06年10月21日 ワーナーマイカルみなとみらいで親友の尚と二人で見たぜ。 イギリスはロンドンから遥か片田舎に、主人公の少年は生まれた。彼のお父さんはこの地で、職人気質でコツコツと靴を創って来た。質実剛健で、決して華美ではないけれど、愛着の沸く靴を作って来た。 場面は代わって、海沿いのウッドデッキが敷かれた店の前のベンチ。ミニスカートから出た足はその日の寒さに震えて。髪の毛をコーンロウに編んだその子は自分の脇に置かれたカゴバックから、ヒールのついた赤いエナメルのでこ靴を取り出す。早速その靴を今まで履いていた白いスニーカーから履き替えれば、今までの寒さなんか何処吹く風で、思わすスキップから、リズムはステップに変わって、夢中で踊り始める・・・。だがその時父親が怒鳴る! 「コラっ!このバカ息子が。」 さて主人公の「チャーリー」は父親が亡くなり、時代に乗りそこね納品できなかった山積みの靴と、借金だらけの靴工場を背負う事になり。あのスッテプを踏んでいた男の子は、ロンドンでも有名なドラッククイーンの「ローラ」になっていた。で、このまま行けばなーんの接点も無い二人は偶然出会う!チャーリーは、傾いた工場の復活に前代未聞の案をぶち上げる! 「男性向けの、性的偏向者(キンキーな)ブーツ」を創ろうと! そしてチャーリーは起死回生のキーマンとして「ローラ」に協力を頼む、工場の保守的な従業員には知られぬ様に、隠密に動いていたのに、メタリックターコイズのミニスカタイトスーツと、おそろいの色のピンヒールで田舎町の工場に乗り込んでくるごっつい黒人ドラッククイーン!そこから始まるドタバタハートフルコメディなのだが、この話なんと実話を基に作られたお話!すげぇイギリス。 イギリスの映画という事もあって、決してハリウッド的過剰演出は無いんだけど、兎に角主人公のチャーリーとローラのやり取りは傑作!ローラは堅実だけどもっさいデザインのブーツを作るチャーリーに啖呵をきる!「アンタが作るのは、長さ75センチの筒状のSEXよ!」と。ローラが周囲から蔑まれ続けて生きてきた人生。靴工場を切り盛りするには、素質が足らないチャーリー。二人は互いに相反しながら、相手の本質を認め合う。 さー、この映画は一人でも友人とでも、カップルでも間違いなく楽しめる作品。最後のショーはちょっと感動するよ、見てみて損はさせません。キンキーブーツ今年感動した一本! |