環境省の金属のリング1つ計4個)を装着しているようです(金属リングを含めた順序も識別に使用)。使用色は、濃い青、緑、橙色、桃色、水色、紫、黄色、白、緑(2003年3月までは濃い緑:草色と薄い緑:黄緑も使用)。

参考:LinkIcon環境省那覇自然環境事務所調達情報:平成20年度ノグチゲラ発信機等装着及び追跡等調査業務

以下、平成19年度ノグチゲラ捕獲追跡等調査事業報告書より(環境省図書館にあり)

1999200020012002200320042005 200620072008合計
新装着数19324820302524192010247
西銘岳5243916192412192010188
奥間1489411112---59

2008年は3月までの集計

参考:平成19年度に西銘岳調査地で確認された個体

放鳥19992000200020002001 20012002 20032003 200420042004
足輪mmmmmm
mmmmmm
性別
放鳥200420042004200420052006200620062006200620062007
足輪mmmmmmmmmmmm
m
性別
放鳥200720072007200720072007
足輪mmmmmm
性別-

mは環境省メタルリング

調査成果

LinkIconノグチゲラの現状とこれからの保全研究(石田健:第110回鳥ゼミ)
LinkIconヤンバルクイナたちはいま 第3話(RIK)

  • BIRDER誌の記事などによると、つがい関係が死ぬまで続くらしいことや、7年以上生存して繁殖を続けている個体がいることがわかってきているそうです。
  • 最近のやんばる野生生物保護センター制作のパンフレットによると9年連続で繁殖したオスがいるそうです。

保護増殖事業計画には、「標識の装着等による個体識別やラジオトラッキング等の手法を活用し、個体の移動、分散等の実態や繁殖期、非繁殖期の行動及び行動圏等を把握する」となっているが、調査期間や付けられた標識の数などと比べて、目にする結果が少し寂しいような気も。平成19年度の報告書しか見ていないが、留鳥で生息域も限られている割には観察されている個体が少ないような気がする。この年は繁殖が良好でそちらに時間を取られたり、例年2人で追跡しているのが1人になったりしたそうだが、行動域の図も3〜4点の確認地点をもとに描かれているものが多く、もっと人員/予算をかけるべきだろう。

クマゲラ

kumagera12015-16-22.gifDryocopus martius (Black Woodpecker) : Kuma-gera

足輪

装着情報(時期から見て死亡していると思われる)

「クマゲラの森から」(有澤,1993)

  • カラーリングを付けた記述あり。成鳥について12羽を継続観察し、最長9年観察でき、幼鳥には14羽に付けて巣立たせたが、再確認できた個体はないとされている。

コゲラ

kogera1.gifDendrocopos kizuki (Japanese Pygmy Woodpecker) : Ko-gera

足輪

装着情報(時期から見て死亡していると思われる)

石田健 (1992) コゲラの標識調査 日本鳥類標識協会誌 7:1-9 ほかより

地域装着数使用色
世田谷区1988年6、89年2、90年5、91年3:計16羽右脚:
 金属足輪+
 色リング0〜1個
左脚:
 色リング2個

93年〜左右逆有?

黄緑
板橋区1988年4、89年6、90年1:計11羽
練馬区1990年3、91年4:計7羽濃桃色
国立市1990年4、91年4:計8羽空色
秩父1989年2、90年18、91年4、92年1、
93年4、94年9:計38羽
93年以降
追加色
三宅島94年4羽

調査報告例

土橋信夫 (1989)