青海島の紹介~四季折々の海中生物達




青い海の島と書いて、おおみじまと読みます。
面積14平方キロメートル、周囲は約40キロメートル。本土との間は青海大橋で連絡されている。島の最高点は北東側にある高山319.9メートル。いくつかの島が砂州でつながってひとつの島となっている。島の北岸は日本海の荒波を受けた浸食地形となっており、その奇岩の並び立つ様子は「海上アルプス」とも称される。対岸の仙崎港から観光遊覧船が発着しており、島の外周を一周することができる。島の南西には砂州の波の橋立に囲まれた潟湖の青海湖がある。
ダイビングポイントは、日本海に面した船越海岸と、内湾の紫津浦(しつうら)の2つがあり、よほど強力な台風が接近しているとき以外は必ずどちらかで潜ることができます。


青海島北側のポイント。
北西に面していますので、季節風が吹き荒れる冬場は使えないことが多くなります。
トイレ、シャワー(市営で7月~9月末までOPEN)、休憩棟があり、夏は海水浴客、ダイバーで賑わいます。


青海島北側の内湾ポイント。
入り組んだ湾で、よほどの台風でも来ない限りエントリー可能。
主に季節風が吹く冬場によく利用されます。
良く見られる生物は、チャガラ(産卵シーン)、タツノオトシゴ、クサウオ、イトヒキハゼ、ウミウシの仲間、ミジンベニハゼ、キアンコウの幼魚、コウイカの仲間(繁殖行動)などなど。



◆水温:13~16℃ ◆適したスーツ:ドライスーツ、ウィンターグローブ、フード
冬場はなんといってもダンゴウオが主役でしょう。
全国から、ダンゴウオの幼魚を撮影するためにダイバーがやってきます!
確立は低いですが見れたら超ラッキーなキアンコウの幼魚。
高確率で見ることができる様々な模様のスナビクニン。
求愛から産卵、そしてハッチアウトまで確認できるチャガラ。
ダイナミックな産卵行動を繰り広げるアオリイカ。
激しい交接と、見応えがある雄同士の喧嘩、感動的な産卵を行うコウイカ。
忙しく動き回り、放精するヒメギンポ。
セスジミノウミウシ等の艶やかなミノウミウシの仲間。
などなど、水温は低いですが、海の中はHOTなネタが満載です。

左から、ダンゴウオの幼魚・ダンゴウオ・キアンコウの幼魚・スナビクニン・岩影で卵を守るチャガラ・産卵にやってきたアオリイカ、産卵中のコウイカ・ヒメギンポの繁殖行動・セスジミノウミウシ。
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◆水温:18~27℃ ◆適したスーツ:6月=ドライスーツ、7・8月=ロクハンもしくはウェットスーツ+フードベスト
水温が一気に上がり賑やかな季節を迎えす。
ハナイカが産卵し、卵の中の稚イカ達が親と同じ姿になり、ハッチアウトするまでの一部始終を観察可能。
ウミウシはイロウミウシの仲間が増えとてもカラフルに。
岩の隙間では、ミサキズジハゼやオキナワベニハゼが姿を見せ、南国気分も味わえます。
テンロクケボリや、ベニキヌヅツミなどの珍しい貝の仲間もたくさん見ることができ、多くの被写体に目移りしてしまう季節です。

左から、ハナイカ・ハナイカの卵・ミサキスジハゼ・サガミイロウミウシ・卵を守るニジギンポ・テンロクケボリ・クロエリギンポ・求愛中のヤマドリの雄・マダラギンポ。
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◆水温:27~20℃ ◆適したスーツ:ロクハン → ドライスーツ
季節来遊魚(=死滅回遊魚)で賑わう季節です。
通常、日本海で目にすることができない生物が潮の流れに乗ってやってきます。
そして徐々に水温が下がり始めると、夏場は使わなかったポイント、紫津浦が面白くなってきます。
オニハゼやカスリハゼ、ハナハゼ、ミジンベニハゼなどが、地味な日本海に彩りを添えてくれます。

左から、ハナイカの卵・卵の世話をするソラスズメダイ・オトヒメエビ・ハタタテダイ・オニハゼ・ハナハゼ・クマノミ・ミジンベニハゼ・タコベラ。
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◆水温:19 → 10℃ ◆適したスーツ:ドライスーツ、フード、ウィンターグローブ、カイロ
冬場は北西の季節風に強い内湾の紫津浦で潜ることが多くなります。
どんなに日本海が荒れていようと紫津浦は池のように穏やかで、優しくダイバーを迎えてくれます。
そんな紫津浦で、是非とも堪能して欲しいのがチャガラの生態。
チャガラの発祥の地とも言われるここ紫津浦では、求愛、喧嘩、産卵、ハッチアウトまで、全ての生態を観察することが可能です。
全国的にも珍しい、クサウオも産卵からハッチアウトまで観察可能で、プロの写真家からも注目を集めています。
珍しいウミコチョウの仲間や、妖艶なミノウミウシの仲間も増え、寒さを忘れる一時です。

写真左から、チャガラの誇示行動・チャガラの求愛・卵を守るチャガラ・チャガラのハッチアウト・クサウオ・クサウオの卵ハッチアウト・アユカワウミコチョウ・ミノウミウシの仲間・スミゾメミノウミウシの産卵。
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