作家の紹介


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1999年





2000年

岡山県備前市に生まれる
早稲田大学理工学部卒業
本田技術研究所開発部デザイン課を経て伝統工芸士・松本康人に師事
備前市蕃山に登り窯を築き、独立
東京上野・COSIMAアートギャラリーにて第一回作陶展
下関市・長府庭園の型絵展に協賛
第三文明展入選
東京上野・COSIMAアートギャラリーにて第二回作陶展
川西阪急にて第一回陶展
岡山県美術展覧会入選
東京日比谷・ギャラリー巴堂にて陶芸展
岐阜市・光芳堂にて陶芸展
川西阪急にて第二回陶展
東京新宿・ギャラリー巴堂にて陶芸展
焼き締め陶公募展(トリエンナーレ)入選
川西阪急にて第三回陶展
倉敷市エル・パティオ クラシキにて登り窯二人展
岡山県美術展覧会入選
日本伝統工芸展入選
東京新宿・ギャラリー巴堂にて陶芸展
青森・松木屋にて陶芸展
川西阪急にて第四回陶展
朝日陶芸展入選
岡山県美術展覧会入選
長三賞陶芸展(ビエンナーレ)入選
酒の器創作展  蔵元賞
東京新宿・ギャラリー巴堂にて陶芸展

川西阪急にて第五回陶展
郡山市 ギャラリー觀にて陶展

窯たきの様子

〈推薦の言葉〉

ある年、本田技術研究所の開発部デザイン課は、数年ぶりに一人を採用した。なぜか、その難関を突破した早稲田大学理工学部卒の若者は、わずかな期間で辞めている。聞けば、故里備前で陶工をしているという。
工場製の工芸品から逃げ、心地よさを創出する手造りを選んだのが、若かった松本頼明さんであった。四十年ぶりという炎威の年に、私は備前の里に心の涼を求めた。知友に会いたくなったからである。
備前焼は、土そのものの味わいを尊ぶ無釉の焼もので、平安の昔から千年の歴史をもつ。頼明さんの作品は、その伝統的技法に大学で学んだ理法を加え、独創的な造形の作風を目指す高い志が息づいている。自ら買った苦労と辛抱で培わされた感性が、きびしさと温かさ、しなやかさと固さ、美しさと重厚さを生みだしているではないか。
工房と窯も観た。まもなく窯たきが始まるという。窯詰をまつ素朴で土味のいい二千個の素地と、見事に積み上げられた割り木に本物を感じた。頼明さんの周到な心組みが、声をあげないささやきとなって聞こえてくる。
仕事は祈りである。自ら最善を尽くして神仏に祈れと古人は教えた。桂花園三代の願いをこめた、心をゆすぶらずにおかない炎の舞が、頼明さんの備前焼である。
私達は、ひたすら天の贈物を待つだけである。
かわしま      ひろもり   
川島 廣守
日本プロ野球組織コミッショナー
本田財団理事長