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膈を動かす
要は、良い呼吸をすることに尽きます。
呼吸法には色々ありますが、
Weilもまた呼吸法に着目しています。
漢方的な上腹部の緊張、胸脇苦満、心下痞硬などは
呼吸の弱さ・姑息さが一つの原因になっていると判断しています。
梅核気も、呼吸の悪さが絡んできます。
とにかく、姿勢を良くして、横隔膜が上下に大きく動く
深い呼吸が健やかな心身を維持するためには必須のものです。
下向いたままでは、その呼吸程度は自ずと知れております。胸を張り、
遠くを見詰めた良い姿勢で膈を存分に動かしてください。
酸素の取り込みが良くなりますから、心身ともにご機嫌になります。
上焦、中焦の臓器の機能がアップすることは間違いありません。
ひいては下焦にも元気が出てくると思います。
運動(良い姿勢と良い動きが大切です)は
横隔膜が自ずと良く動きますので、
お薦めの療法になると思います。
良い呼気・排気で胸に溜まったゴミ(やまいだれの於)が除かれます。
(大小、二便だけではなく、実は肺からもゴミは排泄されています)
それから、膈の動きが良くなれば、胃腸の調子も当然良くなります。
喘息のお子さんにもお薦めです。膈の動きが悪いと喘息になる訳ですから。
喘息に水泳などが奨められるのはこの理由からです。
この「膈の動きが大事」という事は、この春(1905)の南京訪問の際に、
黄煌先生に伝えております。傷寒論など正統派の古典に詳しく、また
日本漢方の腹診なども診察に取り入れてられている方です。
「膈を動かす」に、結構、興味を持たれた様子です。

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