第25回次世代ワールドホビーフェア 簡易レポート
毎年恒例、1月20・21日に幕張メッセで開催されたWHFのレポートです。
正直、批判的な意見が多めなんでご了承を。
■タカラトミー
さて、では早速、サイト閲覧者のみなさまも・
そして何よりきみどり本人も一番気になっているタカラトミー様から見ていきましょう。
前回までの死にそうな狭さに比べると、若干の余裕は見られます。
・・・というか、リストラされてる項目が多すぎ。
折り紙は当然として、ゾイドブロックスや騎刃王、カブトボーグも跡形もなく消えています。
旧トミー様関連に至っては、ゾイドカードコロシアムしか残ってない始末。
にも関わらず、「的を絞った運営」とは見えないのが頭痛のタネなワケなんですが・・・
それでもなお、DM回りなんかは混雑してます。

ただ、例によってこの混雑は不健康な混み方なんですよね。
件の限定パック販売と、新規プロモ(紅神龍ガルドス)のせいで、小学生限定イベントに中高生が平気で出てる。
もちろんこうなるのは分かり切ってるのにプロモをばらまくタカラトミーの販売戦略が悪いんですが、
だからといって参加している側も少しは恥を知れと。
「中高生のためのイベントを用意しない方が悪い」という意見もあるけど、
そもそもDMが本来子供向けゲームであり、たとえばデュエルロードなんかにしても
「わざわざ対象層でない人間が参加させてもらってる」って意識が欠如しすぎだと思うんだよねー。
あとまぁ、中学生の子達が口を揃えて言ってたのが
「俺より大きい人も参加してましたよ」ってヒトコト。
とりあえず、その理論で辿っていくと行き着くであろう「一番大きい人」はそろそろ身の程をわきまえてくれ。
それ以外の中高生は、そういう恥ずかしい人と同列にならずに後ろ指さしてやるくらいの意識は持ってくれ。
ウズマジンが出たら、逆にこーいう層だけ残ってDMが肥溜めになるじゃないかと心配でなりません。

でもってもう一ヶ所そこそこ混んでたのがゾイド。
先述のようにカードコロシアムしか置かれていなかったため、量り売りを期待していた身としては残念なのですが、
カードコロシアムに大きいお友達が殺到。
どうやら、「Ziガール」なる、女のコ化ゾイドのカードが配布されていた模様。
・・・うーん、それってどうなんだろう・・・
いや、誤解のないようにというか閲覧者のみなさんはそもそも重々承知してらっしゃると思うんですが、
きみどりはこーいう「なんでもかんでも萌えキャラ化してしまえひゃっほう」なノリは嫌いじゃありませんよ?
いや、むしろ自信持って大好きだと言えます。・・・自信持つ場所じゃないけど。
今回のゾイドのイラストだって好きな絵柄だしねん。
しかし。しかし、それをWHFで配る必要があるか?
放っておいても人・特に子供が群がるイベントで、わざわざヲタク向けのキャンペーンを行うのはどう考えてもおかしい。
そもそもゾイドはゾイド博とか専門イベントも用意できるし、TBHだってある。
小さい子供や女のコがたくさん来るときにこんなコトをする価値が見えません。
そもそもカードコロシアムにこーいうカードを作るコト自体、不健全な絵だと思うんですけどねぇ・・・
ガンダムカードでクスコ・アルが高騰しようが、三国志大戦でUC董白さんだけ無限回収しようが(身内ネタ)構いませんが、
ラブandベリーやムシキングと並んで置かれた筐体に、大きいお友達が並ぶ日が来たりすると
それはやっぱりよろしくないと思うのですよ。
オンラインウォーズとか、そもそもヲタク向けなコンテンツなら何も文句ないけどね。

お待ちかねのクラビー・・・なんですが、思った異常に閑散。
夏のWHFやTBHではもう少し賑わってた印象だけに、ちょっと意外と言えば意外なんですが、
アニメはグダグダ・新製品も3ヶ月出てない以上、そりゃ子供達も盛り下がるよなぁ・・・

フリー体験競技は4人同時の大型クラッシュタワー破壊チャレンジ。
バトルではなく、4人が同時に楽しめる・・・という意味では確かに良い案ではあります。
ただ、設置が手作業なので時間が掛かるのが難点。
逆に、ココで待たせるんだから受付の時にマシンチェックとかすれば良いのに・・・
というか改造にレギュレーションを設けておきながら、車検がないのは矛盾してないかと思うのです。
危ない危ないって過保護な親から怒られそうな玩具なんだし、そういうところは手抜くべきじゃないと思うなぁ・・・
少なくとも、ホールドパーツ弄ってるかどうかくらいはチェックすべき。

あー、ちなみにこの競技クリアで全員にジャスティスイフリートドレスアップステッカーが貰えました。
それ前回購入特典だったブツじゃあ・・・
今まで競技参加の特典が限定色パーツだったことを考えると、この辺りにも手抜き感が見えます。
で、時間を区切って大会。予選は1対1の2段クラッシュタワーバトル。
競技台が2つしかない上、例によって設営に時間が掛かるので、待ち時間が無駄に長いです・・・
このへん、BBがトークで間を持たせるべきなんだろうけど、
流石におねえさん抜きで(おねえさんはゾイドとかQステアとか引っ張りだこでした)そこまでは厳しいか。
いや、BBも当初に比べると凄く上手になってるんですけどね。
・・・でもコレがBBの引退試合なのか・・・(小声)
ちなみに大会はカナも参加。
アストラルコア×67ミドル×シンクログリップのビクトリーマグナムイフリートで参戦。
きみどり「どうだった?」
カナ「ムリ、相手の方が早い」
言ってる間にもどんどん「1秒」という記録が出てる始末。
前回も言った気がするけど、この「1秒」って、自滅や震動の可能性も多々あるから
記録として有効なのかどうかは甚だ疑問ではあるんですが。
そのあたりがクラッシュタワーバトルの根本的な問題点でもありますね。
カナ「予備のマシンかパーツある?」
きみどり「昨日完成させたミナツキエトワールが」
カナ「それで行ってみる」
きみどり「まだ実戦させたこと無いから、実際の動きは分からないよ」
カナ「少なくともトリガーの動きがすごくいいから、使いやすいとは思う」
とか話しつつ回りの参加者を見たんですが、好成績残してる子達の大半は
アダプターマガジン・ゼロアダプター経由でペットボトルマガジンやバトルマガジン付けてるんですよね。
「クラッシュビーダマンの大会」なのに、有利に戦うためには「バトルビーダマンのパーツ」が必要。
これもクラビーの抱える大きな問題点でした。
カナ「・・・ダメ、威力が足りない」
きみどり「もう一つあるよ・・・キサラギエトワール!」
カナ「キサラギ?」
きみどり「旧型だけど、まぁ行けるんでない?」
・・・・・
カナ「一応目の前の相手には勝ったけど、記録は10秒」
きみどり「キサラギとイフリート貸して」
カナ「え?」
きみどり「全部合体させる!」
というワケで、今回の参加マシン。

オーガスト・イフリートってトコでしょか。
このマシンでのベストタイムが6秒。
まぁ、あわよくば決勝に残れる程度の戦績かと思ってたんですが、
何と決勝は全員が1秒。なんだそりゃ。

決勝は2段クラッシュタワー2セットでの「ツインクラッシュタワーバトル」。
栄冠に向けて戦うビーダーさん達のセッティング・バトルスタイルをチェックしてたんですが・・・
正直、良くない。
なんで1秒って記録が続出してたのかと思ったら、機体をかなりの速度で前後に動かす
連続ブーストマグナムをするビーダーが多かった模様。
決勝でもそうしたプレイングが多く見られました。
・・・いや、それ自体は悪くはないんだけれども、ビーダー本人も、そしてジャッジも
ラインオーバーや震動に対して無頓着すぎるのは競技としておかしい。
「シューティングエリアから出ないようにしてくれ」とルール説明をした以上、
横にいるスタッフは、失格までは取らなくても「線出ないようにねー」と声を掛けるなり、
事前に「2回注意を受けると失格になるから注意してくれ」とアナウンスする
(実際に失格にせずとも、そういう言い方をすれば1回目の注意で気を付ける)なり、
競技の公平性を保つ手段はいくらでもあったハズです。
そもそも、タワーは上述のように震動で倒れる可能性もあり、実際、決勝でも
それによって決着が付いた試合がありました。
「クラッシュビーダマンで一番のビーダーを決める、名誉ある大会」が、こんな形で良いのか?
以前にも何度か言った気がするんですが、「子供達にとっての真剣勝負」を
大人が勝手に「なぁなぁの子供騙し」に作り替えるのは最低であり、ユーザーへの裏切りです。
体験会と大会をわざわざ分けてるんだし、少なくとも大会は、ある程度張りつめた空気というか
一定の厳格さは必要だと思うんですが。
DM(とゆかTCG)のプレイ態度の悪さは、プレイヤー自身の責任が大きいと思ってますが、
ビーダマンにおいて、たとえば手荒なブーストマグナムにせよ、ラインオーバーにせよ、
審判に当たる人間が指摘しなきゃ直しようがない部分ですよ。
必死になればラインオーバーすることもあるでしょう。ましてや子供です。
それを指摘して、競技を公平に保つのが大人の役目。
遊びを通じてルールを学ぶ、それもまた遊びの役割。
イベントは商品の販促であると同時に、子供達が遊びに来る場でもあります。
子供達が気持ちよく遊べる、そのために必要なのは「好きにさせること」じゃないと思うんですが。
結局その辺、企画側もなんですが、現場スタッフのぬるさが目立ったかなー。
明らかに「JBAのジャッジ」ではなく「タワー組み立てのバイト」としての価値しかなかった。
正直、こんなグダグダなら、エキスパート大会に派遣されてくる営業のお兄さんの方が
よっぽど手際よく受付・ジャッジ・司会・タワー設営すべてこなしてくれたと思いますよ?
クラッシュビーダマンの問題点は、一つ一つ述べていこうとすると枚挙に暇がないんですが、
結局すべてこうした「作り手側の意識の低さ」に帰結するのは間違いないでしょう。
つるさんも指摘されてますし、きみどり自身もBBSなんかで幾度となく言ったんですが、
出来の悪いアニメを1年間無駄に流す予算があるなら、
なんで店舗イベントを開いて、実際に子供に手に取ってもらおうとしないのか。
なんで実際に手に取ってもらえる機会に、魅力のない景品(シール)しか用意できなかったのか。
なんで実際に手に取って、パーツも買って競技してくれている子供達に、マトモな競技をさせてあげられないのか。
売れなくても、それを営業努力である程度カバーするのが一流企業でしょう。
「最初糞ゲーだと思われてたけど、こまめなルールサポートと熱心なイベント運営でむしろ好印象」
ってゲームや玩具は多々あると思うんですが(現行なら牙TCGや爆丸かな)。
売れないと言っても買った人はたくさんいる。
少ないお小遣いを貯めて買った子供、クリスマスや誕生日に頼んだ子供。
そうした子供達を裏切るような商品展開をしてほしくない、と強く思います。
・・・騎刃王とかのぶん投げっぷり見てると本当に不安なワケですが。
頭痛くなってきたんで次。
期待の新TCG「ウズマジン」は、狭い部屋に10人くらいずつ連れ込んでムービー上映。
おばあちゃんに健康器具売りつける商法みたいだぞコレ(笑)
子供限定でサンプルも配ってましたが、意外と大雑把で、何故かきみどりも貰えました。

ちょっと荒いけどこんなカンジ。
キーチェーンが通ってるため、実際にゲームでは使えませんが(ココは偉い)
基本的にデザインは製品版もこんなのみたいです。
正方形で4辺はクリアになってます。
あと光にかざすと裏が透ける(笑)

90°ズラして重ねると、キーワード能力だけ下のカードが見えます。
あとなんかDMステージでもいろいろグラサンの人が語ってたっぽいですが

WHFでは詳細はあんま分かりませんでした。
・・・まさかその数日後、某店のK店長がトイフォーラムで追加情報とサンプルカードを
あっさりとゲットしてきてくれるとは、このとき夢にも思わなかったのだ・・・(小声)
タカラトミー様のその他のボーイズホビーはイマイチ煮え切らず。いや、いつものことだけど。
きみどり「あれ?おてんこってあんなに人相悪かったっけ?」
かめさん「いや、あれ妖逆門のキャラですよ」
そうそう、今回の大きな失敗のひとつ(いや、俺に言わせれば全部失敗なんだけど)が物販コーナー。
少なくとも、ボーイズとガールズを1ヶ所で販売したのは致命的。
それこそDMやゾイドガールズで女のコが近づけるような空気じゃなかったのに、何故ココで販売したのか。
どう考えてもちゃおガールズアーケードに持っていくべき。
そしてっ!チャームエンジェルのサプライを先行販売するなら先に言ってほしかった!
・・・というか、先行販売会場にも置いといてくれよ;
手持ち使い切ってから発見して途方に暮れましたよ・・・
いいんだ、お店で発注するから・・・(職権濫用)
あ、クラビーのパーツ投げ売りに関しては、個人的には別にいいんでないかと。
当時はメタルビーダマンの存在は知らなかったわけですが、ビーダマンが続くにせよ終わるにせよ
少なくとも「クラビー」というシリーズに未来がないのは子供だって分かるでしょうし。
たぶん続く