バードの自己紹介

5月生まれの双子座
血液型は O型
動物占いは狼。
なるほど。
仲のいい知人がさらに
細かい分類を見たら
「好感の持てる狼。」
って。
「どんなやねん。」と聞いたら
「まんまじゃん。」と返された。
派手に見られがちですが、
意外と良識的。引く所は引く。
得意技は料理
苦手は几帳面に、コツコツ
何かをやっつける事
あと、自分に向かって
真っ直ぐな愛情とか苦手。

好きな物は、お酒。ジンと
赤ワイン。

それと「相談聞き係」らしい。




























































































































































































































お礼を言うのは僕の方。

 2002/7/29
 この頃、バードは仕事の事で随分と迷っていた。相談相手もいなかったし、心を許した相手には、喋って欲しくない事をひろめられた。自分が今まで信じて、好きでいようと思っていた自分にすらも、自信を失いかけた。
 でも、こんな自分で間違いが無かった事が分かった出来事があった。

 友人が、誰にも言わず心の中だけに隠していた秘密を話してくれた、僕を信用して話してくれたと聞いて。とても、とても、嬉しかった。その日二人で歩いていた赤レンガパーク。手渡したバードのデジカメで、君が撮った一瞬は、その日のことを決して忘れる事ができない、ビジュアル付きの思い出としてあの夏のページを区切るしおりのように、心の中に挟まった。

 バードは君から色んなことを教わった。地面まで視点を下ろす、背伸びをして視点を上げる、たったそれだけの事が、いつも知っている風景を、今まで見たことの無い新しい景色に変えてくれることを。
 心を堅くして縮こまっていた僕が、苦しいと思っていた悩み事なんて、こーんな、コーンナちっぽけな事と、気付かせてくれた。感謝をするのは僕の方、有難う。本当に。親愛なる君へ。







































































































































































































































ワインの澱。

 2004/3/5
 「ワイン」は「ウオッカ」や「ブランデー」みたいに蒸留をしていない。原料もぶどうだし、封もコルクで栓をしているので澱が溜まる事が良くある。美味しいワインの澱は、そのワインの抜栓されるまでの歴史のクズだ。ワインは悪酔いをするから得意じゃないと言う人も多い。「焼酎は翌日に残らないから」とか「ウオッカってあんまりお酒の味がしないから」と蒸留されたお酒を好む人もいる。多分製造工程に細密なフィルターを通して濾したら、澱のないワインも作れるのだろうけど、それってあまりにも味気なく感じる。
 例え上玉で、ラベルもボトルも美しく、由緒正しいワイナリーの出だとしても、心の中に澱一つも見当たらない綺麗綺麗な人とは、あまりお付き合いしたくない、だってバードさんかなり飲める口だし。って言うか、そう言う方はバードさんに対しても興味はないであろう。

 まさかと思うような悲しい出来事を知った。昼ドラ「牡丹と薔薇」の比じゃない(あれはあれで今日見たら、理解不能な所まで話しがぶっ飛んでいたが)。何故かバードは、自分自身に起こる悲しみには涙も出ないし、じっと口を結んで、その悲しみが心の中で澱になって沈むまで我慢してしまう。
 しかし、今回の事は思わず涙がこぼれた、周りなんか気にもならなかった、本当に悲しい事と言うのは現実にある物なのだと、後ろから口頭部を殴られたようだ。
 ケリがつかない気持ちが結晶した澱が混ざっているなんて、もしバードの心がワインならば、なんてバランスの悪い酷い味だろう。とか、考えたら、誰にも封など開けさせず胸の奥のセラーごと封印してしまいたい、と思って見たり。一匹狼生活は更に続きそうである。












































































































































































ただソコにいること。

 2004/9/某日
 なんだかなー、なんだろう。帰り道で言われた言葉には二の句が告げなかった。だってそれに対して何を言えばいい?
 薬を飲めば延命。しかし副作用で日常生活が出来なくなる。
       「死んでるように生きる」か
      「生き生きと突っ走って死ぬ」こと

の、どちらに対して何を言えるだろう。自分はきっとこの大事な人に、もしも最後の時が来て、その場に立ち会う事となったらどうしようと戸惑って、しかも取り乱しているのだ。
 この人は何故こんなに穏やかでしかも悠々としているのだろう?バードさんはいきがって前に言ったのだ「もしもお前がすっかりみすぼらしくなって死ぬときが来るなら、どんなにお前が嫌がってもそばで看取ってやる」と、その気持ちは今も変わらないが、その言葉の重みがどんどん増している。その言葉がどれだけ軽はずみで、自分側の視点で出た発言だったか。
 「誰でもいつかは死ぬ、それが早いか遅いかの違い」と、あいつと自分の意見は共通しているけど、バードさんは思う、できれば長く生きていて欲しいと。なんか、予感がしたんだよ、全然君はへっちゃらで、下手したら全然バードさんより長生きしそうな気が。
 悲しみはその度合いが激しいと、涙すらも出ないんだよ。ただ心の空洞に吹き込む風に吹かれて、笛のようなかすかな音がなり続くんだよ。君がいなくなることは悲しいことなんだ、バードさんだけじゃなく多くの人が胸を痛めるんだ。
        生きていて欲しいんだ、
        生きていて欲しいんだ。
        ただ、それだけなんだ。










































































































































ルビーフルーツ

 041010
 「ざくろは血の味、人の味」と言う諺があるそうですが。禁断のルビーフルーツ、グレナデンシロップの憂鬱な赤とは違って、生のざくろの実は動脈血のような鮮やかで、ぬらぬらとして艶かしい色だ。
 バードさんは、2年前にたった一つの秘密を知る事となった。その時には静かにそっとその秘密の扉の内側に忍び込んだ、ソコは静かで湿度も低く、暗すぎて中の様子を気にすることもなかったのだ、ソコには扉の中を見せてくれた小鹿のようなあの人と自分しか居ない場所で、しかも自分の立場は傍観者と言うイノセントだった。しかしこの2年で事は充分に動いていた、途中からソコにはもう一人、寂しがりで強がりのウサギが増えた。バードさんはただ「ともに感じることしか出来ない傍観者」だと言う重力が2倍にかかり、心の一部分はその重力にいつも押されていて、さらなる無力さをはっきりと認識させられた。
 もともと頭悪いんで、物事を立体的に捉えるまで時間がかかってしまった。今回の事も2年前に充分想像できる範疇だったかもしれない。いや、しかし単純なバードさんにはその時に思い描くことが出来なったのだ。
 今日ウサギは言ったんだ

    「その暗い部屋の奥を良く見てご覧よ。」

 その一言は、2年の月日を経て。自分が入った部屋の中を、今一度見渡すきっかけになった。薄暗いと思った部屋に目を凝らしたら、ソコは想像以上に広く、自分達以外に沢山の人が椅子に座っていたのだ。さぁ、目が慣れてしまったらこの後は、本当の部屋の様子を見る事になるであろう。
 扉の外が表だったのか、それともこちらが表なのか。いや、残念ながらコレはどっちが表とか言う話ではなく、どちらも本当でどちらも現実だ。ただ扉の奥の人たちは「ホントに怖いのが人の気持ち」であることに気付いている。そうだ、だからバードさんは扉の中に入れてもらえたのだ。その扉が傷ついた人々をこれ以上の災いから守るための一枚の扉なんだ。表の人からは見えない扉を自由に行き来できるバードさんに、何が出来るだろう、相変わらず口をつぐんで口角を持ち上げ、愛想笑いする以外に何が出来るだろう?




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