放送禁止歌(要注意歌謡曲)案内Part3
プリンス/DARLING NIKKI 放送禁止歌も、とうとう3ページになってしまいました。2ページ目は相当重くなってしまいましたね。よく続いたものです。やれるだけやろうと思うのですが、放送禁止歌については、なかなか参考文献もなく苦労しています。情報をいただけると、非常にありがたいと思っています。泣きが入ったところで、プリンスです。このLPはプリンスの、アルバムではもっとも売れた「パープル・レイン」の中の一曲です。日本盤の訳詞を見ると、やたらと「こすり始める」「こすり方」「こすりたい」と、こすり続けてる。何せプリンスですから、”こすっても”別に驚きもしませんが、参考文献(放送禁止歌)によると、アメリカのゴア副大統領の妻がこれを聴いて(聴くなって、副大統領夫人がこんなもん)、あまりの卑猥さ(女の子のマスターべーション)に、ワーニング・ステッカーなる警告シールをレコードやCDに貼る制度をを作ったそうです。なお、この国会聴取会に呼ばれたのが、あのフランク・ザッパで、彼は夫人を「文化のテロリスト」と呼び、「たとえどんな影響があっても、アーティストの自由を守るべきだ」と主張したという。日本盤初回プレスは、紫のカラーレコードで、結構キレイです。(2002.11.23)
あのねのね/あのねのねのしんきょく 困ったときの、”あのねのね”です。昭和53年の、要注意歌謡曲リストに入っています。シングル盤「さよならの唄」のB面です。前出の”つるつるの唄”もこの一部なんでしょうか?あのメロディーで、かなりきわどいことを唄ってます。ぬるぬるのヘビが、布団の中に入ってきて、胸や臍をはい回り、やがて、要注意部分の歌詞に・・・。♪〜ぬるぬるのヘビが、ヘソの下の毛の生えたアナ〜〜〜〜タの足の下を通って、外に出て行った〜♪。まあ、程度の低いおふざけですが。Aランクの放送禁止歌に指定されました。(2002.11.30)
びっこの仔犬/加山雄三 多分、何かのB面だったのでしょうが、なかなか見付からなかった。ベスト盤のCDは勿論、アナログ盤のLPにも入っていない。諦めていた頃、このアナログを500円で見つけた。健康的な若大将の笑顔と放送禁止歌、似つかわしくないですね。”びっこ”という言葉がいけなかったのは、理解できるところです。この言葉の付く歌を唄った歌手は意外と多く、資料を見ると、友部正人やダ・ボーズ、それに美空ひばりにも”びっこの七面鳥”というのがある。勿論、全て放送禁止歌です。作曲は弾厚作、作詞は久野征四郎という人です。びっこの仔犬が、車に轢かれて死んだ母犬を思う気持ちを歌ってるんですが、よーく考えてみると、この仔犬の悲しさや哀れさを強調するために、”びっこ”としたのかもしれない。H系や体制批判にやり過ぎはないが、もし足の不自由な人が、一人でも不快な感情を持つなら、歌の内容は別として、これは当然放送禁止にするべきかなと、私も思う。(2002.12.28)
番長数え歌/梅宮辰夫 現在は梅辰亭、あるいは辰ちゃん漬け、さらにはアンナでお馴染みの、元・夜の帝王は、放禁でも帝王(何曲もあります)です。中古レコード屋で”東京流れ唄”を買ったところ、放送禁止歌のこれが入ってました。そんな訳で、ジャ
ケは”東京流れ唄”ですので悪しからず。一応、レコードの画像も載せましょう(見えないですね)。歌詞の中に、”愚連隊”やら、”練馬鑑別所”やらが登場するので、この辺が引っかかったのでしょう。辰ちゃん本人は、我関せずで、実に気持ち良さそうに唄ってます。暢気なオヤジです。(2003.1.11)
ピストル魔の少年/三上寛 画像は復刻CDです。オリジナルアルバムは、回収されたと聞いたことがあります。6曲目の”ピストル魔の少年”という曲が、19歳の時、4人を射殺した永山則夫を歌ったものだからです。三上寛とは、同郷の同級生だったはずです。歌の中では「友達」と歌っていますが、実際にそうだったかは定かではありません。死刑判決を受けた後、獄中でマルクスの「資本論」やカントの「純粋理性批判」等の思想書・哲学書を読破し、「無知の涙」という自伝や「木橋」等の小説を書き、”新日本文学賞”を貰い話題になりました。日本文芸家協会の入会拒否問題や、獄中結婚などでも話題を振りまきましたが、何年か前に死刑が執行されました。閑話休題、問題の歌に入る前に、「暴力や暴行は、体制の冗談に違いない。永山則夫は、もしかすると冗談を言っていたのかもしれない」という三上寛の語りが入るんですが、これが原因ではないかと、私は思っている。
高校生の頃「無知の涙」を読んだが、自分が殺人を犯したのは無知であったからであり、無知を生み出す貧困、強いては社会が全て悪いという、責任転嫁をしているように思えた。逮捕された時の野良犬の様なギラギラした目と、死刑前の澄んだ目は今も忘れられない。オリジナルアルバムを完全復刻した、このCDはお薦めです。”おど”なんて曲は凄い迫力です。ジャケのイラストは佐伯俊男です。(2003.2.8)
追記・・・ザ・ディランUのCD、「きのうの思い出に別れをつげるんだもの」を聴いていたら、アルバムの中の”子供達の朝”という曲が、やはり永山則夫に捧げられた歌だということを思い出した。抽象的にぼかしてあるが、確かにそうであることは分かる。(2003.3.1)
イマジン/ジョン・レノン アメリカとイラクの間がキナ臭くなると思い出すのが、この曲。湾岸戦争の時、イギリスの国営放送BBCで放送禁止になったと言われている。イギリスも日本も、すぐにアメリカに右ならいですから・・・。ちょっと甘いかなとも思えますが、世界中の人々が平和の象徴にしているような名曲ですね。画像は、よく駅構内やホームセンターなんかで売られている海賊テープですが、選曲が群を抜いているのでUPしました。「イマジン」「スタンドバイミー」「マザー」「ラヴ」等ヒット曲の嵐、しかも歌詞カード付。侮れません。(2003.3.1).
丸の内ストーリー/畑中葉子&ビートたけし 畑中葉子のLP「メタモルフォーゼ」の中の一曲で、シングルカットもされてます。畑中葉子は、これで二曲目ですね。丸の内OLと課長サンのオフィスラブの歌です。歌もかなりキワドイんですが、畑中葉子とビートたけしの会話部分が規制の対象になったはずです。「アレがないの」で始まる会話は、抱腹絶倒の面白さです。「しょーがねえな、どーも」と、たけしは漫才そのものです。笑っちゃいます。歌そのものは、同LPの「ダスターシュート・ベイビー」(シングルカットもされた)の方が絶対過激なんですが・・・。また、このLPには、アナ−キーの仲野茂も、ほんの少しですが参加してます。(2003.3.15)
ラブホテル/下田逸郎 山下達郎と混同してる人もいますが、下田逸郎です。現在はベスト盤のCD(画像)で聴くことが出来ますね。♪〜まわるベッドの上 あかりは少しだけ 鏡でゆれながら 抱き合うだけよ〜♪と、当時のラブホの特徴がよく描かれてますね。デュエットなんですが、女の方は誰なんでしょう?。知っている方は教えて下さい。非常に良い曲で、放送禁止歌でも三本の指に入る名曲だと思います。(2003.4.5)
追記・・・2004年4月9日、掲示板でReikoさんから情報が入り、デュエットしてるのは「広中美和子」とのことです。ちなみにReikoさんは、ステージで聴いたことがあり、素敵だったとのことです。(2004.4.11)
たえちゃん/チューリップ 掲示板で、”みゆみゆさん”から頂戴した情報です。裏付けとして、財津和夫の本(題名は忘れましたが)をブックオフで立ち読み、書中のミキサーの証言で事実関係を確認し、LP「無限軌道」(左画像)と、CD「チューリップ・アンソロジー1 レアトラック集」(右画像)を入手して参りました。速いです、こういうことは。松戸市役所すぐやる課です。さて、完成後に自主規制でノイズ(LP)を入れたということです(CDはノイズなし)。歌の内容からして、昭和になってから作られた気がしますが、ノイズも必要ないし、本当は編曲も必要なしなんではないでしょうか。福岡地方で、消えずに歌い継がれてきた春歌なんですから、それなりの魅力を備えているはずです。まっ、元歌のメロディーを知らないので、何とも言えませんが、全体的にもっとスローだった気はします。歌詞(LPには記載なし)もドラマティックです。〜ふたわ女子校の中村たえこなる女の子が、恋の夢に破れ、猫いらずで自殺してしまう。〜という、全体的に何とも悲しい話です。♪〜ああ、たえちゃんよ たえちゃんよ 三途の川で 待っててね 三途の川でマルしましょう マルマルしましょう マルしましょう〜♪。とコミカルな面もあります。マルはもともと○で、伏せ字なんでしょうか?。最後の、♪〜へそ下三寸 くだりしは 涙知らずの桜貝〜♪なんて、美しい表現じゃないですか。CDにはチューリップのヒット曲の別テイクや、別メロディーもありで楽しめます。(2003.4.12)
ブラック・サバス/パラノイド 洋モノです。ブラック・サバスであれば、別に”パラノイド”じゃなくても良かったんですが、これしかないのでコレにしました。参考文献「放送禁止歌」の中で、チョロっと出て来ます。某FMラジオ局で、ブラック・サバスをかけなかったという話。つまり、「ブラック・サバス」の語感が、あまりに「部落差別」に似ているから、というもの。多分、駄ジャレ好きのオヤジの発想だと想像できます。「次の曲は、ブラクサベツのパラノイアです。」なんて、生方アナウンサーの「ミソラ・・」より確率が低いでしょうね。自主規制の行き過ぎの好例でしょう。(2003.4.26)
オー脳!/泉谷しげる 泉谷2曲目の放送禁止歌です。病気系の歌ですが、泉谷しか歌えないだろう梅毒の歌。〜♪脳に来た 脳に来た♪〜と、直球勝負です。梅毒の原因が、歌中にあるように、そーゆー行為だけではないことから、当たり前の結果かもしれません。当時、性病というと、梅毒がもっとも恐かった憶えがあります。エイズが、とかく同性愛とか相手選ばずの性行為から、という誤解に似ているかもしれません。ノイズっぽい音が、効果的に使われています。画像は、「オー脳!」が入っている4枚目のアルバム(エレック)、”光と影”です。(2003.5.17)
追記・・・1988年(株)ロッキング・オンから出た泉谷の「わが奔走」を読んだら、放送禁止部分に触れていた。♪〜アメリカじゃ梅毒になった人を 何年もあるところに閉じこめて 薬を与えず 注射もせず ほったらかして そうなれば どうなるかという実験をした〜♪という部分。国家誹謗なんだそうです。(2005.2.5)
心中日本/長谷川きよし タイトルがだめよ、という例です。つまり、”心中”という忌まわしい言葉と、畏れ多くも”日本”という神聖な言葉を組み合わせること、まかりならぬ。そういうことです。しかし画像のLPには”心中日本”と入っているし、シングル盤も見たことがあります。後のLPやシングルでは、”心ノ中ノ日本”と似て非なるタイトルに変わってます。日本のホセ・フェリシアーノと呼ばれた、盲目のシンガーソングライター”長谷川きよし”。暫く見てませんが、あのギターテクが懐かしいですね。(2003.6.28)
ヨイトマケの唄(オリジナル)/美輪明宏 幻と言われていた”白呪(びゃくじゅ)”がCD化されてました。KIVAというところから、2000年に出されたんですが知りませんでした。お茶の水のディスクユニオンで偶然見つけました。放送禁止歌満載といわれた、エレック発売のLPがオリジナルです。祖国と女達(従軍慰安婦の唄)、悪魔、ボタ山の星、ヨイトマケの唄、亡霊達の行進等いわゆる、体制批判の危ない歌(本人は多分、事実を率直に詞に書き曲を付けたのでしょうが)がいっぱいです。前掲の、泉谷しげるのもなかなかですが、やはりオリジナルには、さらなる迫力が感じられます。美輪明宏がシンガー・ソングライターだということを忘れていた、今日この頃でした。(2003.7.5)
追記・・・・ベストカップリングですが、EPを入手しましたのでUPします。もう一曲は「メケ・メケ」です。(2006.10.7)
追記2・・・10/17、日本放送協会でこの曲やってました。「働く土方」も「貧しい土方」もそのまま。ちょっと見直しましたが、大丈夫だったんでしょうか。(2006.10.21)
在広東少年/矢野顕子 掲示板で情報が寄せられたものです。矢野顕子のシングル「春咲小紅」のB面です。馴染みの中レコ屋に行くと、えさ箱にない。店主と一緒に、在庫の入っているダンボール箱をかき回すこと15分。ありました。♪〜目がみえないわたしに〜♪。♪〜耳がこわれたわたしに〜♪。この部分ですね、問題の個所は。例えば、「目が不自由なわたしに」「耳が不自由なわたしに」だったらOKだったんでしょうか?。やっぱり先回り、の感をまぬがれません。矢野顕子のLP「ごはんができたよ」にも入っています。(2003.7.26)
追記・・・この曲に関してはとても反響が大きく、多くの書き込みがありました。ライブでは、そのものズバリの言葉で歌われていた。あるいはライブ盤の中に入っている。といったものです。つまり、シングルB面の歌詞は修正後のものであるということです。
東京流れ者/竹腰ひろ子 前出の”網走番外地”が、歌全体のイメージが反社会的で、犯罪を肯定しているようなところがあるというので、要注意歌謡曲になった訳ですが、これもそうです。参考文献「放送禁止歌」に、この歌の歌詞を論じた新聞記事が載っている。”軟派””硬派”という歌詞が出てくるんですが、そのことについて、<軟派、硬派というのは、人生の裏街道を行く人々が使っていた言葉であり、ちまたで口ずさまれていた曲を、不良少女の危なくて弱い人間性がテーマの”やくざ歌謡”に仕立てたものです」>という。ところで、竹腰ひろ子は、私も憶えている。歌手というイメージ(小柄で弱々しい美人)を覆されました。やたら大柄でドスの利いた声、決して美形ではなく、和田アキ子に続く系譜を形作った気もする。(2003.8.30)
追記・・・最近別ジャケ(単色)を入手しました。(2005.12)
自己嫌悪/井上陽水 日本初のLPミリオンセラー。バカ売れアルバム”氷の世界”の中の一曲です。歌詞に、♪〜めくらの男が〜♪という一節があり、現在の再発CDからは抜かれています。たくろうの”ペニーレインでバーボンを”(前出)の「つんぼさじき」と同じですね。なかなかの曲ですが、やっぱりだめでした。よく言われることですが、「めくら蛇に怖じず」とか「めくら滅法」とかの、昔からの言葉がほんと、使えなくなってしまった例が多いですね。「つんぼの早耳」とか言いえて妙なんですがね。蛇足ですが、アルバム中の”心もよう”を聴くと胸キュンですね、今でも。(2003.9.20)
イエローキャブ/山下達郎 もっとも軽いCランクです。時間帯を考慮して・・・というものですね。作詞は吉田美奈子で、作曲が山下達郎です。理由はよく分かりませんが、タイトルでしょうか?。「極道の妻たち」の家田荘子に、同名のルポがあります。海外に出る尻軽な日本ギャル。誰でも乗せてしまう黄色人種。イエローキャブですね。内容的にダブルミーニング的な内容とも思えないんで、この辺でしょうか。画像は”イエローキャブ”が入ったエアーレコード第一号のアルバム”ムーングロウ”です。(2003.11.22)
私は狂ってるMC/よしだたくろう 以前に掲示板で情報を頂いたものです。折をみて探してたんですが、オリジナルのエレック盤は見つからなかった。多分、友達に貸して返って来なかったんだと思います。その代わりに、フォーライフの復刻が出てきたので、後に買いなおしたのかもしれません。これはオリジナルと同じで、問題のMC部分ではキ○ガイを三回も連発してます。脳波が狂ってるから始まって、「私は狂ってる」という曲に入るわけなんですが、CDは多分削除されてるんだと思いますが、未確認です。アルバム名は、「たくろう・オン・ステージ・ともだち」です。(2002.12.13)
追記・・・この後エレック盤も、ご丁寧に2枚入手しました。
追記2・・・2005年VAPから出て紙ジャケシリーズは、そのまま復刻されているようです。(2006.10.21)
静かなるアフガン/長渕剛 現在は放送禁止という制度はなく、各放送局の自主規制に任されていることは、ミスチルの「名もなき詩」の時に書きましたが、その自主規制で現実に放送禁止状態になっている曲です。ネットサーフィンしていて、どこかの掲示板で偶然に知りました。2003年にマキシシングルとして発売されましたが、歌詞カードを見てみると。♪〜アメリカが育てたテロリスト ビンラディンがモグラになっちまってる〜♪というし、♪〜ブッシュはでっかい星条旗を背に ハリウッド映画のシナリオをすげかえる〜♪というしで、確かに自主規制かもしれません。CDが発売される前にTVで歌っているのを見た記憶はあるんですが、その後ラジオ等でもあまり聴くことはない。もちろん発禁ではないのでCDは並んでいるし、最近出したライブにも入っているようです。ビンラディンも相当追い詰められているらしいので、拘束前に一度聴くことをお薦めします。(2004.1.31)
番長ブルース・おれは番長/梅宮辰夫 元夜の帝王・放送禁止歌の帝王も、今は9時には寝てしまうそうです。その分娘ががんばってるんで、まあいいでしょう。このレコードはA・B面揃い踏みの放禁歌です。反社会的ということでしょう。両面に、練馬の鑑別所が登場するあたりがダメな理由なんでしょうか。今は鑑別所どころか、少年院という呼び方もしないですね。ところで、ジャケですが、これが何で番長なんでしょうか。番長シリーズの映画のスチールなんでしょうが、革ジャンも違和感があるし、「素晴らしきヒコーキ野郎」みたいなメガネ、盾の会から借りてきたような帽子には、開いた口が塞がりません。まったく脳天気なオヤジです。(2004.4.24)
暗い日曜日/ダミア 掲示板で頂いた情報です。とうとうシャンソンまでターゲットです。馴染みの中レコ屋はシャンソンやフレンチポップスの専門家。いつもは、「確か、どこかにあるんだけどなー・・・」とゴソゴソ探し始めるんですけど、今回だけは躊躇なしに「はい、帯付き!」と言って抜き出したのが画像のLP。シャンソンなんてジックリ聴いたことなかったもんですから戸惑いました。思い出したのが、TVドラマ「傷だらけの天使」。岸田今日子が現実離れした声で、「おさむちゃん・・・」とショーケンに話しかける部屋に流れていた曲。あれはシャンソンじゃなかったでしょうか?。掲示板のとおり、1933年にハンガリーで作られた曲ですが、余りに暗い内容で自殺がかなり出たようで、ハンガリー政府は放送禁止にしたそうです。1936年にフランス語に訳されヒットしました。日本では淡谷のり子が最初にレコード化したようです。確かに暗い一曲で、自殺ソングというのも頷けます。なお、日本では「遠くに行きたい」がそれに当たるかもしれません。(2004.7.3)
追記・・・出久根達郎の「書物の森の狩人」(角川選書)を読んでいたら、ダミアの記述があった。概略は、昭和8年頃に三原山火口への投身自殺が異常に多かった(この年の一年間合計は、未遂も含めて944名)。〜前年に若いカップルの「大磯心中」があり、ダミアのシャンソン「暗い日曜日」が流行していた。失業者があふれ、テロが横行し、若者は窒息しかけていた。ダミアの歌は自殺をあおりたてる、と政府が禁止した。〜とある。日本の話でしょうから、日本でも放送禁止だったんですね。
ブンガチャ節/北島三郎 北島三郎のデビューシングルです。デビュー曲が放送禁止というのは凄い。それもアノ北島三郎。ヒットの兆しが見えたら、放送禁止だったそうです。聴いたことない人の為に、一番のみ記します。♪〜あの娘いい娘だ こっち向いておくれ キュキュキュキュー すねて横むきゃ なおかわい ブンガチャカブンガチャカ〜♪というものです。キュキュというのが、ベッドの軋む音を連想させるというので、何と一週間で引っ掛ったそうですから、つぼイの「金太の大冒険」と同じです。でも逆にそれが話題になり、次の「なみだ船」が売れて、レコード大賞新人賞を取ったそうだから、何が幸いするか分かりません。なお、参考文献(放送禁止歌)のレコードの画像は「なみだ船」とのベストカップリングで、「泣き虫横丁」がB面の、こちらがオリジナルシングルだと思います。(2004.7.25)
662 BPM by DG 掲示板情報です。このCDアルバムのほとんどが放送禁止だという。こんな機会がなければ、電気グルーヴは一生聴かなかったかもしれません。ところが聴いてみると、これが心地良い。他のアルバムまで買ってしまいました。ところで、662 BPMなんですが、この歌詞は危ないです。確かに放送禁止ですね。以前、何かの雑誌で、石野卓球が「歌詞はほとんど重視していない」という発言を目にしたんですが、それならこんなに禁止語を連発しなくても・・・、と思うくらいの連発。カニバリズムあり、著作権侵犯あり、人権侵害(特にブスにたいして・・。「ブス」も放送禁止用語?)、キ○ガイの連呼あり、と、やりたい放題、言いたい放題です。それなのに一種の心地良さを感じるのは、サウンドなんでしょうか?。けっこう直ぐに手に入りました。(2004.8.15)
シビレ節/植木等 子供の頃、植木等の”日本一の・・・・”シリーズを観てはバカ笑いしてました。現在もベストCDとか、”スーダラ伝説”なるシングル(ヒット曲をメドレーで歌っている)もあるが、この曲は必ず入っていない。憶えてるんだからヒットしたはずなんですが。青島幸男が作詞、宮川泰の作曲のこの曲は、”日本一のゴリガン男”の挿入歌でもある。♪〜俺はあの娘にシビレてる バアさんはエレキにシビレてる かあちゃんは有名校にシビレてる おやじはふぐ食って これまたまたまたシビレてる〜♪と最後のオチを決める訳ですが、三番のオチが、♪〜じいさんも中気で これまたまたまたシビレてる〜♪というのが問題になり、放送禁止になったという訳です。やむ得ないかもしれません。病気系はやっぱりいつまでもダメですね。(2004.9.4)
追記・・・その後ベスト盤をみたら入ってました。ただ内容までは未確認です。
ロクサーヌ/ザ・ポリス 掲示板で提供された情報です。あるだろうと思っていたポリス。それも2曲も教えていただきました。一曲目が、この「ロクサーヌ」。別に過激な歌詞でもなく、インモラルでもなく、猥褻でもないのに、イギリスでは長らく禁止だったとか。「ロクサーヌ」が売春婦の名前だからだそうですが、さすがジェントルマンの国と言うべきなのか・・・。国中の誰もが知る実在の、それも伝説の売春婦、ででもあるんでしょうか。何か解せません。例えば日本では、右画像のようにズバリ「コールガール」(映画のタイトルでもある)という、元ピンクレディーのミーのアルバムもある。ジャケだって、黒下着でけっこうH系です。詳しい事情が分かる方がいれば、是非ともお教えいただきたいものです。なお画像は、ポリスのファーストアルバムです。「ロクサーヌ」は、他のベストアルバム等にも普通に入ってます。(2004.11.7)
関東流れ者/松方弘樹 「網走番外地」もそうなんですが、この歌も誰が歌っても放送禁止になる。他にも渡哲也なんかも歌ってますが、やっぱりAランクの放送禁止歌です。退廃的なムードややくざ言葉がNGなんでしょうが、銀座をザギン、浅草をエンコ、新宿をジュクと呼んで何が悪いんでしょう。ジュクなんて一般の人(私と同じ田舎者でしたけど)も使ってるのを聞いたことありますけど。松方弘樹もこんな歌唄わず、カジキマグロでも釣ってろっ、てか。お陰で千葉マリアまで釣っちゃいました。何だか訳の分からないコメントと放送禁止歌である。それにしても、松方さん若かった。(2004.11.21)
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